師走はすぐそこ。ここから年末に向けて忙しくなるシーズンですが、そんな12月に3.5万円以内で行けるアジアのデスティネーションをピックアップ。12月らしい風景や体験をご紹介します。今年一年頑張ったごほうびに海外旅行もいいですね。
※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーで、出発日、現地出発日ともに「月全体」から「12月」を選んで検索した際の最安価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人 1 名、 往復便、乗継便含む)。記事公開日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
1. 南国のクリスマスムードを満喫|マニラ(フィリピン)
通年で温暖な気候のフィリピンは、11月以降から徐々に乾季に入ります。首都マニラは乾季と雨季がはっきり分かれていて、12月は暑さから解放され、過ごしやすい時期になりますよ。そんな12月のマニラに訪れるなら、教会は外せません。

カトリック教国のフィリピンには、街中にカトリック教会が点在。クリスマスシーズンの12月は、中旬ごろからキリスト生誕の25日まで毎日ミサが行われており、観光客も見学できます。中でもおすすめなのは、マニラ唯一の世界遺産「サン・アグスチン教会」。1599年から7年の歳月をかけて建設されたもので、石造りの教会としてはフィリピン最古のものなのだそう。パリから取り寄せたという豪華なシャンデリアやイタリア人画家による壁画など、豪華な内装も必見です。

マニラの歴史に触れた後は、急成長中の地区「ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)」へ。フィリピン軍の基地があった場所が再開発された、都会的なエリアです。高級ショッピングモール「SM オーラ・プレミア」や、民芸品や特産品のお店が集まる「マーケット!マーケット!」、近代的な博物館やレストランもあるので、さまざまな体験がまとめて楽しめるのもうれしいですね。

2. 極寒でも人気の観光地|ハルビン(中国)
中国北東部にある黒龍江省の省都ハルビン(哈爾賓)は、まだあまり知られていない観光地。ロシアとの国境に面していることから、ロシア文化が感じられる一面も。冬の平均最高気温はマイナス13°Cという極寒の地ですが、冬も人気の観光地なんです。

まずチェックしておきたいのは、市街地にある「聖ソフィア大聖堂」。1907年にロシア兵士の軍用教会として創建されたもので、1923年から9年にわたって続いた再建工事によって現在のような豪華な建物になりました。玉ねぎのような形のドーム状の屋根に赤レンガの壁といった、典型的なビザンチン様式の建築美を見ることができます。内部はハルビンの歴史を知ることができる、博物館になっています。

ハルビンらしい自然を感じたい人は、松花江の北にある「東北虎林園」へ。純血種のシベリアトラ(アムールトラ)が生息する世界最大級の施設です。ネコ科最大といわれるシベリアトラが雄大な自然に囲まれた地で生きている様子を、鉄格子に囲まれた車で巡ることができます。雪で真っ白に染まった地に勇ましいトラたちが悠々と過ごしている風景は、圧巻です。

3. 寒くてもやっぱり大人気|チェジュ(韓国)
韓国の最南端に位置する国内最大の島で、別名“韓国のハワイ”とも呼ばれる人気のリゾート地「済州(チェジュ)島」。花や海の印象が強いですが、冬の済州島は気温が下がるので暖かい服装で出かけた方がよさそうです。

そんな12月の済州島で冬らしい風景に出合えるのが、島の中央に位置する「漢拏山(ハルラサン)」。2007年にユネスコ世界自然遺産に登録された標高1,950メートルの活火山です。通年でオープンしていて四季折々の景色に触れられるのが魅力。トレッキング愛好家たちに人気のスポットで、さまざまな登山ルートがあるので、自分に合ったコースを選んで快適に歩きましょう。冬は特に気温の変化が激しいので、麓で天気がよくても暖かい装備を心がけてくださいね。

雪景色から一転して、12月から1月に見頃を迎える花スポットもご紹介しましょう。西帰浦市爲美里(ウィミリ)にある「済州椿樹木園」は、椿とよく似たサザンカが群生するエリアで、赤やピンクの花びらが地上を覆い、とてもフォトジェニックに。リゾート地のチェジュらしい風景に出合えるはずです。

4. 少数民族の文化に触れる|ハノイ(ベトナム)
南北に延びるベトナムは、地域によって気候はさまざま。北部に位置するベトナムの首都ハノイは、亜熱帯気候に属しており、冬になると最低気温が10度以下になることも。12月は乾季にあたり、湿度が少なく過ごしやすいですが、朝晩と日中の寒暖差があるので気温の変動に注意しましょう。

ベトナムはキリスト教信者が多いわけではありませんが、日本と同様に宗教に関係なく12月にはクリスマスムードに。市内の教会ではライトアップする所もありますよ。そこでチェックしておきたいのが、ハノイ最古のカトリック教会「セントジョセフ大聖堂(通称「ハノイ大教会」)」です。ノートルダム大聖堂のようなゴシック建築で、1886年に建てられました。かつてフランス領だったベトナムならではの教会で、聖母マリア様の銅像が出迎えてくれますよ。

ベトナムの歴史に興味を持ったら、ハノイ市内のコウザイ地区にある「民族学博物館」へ足を運んでみましょう。ここではベトナムの少数民族の生活様式を学ぶことができます。屋外の展示場には、実物大の民族家屋のレプリカが建てられており、実際に内部を見学することもできますよ。カフェもあるので、博物館を見学がてら休憩するのも楽しそうですね。
