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これぞ日本の紅葉!金沢・兼六園の紅葉ライトアップを見に行こう

兼六園やひがし茶屋街といった歴史的な建造物が軒を連ね、情緒あふれる城下町の風情を今に残す街、金沢。晩秋から初冬にかけての金沢には、鮮やかに染まる紅葉の日本庭園と、冬の風物詩「雪吊り」が見られる兼六園や、漁期の限られた冬の味覚「香箱蟹」など、見どころ、食べどころがいっぱいです。金沢の旬な情報を地球の歩き方 金沢Web特派員 ayucameさんに紹介いただきます。

 

 

秋から冬にかけて、普段以上に見どころ満載の金沢

小松空港から金沢市内へのアクセス

金沢最寄りの空港・小松空港から金沢市内へのアクセスは、北陸鉄道が運行する小松空港リムジンバスが便利です。金沢駅西口(金沢港口)までの所要時間は約40分、料金は1,130円。飛行機の発着時刻に合わせた運行時刻になっているので、待ち時間がなくスムーズに利用できます。朝、夕の便は、金沢駅から近江町市場近くの武蔵が辻を経由して、市内中心部の香林坊まで運行しています。ICカードは北陸鉄道のICa(アイカ)のみ利用できます。PASMO(パスモ)、Suica(スイカ)などは使えませんのでご注意ください。

小松空港から金沢市内へは小松空港リムジンバスが便利

【スポット情報】
北陸鉄道 小松空港リムジンバス
電話:076-237-5115(8:00~19:00 年中無休)

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駅が美術館?!九谷焼、輪島塗、加賀象嵌が勢揃い

小松空港リムジンバスは金沢駅西口(金沢港口)に到着します。兼六園やひがし茶屋街など市内中心部に向かうバスの多くは東口(兼六園口)に発着するので、西口から東口までコンコースを通って移動する必要があります。

金沢駅の西口と東口を結ぶコンコース

金沢駅のコンコースはただのコンコースではありません。両側の各柱に九谷焼、輪島塗、加賀象嵌(かがぞうがん)など、石川県が誇る伝統工芸の技法で作られたパネルがはめ込まれています。全部で24点が展示されており、これはもう駅がプチ美術館と言っても過言ではないでしょう。

パネルがはめ込まれた金沢駅の柱

アメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』Web版で、金沢駅は世界でもっとも美しい駅14選の6位に選ばれています。街に出る前に駅自体がひとつの観光スポットになっているのです。

柱の中に飾られる輪島塗

そして、東口(兼六園口)には能楽の鼓をイメージした「鼓門」があります。鼓門は今や金沢の表玄関のシンボルです。鼓門から駅舎に続くガラスのドーム「もてなしドーム」は、雨が多い金沢で傘を差し出すイメージなのだそう。

ちなみに、このような天井が高い建物では鳩などが住みついてしまうことが多く、その糞害で足元と上空に注意をして歩かなければなりませんが、もてなしドームではそんな心配はいりません。鷹匠により、定期的に鷹を飛ばして鳩が住みつかないようにパトロールがされているので、利用者は安心して歩くことができます。これも金沢流おもてなしのひとつなのです。

金沢の表玄関のシンボル「鼓門」
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まさに絶景!兼六園の紅葉ライトアップ

11月中旬頃から12月にかけて兼六園では園内各所で紅葉が見られます。園内に広がる林泉回遊式庭園各所に植えられたモミジやカエデが鮮やかに色付き、霞ヶ池、瓢(ひさご)池等に映り込むさまは絶景です。天気の良い日は園内から医王山方面の山々の紅葉も見ることができます。

11月中旬頃から12月にかけて見頃を迎える兼六園の紅葉

また、11月に入った頃から1ヵ月程かけて、園内では各樹木に雪吊りが施されます。雪吊りとは、樹木に添って竹竿を立て、その先端から垂らした縄で枝を吊って支える園芸法です。北陸特有の湿気を含んだ重い雪から枝を守るもので、冬の兼六園の風物詩になっています。幾何学的な美しさの雪吊りと紅葉のコラボレーションが見られるのもこの季節ならではです。運がよければ雪吊りの作業の様子も見る事ができます。

雪吊りと紅葉のコラボレーション

11月の中旬から12月上旬にかけて、兼六園と金沢城公園では夜間ライトアップイベント「ライトアップ 秋の段」が行われます。2017年は11月17日から12月9日にかけて行われる予定です。この期間の兼六園は17:30から21:00まで無料開放されます(入場(入園)は20:45まで)。ライトアップの見どころは瓢池などの水辺です。水面が水鏡となってライトに照らされた紅葉が映りこみ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。

水面に映える夜の紅葉ライトアップ
ライトアップされた幻想的な兼六園

【スポット情報】
兼六園

住所:石川県金沢市兼六町1
電話:076-234-3800
開園時間:
3月1日~10月15日 7:00~18:00(退園時間)
10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)
開園日:年中無休

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有名パティシエのスイーツでティータイム

兼六園の入口のひとつ随身坂口の近くにある石川県立美術館内に、世界的に有名なパティシエ、辻口博啓氏がプロデュースするカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ(LE MUSEE DE H)金沢店」があります。兼六園散策でたくさん歩いた後は、絶品スイーツを食べながらひと休みしてはいかがでしょうか。カフェの利用だけなら美術館の入場料は要りません。

ル ミュゼ ドゥ アッシュ金沢店

カフェの周囲は緑溢れる本多の森公園になっていて、カフェ利用では、木漏れ日が差し込むカウンター席がおすすめ。数量限定ですがランチメニューもあり、パスタ、オムライス、パンとスープのセットの3種類から選べます。

木漏れ日が差し込むカウンター席と絶品スイーツでひと休み

【スポット情報】
ル ミュゼ ドゥ アッシュ(LE MUSEE DE H) 金沢店

住所:石川県金沢市出羽町2-1県立美術館内
電話:076-204-6100
営業時間:10:00~19:00(18:30 L.O.)
定休日:年中無休

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着物姿が映える情緒豊かな「ひがし茶屋街」

兼六園や金沢21世紀美術館と並ぶ、金沢屈指の人気観光スポットの「ひがし茶屋街」では、古い建物や街並みがしっかりと保存されています。木虫籠(きむすこ)と言われる出格子が連なる通りは、初めて訪れた方が「まるで映画のセットみたい」とか「タイムスリップしたいみたい」などと驚く、ノスタルジックな光景です。

古い建物が残る「ひがし茶屋街」

情緒ある古い町並みには着物姿の人が似合います。着物姿になって街の主役になってみませんか。金沢市内にはレンタル着物を扱う店が8店ほどあります。料金は着付け込で5,000円前後が平均的なようですが、リーズナブルな料金がウリの店やハイグレードな着物を貸す店などさまざまです。当日予約でもレンタルできる店もありますし、市内主要ホテルのフロントに着物を返却できる店もあります。金沢は雨が多い街なので、雨傘や雨天用の草履、コートなどの用意がある店がおすすめです。

木虫籠と言われる出格子が連なる通り

着物姿で思い出の一枚!プロカメラマンに撮影してもらおう

着物で風流に決めたら、当然スマートフォンやお手持ちのカメラで撮影なさるでしょう。それでも素敵な写真が撮れるとは思いますが、せっかくドレスアップしたのだからプロの出張カメラマンに撮ってもらってはどうでしょう。プロのカメラマンは構図の取り方や光の使い方が絶妙です。また、地元のカメラマンは写真映えする撮影ポイントを知り尽くしていますから、ひと味もふた味も違う思い出に残る写真になるでしょう。もちろんSNS映えすることも間違いありません。

プロのカメラマンによる撮影
構図の取り方や光の使い方が絶妙な着物撮影
写真映えする撮影ポイントでの着物撮影

こちらの3枚の写真は、カメラマン中西優氏による撮影の一例です。料金は1時間1万円~で30カット以上撮影してくれます。1万円はちょっと高いと感じる方もいるかもしれませんが、グループで申し込めばそれ程でもありません。たとえば4人グループなら1人当たり2,500円~となります。それで思い出に残る写真が撮れるのであればとてもお値打ちですよね。

※撮影条件によって料金が異なりますので詳細はお問い合わせください。

【スポット情報】
M’s photography

問い合わせ:http://www.ms-photography77.com/contact

申し込み:https://form.os7.biz/f/eda9506e/

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茶屋街の芸妓さんたちも好んで食べたハイカラメニューでランチ

ひがし茶屋街の入口付近に周囲の建物とは趣が異なる洋館風の建物があります。趣は異なるけれども不思議と周りに溶け込んでいるその建物は、創業100年を超える老舗洋食店の「自由軒」です。

創業100年を超える老舗洋食店の「自由軒」

人気のメニュー「昔のカツ丼」、通称「むかかつ」は、茶屋街の芸妓さんたちの要望で生まれたメニューだそうです。ごはんの上にひと口サイズの牛ヒレカツが敷き詰められ、その上に湯がいたキャベツがたっぷり盛られ、スライスきゅうりがトッピングされています。

ごはんの上に盛られた牛ヒレカツ、キャベツ、スライスきゅうり

丼の蓋をあけるときゅうりとキャベツしか見えないので「お肉は!?カツはどこ!?」と焦りますが、大丈夫。キャベツの下にたっぷりカツが隠れていますからご安心ください。牛ヒレカツはやわらかく、キャベツときゅうりのおかげでさっぱりと食べられます。

キャベツの下にたっぷりの牛カツ
茶屋街の芸妓さんたちに人気のレストラン「自由軒」

【スポット情報】
自由軒

住所:石川県金沢市東山1-6-6

電話:076-252-1996

営業時間: 11:30~15:00/17:00~21:00(平日)(16:30~(土日祝))

定休日:毎週火曜日/毎月第3月曜日

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繁華街の中心にある観光にもショッピングにも便利なホテル

金沢での宿泊は、繁華街の中心にあるシティホテルはいかがですか。「金沢 東急ホテル」は繁華街の香林坊交差点に位置しますが、長町武家屋敷跡がすぐ近くにあり、兼六園や金沢21世紀美術館へも徒歩圏内と観光の拠点としても好立地です。同じビル内に「東急ハンズ」があり、トラベル用品で何か足りない物があっても調達が容易です。通りの向かい側はデパートなので、金沢土産の和菓子などを探すのにも便利です。

繁華街の中心にある「金沢 東急ホテル」

客室は近年リニューアルされたばかりなのできれいです。繁華街の中心にあるので食事には事欠きません。周囲には地元の方に人気の飲食店が多数あり、飲み屋も星の数ほどあるので、夜遊びも心ゆくまで楽しめますよ。

リニューアルされた客室

【ホテル情報】
金沢 東急ホテル
住所:金沢市香林坊2-1-1
電話:076-231-2411

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茶屋街の町家で金沢フレンチ

金沢は和食のイメージが強いと思いますが、意外にも石川県の人口当たりのフランス料理店の数は東京都に次いで全国で2番目に多いのだそうです。新鮮な食材も豊富ということもあってフレンチのレベルも侮れないのです。ひがし茶屋街を訪れたら、リノベーションした町屋で営むおしゃれなフレンチレストラン「東山ロベールデュマ」でのディナーはいかがですか。

リノベーションした町屋が並ぶ通り

ミシュランガイドにも掲載されたこちらのお店では、地物食材を取り入れた“これぞ金沢フレンチ”と言える絶品の料理が食べられます。

ミシュランガイドにも掲載されたフレンチレストラン

九谷焼作家の四代目 徳田八十吉の器で提供されるコースもあります。予約の時にお問い合わせください。
徳田八十吉と聞くと怖そうなお爺さんを想像しがちですが、四代目は素敵な女性です。女性ならではの繊細な感性で作られた器は、フランス料理との相性もぴったり。舌だけではなく眼でもフランス料理が楽しめますよ。

四代目 徳田八十吉の器で提供されるコース
九谷焼とフランス料理の相性はぴったり

【スポット情報】
東山ロベールデュマ
住所:石川県金沢市東山1-13-9
電話:076-254-0909
営業時間:11:30~15:00/17:30~23:00
定休日:月曜日

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この時期の金沢でしか食べられない期間限定の絶品グルメ

石川県では11月6日からズワイ蟹の漁が解禁になります。多くの地元の方が好むのは、雄のズワイ蟹よりも雌の香箱蟹(こうばこがに)です。味の濃さはズワイ蟹が勝りますが、香箱蟹の繊細な味もまた格別。それにプチプチ楽しい食感の外子と濃厚な美味しさの内子をたっぷりとお腹に抱えています。また、香箱蟹はお値段の安さも魅力。ズワイ蟹だと数千円から、良い物は2~3万円もしますが、香箱蟹は数百円から高くてもせいぜい2000円程度とお手頃です。

繊細な味が魅力の期間限定グルメ香箱蟹

ズワイ蟹は年が明けても漁期が続きますが、香箱蟹は資源保護のために年末で漁期が終わってしまい、地物が食べられる期間は2ヵ月弱しかありません。また、県外にはほとんど出荷されていないため、香箱蟹はこの時期の石川県でしか食べられない限定グルメです。

身を出して食べやすく提供された香箱蟹

この時期になると、和食はもちろんですが、フレンチやイタリアンなどさまざまなシェフたちもこぞって香箱蟹を使ったメニューを考案し提供してくれます。
香箱蟹は小さいので自分で身を出して食べるのはなかなか大変ですが、気が利いた店では上の写真のように身を出して食べやすくして提供してくれます。脚肉の下には内子、外子がたっぷり。

金沢おでんの「カニ面」もこのような形です。11~12月に金沢に旅行されたらぜひ味わってみてください。予約などの際に「香箱蟹を使ったメニューがありますか」と確認すると良いでしょう。

金沢おでんの「カニ面」

秋から冬にかけて、魅力満載の金沢をぜひ訪れてみてください。11月中旬を過ぎると、冬型の気圧配置で天気が崩れる日も多くなり、12月には雪の便りもチラホラ。食べ物が美味しくなる季節ですが、雨対策、寒さ対策をどうぞお忘れなく。

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筆者プロフィール

地球の歩き方金沢Web特派員 ayucame

金沢市近郊の寺院で女性住職をしています。女性住職と聞くと珍しく思われるかもしれませんが、私の周囲には意外に多いのです。 最近カメラを始めました。時間が出来れば1眼レフを抱えて金沢市内を撮り歩いています。 主な被写体は街並みと坂道。それと美味しいお料理です。金沢の旬な情報を地球の歩き方金沢Web特派員ブログからお届けしています。

尚、本記事ではカメラマン中西 優さんの許可を得て、一部画像を使用させて頂いております。

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