1.台北(台湾)
桜の見ごろ:3月上旬~末頃まで
アクセス方法: MRT淡水駅2番出口からシャトルバスで約30分、天元宮下車。そこから徒歩2分程度。
2.バンクーバー(カナダ)
クィーン・エリザベス・パーク、スタンレーパーク、バンデューセン植物園、サトクリフ公園など、街中に4万本以上の桜が咲くバンクーバー。1930年代にスタンレー・パークにある、「日系カナダ人戦没者記念慰霊碑」に日本から寄贈されたことから桜の歴史が始まりました。毎年開催される「バンクーバー桜祭り(Vancouver Cherry Blossom Festival)」は、2017年3月30日から4月23日までの約1ヶ月間。期間中、市内各所でさまざまなイベントが開催されます。
桜の見ごろ:3月~5月上旬頃まで
スタンレーパークへのアクセス:ダウンタウンから出ている19番のバスに乗り、w Georgia St FS Denman Stのバス停下車。
3.パリ(フランス)
筆者の住むパリでは春になるとセーヌ川沿いや、エッフェル塔そばのシャン・ド・マルス公園で花見のようなピクニックを楽しむ人たちをよく見かけますが、少しパリ市内から足を伸ばし、「ソー公園(Parc de Sceaux)」では、もっとのんびり桜を楽しむことが出来ます。
この公園の庭は、ヴェルサイユ宮殿の庭園などを設計し、フランス式庭園の様式を完成させた、アンドレ・ル・ノートルが設計しました。それもそのはず、もともとあった城館は、ヴェルサイユ宮殿を建てたルイ14世の財務長官ジャン=バティスト・コルベールのために建てられたものだからです。建物の外観の一部と、庭のレイアウトが現在も残り、城館は博物館になっています。素晴らしいシンメトリーの庭園には白い桜とピンクの桜が咲くエリアがあり、2度楽しんだ気分になります。
桜の見ごろ:4月中旬頃
ソー公園へのアクセス:RER B線でSceauxにて下車。徒歩10分ほど
4.ボン(ドイツ)
あの有名なドイツの作曲家、ベートーヴェンの生家「ベートーヴェン・ハウス」(Beethoven-Haus)の近くの住宅街にあるヘーア通り(Heerstraße)には、1980年代に八重桜が植えられました。ボンボンのような濃いピンクの桜が通りの両側を埋め尽くすことで有名になり、今では世界中から観光客がやって来るのだそうです。この通り以外でも、旧市街にも桜が咲く場所があり、フリーマーケットなどが開催されて、桜の時期は街中がお祭りムードです。
桜の見ごろ:4月下旬頃
アクセス:ケルン/ボン空港から高速バスSB60で、Bonn, Beethovenhalle und SWB下車。そこから歩いて15分ほど。
5.ストックホルム(スウェーデン)
日本の桜が終わった頃、もう一度桜を見たい!という方におススメなのが、スウェーデンのストックホルムにある、王立公園。町の中心部にあるこの公園には、日本から贈られた何百本もの八重桜が咲き、春の訪れを祝っているようです。周囲にはカフェなどもあり、のんびりと時間を過ごしながら桜をめでるのもいいかもしれません。
桜の見ごろ:4月下旬頃
アクセス:ストックホルム中央駅から青ラインで Kungsträdgården(王立公園駅)下車、徒歩1分。
筆者ご紹介 | ||
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| ライター Hirokoイベントやテレビの制作をした後、ライターに。アート、ファッション、ライフスタイルと、幅広く執筆。毎日同じことを繰り返すのが嫌いで、同じ場所にも留まっておくことができず、2~3ヶ月に一度は旅に出る日々。現在はパリ在住のため、さらに旅を満喫中です。 |