スカイスキャナー ニュース 青い空にまぶしい太陽、人気のアンダルシア三都・セビーリャ、コルドバ、グラナダの楽しみ方

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青い空にまぶしい太陽、人気のアンダルシア三都・セビーリャ、コルドバ、グラナダの楽しみ方

白い町並み、ひまわり畑、フラメンコに闘牛、そして陽気な人々。そんなスペインならではの魅力に溢れたアンダルシア地方三都・セビーリャ、コルドバ、グラナダの楽しみ方を地球の歩き方 バレンシアWeb特派員の田川敬子さんに紹介いただきます。

世界で3番目に大きなセビーリャの大聖堂

アンダルシア州の州都・セビーリャは16~17世紀に新大陸から宝を載せた船が大西洋から川を遡って訪れ、当時はスペインで一番人口が多く栄えた都市でした。現在でも当時の繁栄を感じさせる華やかさや活気、伝統を感じることができ、オペラ『カルメン』や『セビリアの理髪師』の舞台にもなりました。

新大陸とセビーリャを結んだグアダルキビール川

セビーリャの大聖堂(Catedral)は、バチカンの聖ピエトロ大聖堂、ロンドンの聖ポール寺院に次いで世界で3番目に大きなキリスト教寺院で、世界遺産に登録されています。広い堂内には、新大陸を発見したコロンブスのお墓や、ムリーリョやスルバラン、ゴヤといったスペイン絵画の巨匠の作品も多数あります。隣接するヒラルダの塔はセビーリャのシンボル。町が一望できる高さ70メートルの展望台へは、螺旋スロープで登ることができます。

世界で3番目に大きなセビーリャの大聖堂

フラメンコの町、セビーリャ

マリア・ルイサ公園内にあるスペイン広場(Plaza de España)も外せないスポットです。1929年に開かれたイベロ・アメリカ万博の会場としてつくられ、半円形の大きな建物の壁に飾られたスペイン各県を描いた陶器タイル装飾や、陶器で装飾された橋は見応えがあります。

ムデハル様式を取り入れた半円形の建物と陶器使いがすばらしいスペイン広場

また、セビーリャはフラメンコが盛ん。フラメンコ鑑賞ができるタブラオ(舞台のあるバル、レストラン)が何軒もあるほか、フラメンコ博物館やフラメンコライブのあるバルなどで本場のフラメンコを楽しむことができます。毎年春にはセマナ・サンタというカトリックのお祭りと、日本ではセビーリャの春祭りと呼ばれるフェリアが開催され、どちらも世界中から観光客が訪れる盛大なイベントです。

華やかなセビーリャの春祭りは一見の価値あり

パティオ(中庭)はコルドバの伝統文化

コルドバには、入り組んだ小道と白壁の家々が並ぶ旧ユダヤ人街(La Judería)があり、コルドバ歴史地区として世界遺産に登録されています。コルドバの住宅にはローマ時代から続くパティオ(中庭)文化があり、毎年5月に開かれるパティオ祭りでは花であふれたパティオの美しさを競います。パティオ祭りの詳細はこちらから。

外壁のあちこちに飾られた鉢植えの花がコルドバらしさを醸し出しています。

イスラムの残り香が漂ううるわしのグラナダ

グラナダは、711年にイベリア半島に侵入しほぼ全域を支配下においたイスラム勢力最後の砦でした。今でもイスラム文化の名残を感じさせるエキゾチックなグラナダの最大の見所は、13~14世紀にかけて丘の上の城内に建てられたイスラム宮殿、世界遺産のアルハンブラ宮殿です。

アルバイシンから見たアルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿は敷地が広く、全部見てまわるには4時間は必要。もっとも見応えのあるナスル宮は入場者数制限があり、また入場券は事前にインターネットで買うことが広く知られているため当日券の購入は難しいと言われています。事前に予約することを強くおすすめします。

美しさに何度も感嘆するアルハンブラ宮殿

町歩きが楽しいのもグラナダの魅力。イスラム時代には市場で、現在は土産物店がひしめくアルカイセリア(Alcaicería)や、アラブ料理店やアラブ茶屋(Tetería)が並ぶエキゾチックなカルデレリア・ヌエバ(Calderería Nueva)通りをぶらぶらしたり、またバル巡りもおすすめです。グラナダの多くのバルでは、飲み物を1杯頼むと無料のタパスがついてくるのも嬉しいです。

イスラム時代は市場だったというアルカイセリア

アンダルシア三都へのアクセスは陸路が便利

アンダルシア三都へのアクセスについて紹介します。どの都市にも空港はありますが、日本からの直行便はないため、まずは各都市へのアクセスが良いマドリードへ行きましょう。セビーリャ、コルドバともにマドリードから高速鉄道AVEが出ていますので、こちらがおすすめです。

拠点となるマドリード空港

筆者プロフィール

地球の歩き方 バレンシアWeb特派員 田川 敬子

2002年より在住。バレンシアの日系企業、地元企業勤務を経て現在は通訳やコーディネイト、ガイドブック等の仕事をちょこちょこと。バレンシアの旬な情報を地球の歩き方 バレンシアWeb特派員ブログからお届けしています。