平日の仕事で、今日もお疲れのみなさん!週末で思いっきりリフレッシュするために、週末旅行に出かけてみるのはいかがでしょうか。
旅に出て、気持ちも切り替え、英気を養う・・・そんな自分へのご褒美で旅に出かけるのであれば、週末で国内!ではなく、週末で海外まで羽を伸ばしていてはいかがでしょうか!土日があれば、近場の海外なら、国内旅行並み、いや、国内旅行以上に、十分すぎるくらい楽しむことができます。
今回は、週末で十分楽しめる、「48時間でタイ・バンコクを楽しむ方法」を紹介します。

バンコクへのフライトは羽田空港の深夜発
バンコクへのフライトは、羽田空港の深夜0時台がおすすめです。それなら社会人の方も仕事帰りに空港に向かうことが可能なので、早めに休みを始めることができます。約6時間半のフライトで熟睡すれば、目が覚めたらバンコクに着いていることでしょう!
それではここから、週末をフル活用してバンコクを楽しむためのモデルプランを発表します。
金曜日
【22時】羽田空港に到着。チェックインして、遅めの夕食。
【0時台】羽田空港を出発。

土曜日
【5時】バンコク到着。入国審査、両替などを済ませたら、電車でバンコク市内へ。
【7時】市民の憩いの場・ルンピニ公園にある屋台で、地元の人に交じって朝ごはん。朝ごはんの後は、ジョギングする人たちに交じって公園をお散歩。地元の人の生活を垣間見ることができます。

【8時】次の目的地へ移動。タイの移動は配車タクシーアプリ「Grab」が圧倒的に便利!東南アジア版の「Uber」で、車の呼び出し、行き先の指示、決済まですべてスマホで完結します。日本で事前にダウンロードして設定しておきましょう。車ではなく、バイクタクシーも呼び出せます。結構スリリングです(笑)。バイクタクシーも車より安いですし、もちろんナビはあるので、その点は安心です。
【9時】バンコク最古の歴史を誇るお寺「ワット・ポー」へ。大きな寝釈迦仏が有名。また、このエリアには王宮や王室の守護寺でもあるワット・プラケオをはじめとした主要な寺院があるので、ワット・ポーを見た後は周辺を散策するのがいいと思います。

【13時】ランチはパッタイ!僕が好きなお店はパッタイ専門店「バーンパッタイ(Baan Phadthai)」。おしゃれな雰囲気の店内で、『ミシュランガイド』でビブグルマン(手頃な価格=日本では5,000円以下=でおいしいお店を認定する部門)にも選ばれています。近所にあったら絶対に通う。
【14時】お腹がいっぱいになったら睡魔が訪れると思うので、本場のタイ古式マッサージでリラックス(&お昼寝)をしましょう。マッサージ中、最初はお昼寝できますが、終盤は悶え続けることになるかもしれません。
【16時】ホテルにチェックイン。
【18時】夕暮れが近づいてきたら、「ラチャダー鉄道市場(タラート・ロットファイ・ラチャダー)」へ行きましょう。ここはナイトマーケットで、週末は特に賑わっています。市場を散策するのも楽しいと思いますが、ここでのメインイベントは隣接するショッピングモール「エスプラネード」からの夜景鑑賞。4階の駐車場から見下ろす夜のラチャダー鉄道市場は、屋台の屋根がカラフルに光っており、絶景。インスタ映え間違いなしです。

【20時】テレビ番組『アナザースカイ』の堀江貴文さんの回でも紹介されていた、小エビの踊り食い(クンテン)が楽しめる「ヌワット」へ。ここはおいしいだけでなく、ちょっと楽しいお店。丼に大量に入った川エビを、丼に蓋をして振ります。そして気絶したエビを食べるというちょっと残酷な料理ではありますが、現地ならではの体験ができます。味もいいのでオススメです。僕が行った時は地元の人で満員でした。
【23時】バンコクの夜はルーフトップバーで。映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』にも出てくるルーフトップバー「シロッコ」で大人なバンコクを堪能しましょう。ドレスコードがあるので、ドレスアップはマストです。また、アジアのクラブシーンの中でも一番熱いと言われるのがバンコク。体力があれば、ここからさらに夜の街に繰り出してみるのもいいでしょう!

(Songchai W/Shutterstock.com)
日曜日
【8時】タイと言えば、水上マーケット。その中でも一番人気と言われる「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」は、車で1時間半ほどかかるので早起き必須です。前日遊びすぎた方は、諦めて寝ましょう(笑)。

(aphotostory/Shutterstock.com)
【13時】ランチももちろんタイ料理でしょう!ちょっとお洒落な雰囲気のお店「THE LOCAL」で食べるタイ料理もいいのでは?マッサマンカレーは必食です。
【15時】お洒落な雰囲気の食事で心と胃袋が落ち着いた後は、バックパッカーの聖地「カオサンロード」へ。世界中から旅人が集まる聖地ではいろんな国から来た人に出会えるでしょう。お土産屋も並ぶので、ここでお土産などを買ってもいいかもしれません。昼も昼でいいですが、夜はまた違った雰囲気になるのでオススメです。
【17時】インスタ映えする寺院として有名になった「ワット・パクナム」。高さ80メートルある塔の5階へ。そこにはエメラルド色をしたガラス製の仏塔と天井画があり、その様子はまさに異空間。いい写真が撮れたら、空港へ向かいましょう。

(takawildcats/Shutterstock.com)
【19時】空港着。最後の夜ごはんも、やっぱりタイ料理でしょ!
【21時台】バンコク出発。飛行機の中ではとにかく寝ましょう(笑)。
月曜日
【6時】羽田空港着!家に帰ってシャワーを浴びるか、そのまま出社!
もう1日休みが取れるなら・・・
もし3連休でバンコクに行けるのであれば、バンコクから少し足を伸ばして、世界遺産のアユタヤ遺跡やパタヤビーチへ行くのもいいですし、バンコク滞在を1日だけにして国内線で移動し、残りの2日はプーケットやサムイ島といった極上のビーチリゾートで過ごしてもいいと思います。
どうでしたか。これなら、週末だけでもバンコクを十分すぎるくらい遊び尽くせます!これだけ非日常を味わえるのですから、一度はチャレンジしてみる価値ありです!そこには、日本で過ごす週末では絶対に味わえない“非日常”が待っていますよ。
ちょっと気になった皆さん!次の予定のない週末は、サクッとバンコクへ行ってみてはいかがでしょうか?
リーマントラベラー東松さんの連載企画「週末海外の極意」、過去の記事はこちら!
著者プロフィール

東松 寛文(とうまつ・ひろふみ)
リーマントラベラー・休み方研究家
1987年岐阜県生まれ。神戸大学卒業後、平日は激務の広告代理店で働くかたわら、週末で世界中を旅する“リーマントラベラー”に。また、週末で人生を変えた休み方のスペシャリストとして“休み方研究家”としても活動する。社会人3年目に旅に目覚め、7年間で58カ国123都市に渡航。2016年、3カ月で5大陸18カ国を制覇し、世界一周を達成。『地球の歩き方』から旅のプロに選ばれる。以降、TV・新聞・雑誌などのメディア出演・執筆多数。全国各地で講演も実施。著書に『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周』(河出書房新社)、『人生の中心が仕事から自分に変わる! 休み方改革』(徳間書店)。
Blog| http://www.ryman-traveler.com/