※記事内の航空券価格は、スカイスキャナーから「最安値の月」で検索した際の最低価格です(羽田/成田空港発、エコノミークラス大人1名、往復便)。2019年2月23日時点の検索結果に基づいており、価格は随時変動しています。
- もくじ
- 【直行便3時間以内】
- 1. 済州島(韓国)
- 【直行便4時間以内】
- 2. 頤和園(中国)
- 【直行便5時間以内】
- 3. ハロン湾(ベトナム)
- 4. マカオ歴史地区(マカオ)
- 5. 兵馬俑坑(中国)
- 【直行便7時間以内】
- 6. アユタヤ(タイ)
- 【直行便8時間以内】
- 7. グレートバリアリーフ(オーストラリア)
1. 済州島(韓国)
「韓国のハワイ」とも呼ばれる済州島は、日本から最も近い海外リゾート。韓国最大の島であり、太古の火山活動によって生まれた特異な地形や貴重な生態系を持つ火山島です。2007年には、島内の3地域が、「済州火山島と溶岩洞窟群」として、韓国初の世界自然遺産に登録されました。
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「城山日出峰」は、済州十景に数えられる王冠形の巨大な岩山で、日の出の名所として有名。トレッキングはもちろん、広大な裾野での乗馬やボートでの遊覧なども楽しめます。
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海抜1950メートルの「漢拏山(ハルラサン)」は、韓国の最高峰。古くから済州島の母なる山として親しまれており、とりわけ紅葉の時期、鮮やかなオレンジに染まった姿は絶景です。
済州島には120以上の溶岩洞窟が存在し、世界最長の溶岩洞窟である「万丈窟」は、内部見学も可能。約30万年~10万年前に形成された洞窟内には、溶岩鍾乳や溶岩石柱など、自然の営みの偉大さが感じられる光景が広がっています。
ダイナミックな自然景観が残る済州島を訪れれば、知らなかった韓国の魅力に開眼することでしょう。
済州行き航空券を確認 往復13,073円〜
■東京(羽田・成田)発済州行き直行便所要時間:2時間10分~2時間45分
■往復航空券最安価格(経由便含む)13,073円~
2. 頤和園(中国)
中国の首都・北京の世界遺産「頤和園(いわえん)」は、中国屈指の名園。清朝の皇帝が造営した皇族庭園で、その面積は東京ドーム62個分。庭園というよりは、一つの街のようなスケールを誇ります。
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頤和園は、18世紀、母親の還暦を祝う清朝第6代皇帝の乾隆帝によって造営されました。江南地方の風景を再現しようと、杭州の西湖を模した人工湖「昆明湖」まで造ってしまったというから驚きです。
頤和園の象徴が、万寿山の中腹に建つ高さ36メートルの三層の塔「仏香閣」。昆明湖の北岸には、14,000枚もの絵が描かれた「乾隆帝の散歩道」と呼ばれる長廊が伸びており、万寿山の北には、乾隆帝が愛した江南地方・蘇州の風景を再現した蘇州街まであります。莫大な富と権力を我が物にした皇帝の夢の結晶は、まさに桁違いのスケールです。
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中国(北京)行き航空券を確認 往復33,764円〜
■東京(羽田・成田)発北京行き直行便所要時間:約4時間
■往復航空券最安価格(経由便含む)33,764円~
3. ハロン湾(ベトナム)
ベトナムを代表する景勝地の一つが、首都ハノイ近郊に位置するハロン湾。以前はハノイから4時間かかっていた道のりが、高速道路の開通により、2時間半程度で行けるようになりました。
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「ハロン」とは「降りる龍」を意味し、「空から舞い降りた龍が、敵を蹴散らすために吐き出した玉が岩に姿を変えた」という伝説が残る神秘の地です。エメラルドグリーンの海面と大小2,000もの奇岩が織りなす世界は、壮大なる自然の芸術。水墨画のごとき風景が中国の桂林を彷彿とさせることから、「海の桂林」とも称されます。
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ハノイから日帰りもできますが、湾上でのサンセットや、船の明かりが湾をロマンティックに照らす夜景、カヤックなどの水上アクティビティが楽しめる宿泊クルーズに参加して、世界遺産ハロン湾を味わい尽くしませんか。
ベトナム(ハノイ)行き航空券を確認 往復21,180円〜
■東京(羽田・成田)発ハノイ行き直行便所要時間:4時間25分~5時間50分
■往復航空券最安価格(経由便含む)21,180円~
4. マカオ歴史地区(マカオ)
日本から最も気軽に行ける世界遺産の一つが、マカオ歴史地区。日本から直行便で、あるいは香港からバスでも行けるマカオは、東西が融合した歴史的な街並みが丸ごと世界遺産に登録されています。
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16世紀、マカオは東西貿易の中継地として、東アジアにおけるキリスト教伝道の拠点として繁栄。のちにポルトガルの統治下に置かれ、中国とヨーロッパが混在した独特の街並みが生まれることになります。
マカオ歴史地区のシンボルが、聖ポール天主堂跡。かつては「東洋一美しい教会」とうたわれましたが、19世紀の火事により崩壊し、ファサードだけを残した姿となりました。
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他にも、クリームイエローの教会や図書館、砦に要塞、中国式の廟や寺院など、歴史ロマンが詰まったマカオ歴史地区には、街歩きの楽しさがいっぱい。エッグタルトやポルトガルチキンなど、異国情緒あふれる名物グルメも見逃せません。
マカオ行き航空券を確認 往復26,110円〜
■東京(羽田・成田)発マカオ行き直行便所要時間:約5時間
■往復航空券最安価格(経由便含む)26,110円~
5. 兵馬俑坑(中国)
中国陝西省・西安郊外に位置する「兵馬俑坑」は、清朝の始皇帝時代の世界遺産。その存在は、1974年、井戸を掘っていた農民によって偶然に発見されました。その後、地下に眠っていた3つの俑坑が次々に発掘され、「20世紀最大の発見」と世界を沸かせたのです。
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およそ1.5キロメートル離れた始皇帝の陵墓を守るために造られた俑坑の総面積は、2万平方メートル以上。その中に、8,000点に上る陶製の兵馬がひしめき合っています。
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写真で見ると一体一体は小さく見えますが、実は等身大で造られた兵士俑の清朝は180センチメートル前後、重さは300キログラム以上に達します。
1974年に発見されるまで、2000年以上も地下で眠り続けていた兵馬俑。かつては色鮮やかに彩色されていたといい、勇ましい地下軍団がくぐり抜けてきた時間の長さに心を打たれます。
中国(西安)行き航空券を確認 往復30,724円〜
■東京(羽田・成田)発西安行き直行便所要時間:約5時間
■往復航空券最安価格(経由便含む)30,724円~
6. アユタヤ(タイ)
タイの首都バンコクの北約80キロメートルのところに位置する、古都アユタヤ。チャオプラヤー川とその支流に囲まれた地域に広がるこの街には、輝かしいアユタヤ王朝の歴史を物語る遺跡の数々が残されています。
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1767年にビルマ軍に滅ぼされるまで、400年以上の長きにわたって続いたアユタヤ王朝は、タイの歴史上最大の王朝。アユタヤの街は、その王朝の都として栄えました。
アユタヤにおける最も重要な寺院が、「ワット・プラシーサンペット」。3つの塔には3人の王の遺骨が納められており、在りし日の栄華を垣間見ることができます。
「アユタヤの顔」ともいえるのが、木の根に仏像の頭部が埋まった「ワットマハタート」。穏やかに微笑んでいるかのような仏像の表情に、人智を超えた神秘を感じずにはいられません。
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タイ(バンコク)行き航空券を確認 往復23,349円〜
■東京(羽田・成田)発バンコク行き直行便所要時間:6時間50分~7時間20分
■往復航空券最安価格(経由便含む):23,349円~
7. グレートバリアリーフ(オーストラリア)
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オーストラリア北東部のクイーンズランド沖に位置するグレートバリアリーフは、世界最大のサンゴ礁。およそ900もの島々から成り、「緑の宝石」と呼ばれるグリーン島は、ケアンズから高速船で50~60分。ケアンズからの日帰りツアーも多数催行されています。
グレートバリアリーフのシンボル的存在が、文字通りハートの形をした「ハート・リーフ」。「カップルで見ると必ず幸せになれる」という伝説があり、ロマンティックなハネムーンスポットとして人気を博しています。上空から見る綺麗なハートのサンゴ礁は感動もの。
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シュノーケリングやダイビング、シーウォーカー、ヨットなど、マリンスポーツのメッカでもあるグレートバリアリーフ。ゆっくりと滞在して、目を見張るような大自然を満喫したいものです。
オーストラリア(ケアンズ)行き航空券を確認 往復48,063円〜
■東京(羽田・成田)発ケアンズ行き直行便所要時間:約7時間30分
■往復航空券最安価格(経由便含む)48,063円~
Rach Li Photography/Shuttertsock.com
直行便8時間以内で行ける7つの世界遺産。あなたが行ってみたい世界遺産は見つかりましたか。思い立ったら、人類の宝物の美しさをその目で確かめてみてください。