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「エデンの園」だったといわれるバーレーン

バーレーンは、中東・西アジアの国家で、首都はマナーマ。アラビア湾のほぼ中央のアラビア半島沿いに位置する、バーレーン島を主島とした大小40の島で構成された君主制の島国です。バーレーンとはアラビア語で「２つの海」を意味しますが、それは島に出る真水と、島を囲む海水のこと。この島が「エデンの園」だったという説があるのは、この真水のおかげで緑が豊かであったためです。古くはメソポタミア・インダス両文明との交易拠点として、現在では湾岸地域の金融センターとしての役割を担っています。空の玄関口であるバーレーン国際空港は、バーレーンの最北端にある島のムハッラクにある国際空港。首都マナーマの約7km北東に位置しています。ナショナル・キャリアであるガルフ・エアのハブ空港であり、2010年、スカイトラックスによる2010年世界の空港アワードにおいて中東部門で第1位を獲得しました。

バーレーンの人気観光スポット

バーレーンは首都マナーマを中心に、主要な島は橋で結ばれています。アラブで初めて石油を採掘したことでも知られていますが、デーツと呼ばれるヤシのプランテーションをはじめ、色とりどりのフルーツが栽培されています。見どころは2005年にユネスコの世界遺産に登録された「バーレーン要塞」や15世紀建造の要塞で夜は美しくライトアップされる「アラード要塞」、紀元前３千年から紀元600年までに造られた１万から２万の古墳群、BC2800年頃に造られたとされる「バルバル神殿」などが人気。「エデンの園」の伝説に結び付けられて語られる、ドハン山の南東約2kmに、1本だけ佇む「生命の木」は必見です。