ストックホルム 旅行・観光

14の島々からなるストックホルムは、広大な公園、カラフルな建物、バルト海の眺めで「北のベニス」と呼ばれています。50以上の博物館があり、ヨーロッパ初のグリーンキャピタルにも選ばれたストックホルムへの旅は、自然と文化を愛する旅行者にぴったりです。ウォーキングシューズを持参して、「クールな北欧」発祥の地で、超フレンドリーな地元の人々に挨拶しましょう。

ストックホルム 旅行のハイライト

www.thomasbekker.com

島巡り

ストックホルムへの旅行では、ストックホルム群島に点在する3万もの島々をフェリーを利用し1日かけて巡ってみましょう。まずはストーラ・フヤーダーホルメンで、個性的なショップやビールパブをのぞいてみてください。ヴァクスホルムでは16世紀の要塞を見学し、グリンダでは散歩や水泳を楽しんだ後、海辺のカフェで名物のグリンダローフを味わいましょう。

フィーカを体験

フィーカは、ただの地元の習慣ではなく、まさにスウェーデンの芸術とも言える文化です。ストックホルム旅行中には、コーヒーを片手にゆったりとしたひとときを過ごすこの儀式をぜひ体験してみましょう。ソーダーマルムにあるスタイリッシュな「Drop Coffee」では絶品ローストコーヒーを楽しめます。あるいは、1928年創業の老舗カフェ「Vete-Katten」で、名物の「kanelbullar」

中世の驚異

13世紀に建てられたガムラ・スタン(旧市街)は、街の中心に浮かぶ島のように佇み、石畳の小道、色とりどりの家々、魅力的なカフェが並びます。王宮やストックホルム大聖堂、ノーベル博物館といった名所を巡ったあとは、レストランが立ち並ぶ広場でコーヒーを片手にひと息つきましょう。

ストックホルム:旅行前に知っておきたい基本情報

言語

スウェーデン語

通貨

スウェーデン・クローナ(kr)

タイムゾーン

UTC+1(中央ヨーロッパ標準時)およびUTC+2(中央ヨーロッパ夏時間)

ハイシーズン

6月~8月

オフシーズン

1月~2月

ストックホルム 旅行のベストシーズン

ストックホルムの気候

3月~5月:平均気温は10℃で雨も多くなるこの時期は、市内の博物館や美術館をじっくり楽しむのに最適です。特に、リリエヴァルヒス美術館の春の展示会は見逃せません。

6月〜8月:7月には夏本番を迎え、日中は暖かく海水浴にも最適な季節です。ストックホルム・プライドをはじめ、街中ではさまざまな屋外フェスティバルが開催されます。

9月~11月: 9月から11月にかけて気温は急激に下がりますが、初秋はÖTILLÖスイムランやリディンゲオロペットのクロスカントリーレースなど、スポーツイベントが目白押しです。

12月~2月:ストックホルムの冬は寒く、日照時間も短くなり、気温は-3℃前後まで下がりますが、街はクリスマスマーケットの明かりで彩られ、ホットワインを楽しむことができます。

ストックホルムのイベント

ストックホルム・デザインウィーク(2月):スカンジナビア最高峰のデザイナーが集う人気のイベントで、ショールームやワークショップが開かれます。

夏至前夜(6月):地元の人々と一緒になってメイポールダンスや野外ゲーム、イチゴやニシンの酢漬けなどを楽しみながら夏至を祝いましょう。

ストックホルム・ジャズ・フェスティバル(10月):世界的なジャズフェスティバルの開催期間中、ストックホルム市内は10日間にわたって活気づきます。ビッグバンドやビバップなど、さまざまな演奏を楽しむことができます。

聖ルチアの日(12月):ロウソクの光、ケーキ、スウェーデン伝統の歌が織りなす感動的な光の祭典が市内を包みます。教会に足を運び、ロウソクを手にした子どもたちの行列を眺めましょう。

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ストックホルムの最高のエリア

セーデルマルム

ストックホルムのブルックリンに対する答え、ヒップスターのソーダーマルム(またはソーダー)は、クラフトビール醸造所、ヴィンテージブティック、ボヘミアンカフェなど、この街のクリエーターたちが集まる場所です。昼間はフィヤルガタンやモンテリウスヴァーゲンで街のパノラマを眺め、日が暮れたら地元の人に最高のナイトスポットを教えてもらいましょう。近隣のガムラ・スタンよりも混雑が少なく、ストックホルムで最も滞在しやすい地区のひとつです。

〈おすすめ〉ヴィンテージショップ、クラフトビール、街の景色

エステルマルム

エステルマルムに滞在して、ストックホルムのきらびやかな人々と肩を並べましょう。高級レストラン、高級ブティック、高級バーで知られるこのエリアは、ストックホルムの街のハイライフを味わうのに最適なエリアです。中身のないスタイルばかりではありません。天気の良い日には、歴史博物館でバイキング時代の遺物の膨大なコレクションを見たり、フムルガーデンでピクニックを楽しみましょう。

〈おすすめ〉ラグジュアリーショッピング、高級レストラン、高級クラブ

ノルマルム

ノルマルムは街の商業の中心地で、ショップやレストラン、公園が集まっています。この地区の建築は歴史的なものではないものの、アートギャラリーや博物館が多く、ストックホルムで滞在するのに最適なエリアのひとつです。スウェーデン王立歌劇場、舞踊博物館、国立博物館を見学した後は、2階建ての巨大な食品市場、ホトルグシャレンで腹ごしらえしましょう。

〈おすすめ〉自然、美術館、家族で楽しむ

ストックホルムのおすすめアクティビティ

家族向けのおすすめアクティビティ

ストックホルムには家族で楽しめるスポットが数多くあります。スカンセン動物園では毛むくじゃらの仲間たちに出会え、ジュニバッケンではスウェーデンの児童文学の世界に入り込み、長くつ下のピッピと遊ぶことができます。春から夏にかけては、ユールガルデンのウォーターフロントにあるグローナ・ルンド遊園地で、アトラクションや美しい景色を満喫しましょう。

ショッピング

ストックホルムでのショッピングはIKEAだけではありません。スウェーデンの首都ストックホルムには、マーケットやヴィンテージブティック、ミニマリストの拠点がたくさんあります。ラグジュアリーをお探しですか?ノルディスカ・コンパニエトショッピングモールや、ファッションの街として知られるビブリオテクス通り沿いの高級ブティックでウィンドウショッピングを楽しみましょう。ストックホルムへの旅行中に掘り出し物を探すなら、日曜日に開催されるホトルゲット・フリーマーケットを訪れてみましょう。

文化に触れる

緑のオアシス、ユールガーデンには、ストックホルム屈指の博物館や文化アトラクションが揃っています。ヴァーサ号博物館で17世紀の船を見たり、世界最古の野外博物館であるスカンセンでスウェーデンの歴史を目にしましょう。音楽がお好きなら、ABBAザ・ミュージアムで心ゆくまで歌いましょう。

ナイトライフ

地ビール醸造所、革新的なカクテルバー、賑やかなクラブなど、ストックホルムのナイトライフで、歌や「スコール!(乾杯!)」で大いに盛り上がりましょう。クラフトビールとリラックスした雰囲気を楽しめるソーデルマルムや、少し値段は張るものの大規模なクラブで踊れるスチューレプランもおすすめ。金曜と土曜は列車が24時間運行しているため、深夜の移動も安心です。

おすすめフードスポット

ミシュランの星を獲得した料理、「ニュー・ノルディック」の台頭、農家直送の料理などに見られるように、スウェーデンの首都では持続可能な食の革命が起きています。ストックホルムのベストレストランを試すなら、ヴァサスタンに行ってみましょう。学生が多いミッドソマルクランセンでは、リーズナブルな食事を楽しめる店が多く、ガムラスタンには世界で最も古いレストランのひとつ、デン・ギルデン・フレデンがあります。

無料のおすすめアクティビティ

ストックホルムには無料で楽しめるアクティビティが豊富です。王宮で衛兵交代式を見たり、ローゼンダルス・ガーデンでリンゴ園やブドウ園、花々をみて回ったり、無料のウォーキングツアーで旧市街について学んだり(事前予約が必要です)。市立博物館や国立スポーツ博物館など、いくつかの博物館の入場料は無料です。

ストックホルム 旅行を計画

お得に楽しむ

スウェーデンの首都ストックホルムは物価が高い街ですが、少し工夫すれば格安旅行も十分可能です。近代美術館など、無料で入場できる博物館や美術館は数多くあり、食費を抑えるには「本日のメニュー」をランチに注文するのがおすすめで、150スウェーデンクローナ前後でお腹いっぱい食べられ、国産ビールも80クローナ前後で楽しめます。

ストックホルム発日帰り旅行

ストックホルムから電車で北へ約40分行くと、スウェーデンで最も古く、そして最も美しい大学の町、ウプサラに到着します。ここでは中世の大聖堂やピンク色の城が町の歴史を物語ります。蒸気船で1時間以内に行けるドロットニングホルムでは、王室の豪華な湖畔の別荘を見学しましょう。バスとフェリーを乗り継げば、若者や富裕層に人気のリゾート地で。白い砂浜が広がるサンドハムンにもアクセス可能です。

ストックホルムでの移動

ストックホルムを歩き疲れたら、路面電車やバス、芸術的なデザインの地下鉄を利用して観光スポットを巡りましょう。フェリーの路線網を活用すれば、美しい群島も手軽に探索できます。ストックホルムは急速にキャッシュレス化が進んでおり、SLアプリを使ってチケットやプリペイドのトラベルカードを購入するか、タッチ決済対応のクレジットカードでスマートに支払いを済ませましょう。

ストックホルム 旅行に関するよくある質問

ストックホルム旅行で最も雨の多い月は8月で、平均降雨量は74ミリです。空が曇ったら、屋内で過ごし、市内のアート展やカフェ、ショッピングセンターなどを訪れましょう。
ストックホルムで最もよく使われている言語はスウェーデン語です。
ストックホルムは一年中美しい街ですが、冬は気温が氷点下に下がるので、防寒対策が必要です。暖かい気候と混雑の少なさを合わせて満喫するなら、5月から7月がおすすめです。スウェーデンで最も有名な毎年恒例のお祭り「真夏の夜」を楽しむなら、6月中旬にストックホルム 旅行を計画しましょう。
ストックホルムは一般的に安全な旅行先ですが、他の旅行先と同様に、常識的な予防策を講じることをおすすめします。現金を持ちすぎず、緊急電話番号を携帯電話に保存し、認可されたライドシェアサービスやタクシーのみを利用しましょう。また、ストックホルム 旅行中に深夜に外出する場合は、明るい場所にとどまるようにしましょう。
ストックホルムで訪れたい場所をすべて巡るには週末旅行で十分。しかし、街の歴史や文化を満喫するには、少なくとも3日は必要です。また、群島を探索する予定がある場合は、さらに多くの時間をかけることをおすすめします。
ストックホルムで最も暑い時期は7月で、最高気温は26°Cです。
ヴァーサ博物館からストックホルム宮殿まで、この街には驚きが尽きることはありません。ストックホルムでおすすめのアクティビティをチェックして、次の冒険に備えましょう。
他のヨーロッパの都市よりも物価は高いものの、ストックホルムでの休暇はお手頃価格で楽しめます。無料の博物館がたくさんあり、公共交通機関も充実しており、徒歩での移動がしやすい街なので、お金を節約可能。また、多くのレストランでは「dagens lunch」という安価なランチでお腹がいっぱいにできます。
公式通貨はスウェーデン・クローナ(SEK)です。チップからちょっとした買い物まで、ストックホルム旅行中は少額の現金を持っていると便利です。
ヘルシンキ旅行を1月に計画すると、最も寒い時期に訪れることができます。気温は-12℃まで下がります。