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14年連続庭園日本一!世界が注目する足立美術館の魅力

島根県安来(やすぎ)市の足立美術館は米国の日本庭園専門誌において14年連続で庭園ランキング第1位に選ばれている日本庭園で大変有名です。近代日本画を中心とした所蔵品も数多く、近年世界中から観光客が集まります。今回は、そんな注目のスポット足立美術館を、現地在住の 地球の歩き方 島根Web特派員 ふくさんにご案内いただきましょう。

世界中から関心を集めている足立美術館

世界中から注目が集まる足立美術館

足立美術館は、地元出身の実業家、足立全康氏の「郷土に恩返しがしたい」という願いから、昭和45年に創設されました。別名「大観美術館」とも呼ばれるほど、横山大観のコレクションが充実しており、その数は120を数えます。また、竹内栖鳳、川合玉堂などの近代日本画壇の巨匠や今活躍している現代の日本画家、さらに、北大路魯山人の陶芸作品など、総数1,500点の所蔵があり、その粋を楽しむ事ができます。

総数1500点の所蔵があり、その粋を楽しむ事ができる

このようなコレクションもさることながら、近年世界中から関心を集めている”日本一”の庭園のすばらしさが、この美術館のもうひとつの魅力。米国の日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』によると、全国900ヵ所以上を対象に実施した日本庭園ランキングで、2003年から2016年まで14年連続で日本一に輝いています(本日現在、2017年度の発表はまだされていないようです)。

このランキングは、歴史的価値、規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用者への対応といったホスピタリティなど、「今現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に調査、選考されています。京都の桂離宮、香川の栗林公園などの名だたる庭園をおさえて14年連続で1位をキープし続けるのは、広大な庭園の細部にまで維持管理が行き届き、枯葉ひとつ落ちていない、砂紋の乱れひとつない、徹底したおもてなしの心遣いの賜物であると思われます。

さらに、フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』、『ブルーガイド・ジャポン』で最高評価の「三つ星」として掲載され、広く世界中から旅行者の訪れる人気のスポットとなっています。

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圧巻の5万坪の日本庭園

延べ5万坪にもおよぶ様々な趣の日本庭園を見てみましょう。

枯山水庭
足立美術館の主庭です。中央の立石は険しい山をイメージし、そこから流れる滝水がやがて大河となり、手前の白砂の海に流れ入る様子を、水を用いずに表現しています。右奥に見える亀鶴の滝は、昭和53年に開館8周年を記念して造られた、高さ15メートルの人工の滝で、この滝があることにより、庭園に動きと緊張感を与えています。

足立美術館の主庭である「枯山水庭」

茶室「寿立庵」の庭
京都、桂離宮にある「松琴亭」の意匠を写して建てられた茶室「寿立庵」。秋には楓の紅葉を眺めながら至福の一服を。

茶室「寿立庵」の庭

秋には楓の紅葉を眺めながら至福の一服

白砂青松庭
横山大観の名作「白沙青松」をイメージして造られた庭園。白砂の丘陵には、右に黒松、���に赤松を配置し、対照的な調和美を生み出しています。

横山大観の「白沙青松」をイメージした「白砂青松庭」

池庭
優雅に群泳する鯉は、見る人の心に安らぎを与えてくれます。

見る人の心に安らぎを与えてくれる池庭

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一期一会の究極の掛け軸

「庭園もまた一幅の絵画である」。創設者、足立全康氏の言葉です。日々刻々と変化する庭園を、額絵や山水画が掛かっているように見立てて鑑賞できるよう、さまざまな工夫が随所に仕掛けてあります。

額絵や山水画が掛かっているかのような仕掛け

さまざまな工夫で来場者の目を楽しませる

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足立美術館の春夏秋冬

春夏秋冬さまざまな表情を魅せる庭園の変化も、また魅力のひとつと言えましょう。春はつつじ、さつきの花が庭園に彩りを添え、秋は借景の山々の紅葉と庭園の緑のコントラストが絶妙。冬の雪景色の趣は言うまでもありません。

枯山水庭を眺めながらちょっとひと休み

すばらしい庭園で心を清らかにした後は、ちょっと館内でひと休み。館内には「寿立庵」、「寿楽庵」というふたつの茶室もありますが、薫り高いコーヒーや紅茶を楽しみながら枯山水庭を一望できる喫茶室「翆」もおすすめです。

枯山水庭を一望できる喫茶室「翆」

ふかふかのソファーに腰掛け、ゆっくりと庭園美を満喫できます。喫茶室「翆」は、コーヒー、紅茶などすべてのメニューが1,000円均一で、人気の抹茶ラテや、アイスクリームなどのデザートも用意されています。ほかにも、池庭に囲まれた喫茶室「大観」があり、こちらでは喫茶メニューのほか、島根和牛を使用したビーフカレーや、笹巻きおこわなどの食事も用意されています。

「翆」の名物メニュー

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足立美術館までのアクセス方法

出雲空港から足立美術館までは、まず、空港から約30分の空港連絡バスで松江駅まで行きます。さらに、JR松江駅からJR安来駅までは電車で約25分、JR安来駅から無料シャトルバスで約20分で行くことが出来ます(安来駅と美術館の間をおよそ30分に一本くらいの間隔で無料シャトルバスが運行されています。(1日17本))。

【スポット情報】
足立美術館
住所:島根県安来市古川町320
電話:0854-28-7111
開館時間:4~9月9:00~17:30、10~3月9:00~17:00
休館日:無休(ただし、新館のみ展示替えのため休館日あり)
入園料:大人2,300円、大学生1,800円、高校生1,000円、小中学生500円、2年間パスポート6,000円

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足立美術館から徒歩1分のおすすめ宿

足立美術館には世界中から旅行者が集まり、かなり混雑することもあります。美術館の近くに宿泊すれば、朝一番の綺麗に整った庭園を楽しむことが出来ます。足立美術館から徒歩1分の所にあるさぎの湯温泉の「さぎの湯荘」をご紹介します。

足立美術館から徒歩1分、さぎの湯温泉の「さぎの湯荘」

名湯「さぎの湯温泉」の名前の由来は、神亀年間(724~729年)の頃、白鷺がこの地に舞い降り、湧き出していた湯で足の傷を癒したという伝説によります。戦国時代、尼子氏の全盛頃には、御殿場としてにぎわいを見せていましたが、その後飯梨川の洪水のため温泉の所在が不明となり、明治42年に再発見されました。今日では温泉地一帯が清水月山県立自然公園に指定されています。

「さぎの湯荘」では源泉かけ流しの新鮮な温泉が楽しめます。露天風呂、大浴場のほか、風情たっぷりの貸切風呂も無料で利用することができます。貸切風呂の利用は時間帯により、15時~21時までが予約制、22時以降は空いていれば、翌朝9時までいつでも利用可能です。

「さぎの湯荘」の貸切風呂

客室は和室と洋室があり、部屋タイプもお好みで選べます。露天風呂付き客室は3種類あり、木、和紙、布などの素材を使った、灯りの心地よい空間が広がります。

露天風呂付きの客室

「さぎの湯荘」の洋室
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このほか、別邸には蔵を改装して造らせた風情のある客室がふたつあり、素朴ながらも上質な佇まいを感じながら、特別なひとときを過ごせるでしょう。

【ホテル情報】
さぎの湯荘
住所:島根県安来市古川町478-1
電話:0854-28-6211
入浴のみ、食事のみでも利用できます(要予約)。

おみやげはやっぱり、出雲名物どじょう掬い

安来節には「出雲名物 荷物にならぬ」というフレーズが出てきます。安来名物は、やはりどじょう掬いということで、「どじょう掬いまんじゅう」がいち押しです。

安来名物「どじょう掬いまんじゅう」

とぼけた表情のひょっとこの顔が、可愛らしく並んでいるさまがとてもおもしろいです。最近は手のひらサイズの大きいまんじゅうも発売されていて、もらった時のインパクトも大です!

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島根の観光といえば、出雲大社、松江市が主になっていますが、通り過ぎるにはもったいない日本一の庭園「足立美術館」もお忘れなく、旅のプランに付け加えてくださいね!

筆者ご紹介

地球の歩き方 島根Web特派員 ふく

縁結びの神様で有名な出雲大社のある出雲市在住。趣味はカフェめぐりとキャンプなどのアウトドアが大好きです!!全国で47番目の知名度の島根県ですが、少しでも全国の皆様に島根の良いところをお伝えすべく、旬な島根情報を地球の歩き方 島根Web特派員ブログからお届けしています。

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