※利用料金などは、2018年11月時点の情報・換算レートにもとづいています。最新情報は、該当する交通機関の運営会社などに直接ご確認ください。
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【タイ】スワンナプーム空港〜バンコク間の移動
タイのスワンナプーム空港は、2,980ヘクタールの面積を誇る世界一大きな空港で、バンコク中心部から約30キロの場所に位置しています。
■電車での移動
一番早いのがエアポート・レイル・リンクと呼ばれる電車。朝6時から翌0時まで、約12分おきに出発しており、空港からマッカサン駅(地下鉄へ乗り換え可)や、パヤー・タイ駅(スカイトレインへ乗り換え可)まで移動が可能です。パヤー・タイ駅までは45バーツ(約155円)で、所要時間はたったの26分。この方法が最短、そして一番ストレスのかからない行き方でしょう。
バックパッカーの聖地、カオサン通りへ行く場合は、パヤー・タイ駅から7バーツ(約24円)でバス15番、又は、75バーツ(約260円)でタクシーに乗りましょう。
<予算を抑えるコツ>
時間がある人は、エアポート・レイル・リンクでラート・クラバン駅まで行き(15バーツ/約52円)、タイ国鉄の3等列車に乗り換え、バンコク中心部のフワランポーン駅(6バーツ/約21円)まで行くことも可能です。所要時間は約1時間。
エアポート・レイル・リンクの時刻表や地図:Airport RailLink(英語・タイ語)
■タクシーでの移動
タクシーメーターの付いた一般的なタクシーに乗りたい場合は、タクシー乗り場が到着ターミナル1階の外にあります。案内標識で「Public Taxi」(公共タクシー)のサインが出ているので、標識に沿って歩いていきましょう。空港からバンコクの中心部までの料金は500バーツほど用意しておくと安心です。
所要時間は道路の混み具合により変わりますが、30分〜1時間。基本料金は250〜400バーツ(約870~1,400円)ほどで、空港から出発するタクシーには50バーツ(約173円)の追加料金がかかります。また、高速道路に乗る際は、高速代金として25~50バーツ(約86~173円)別途かかりますので、乗車したらすぐに準備しておきましょう。
タイ旅行上級者は、アプリを使ってタクシーを手配してみるのも良いですね。例えば、「Grab」というアプリは、英語とタイ語に対応していて、iOSとアンドロイドで利用可能。車種等こだわらず、一番近くにいる車が迎えに来てくれる「Justgrab」オプションを選んだ場合、空港からバンコク中心部までの平均料金は354バーツ(約1,220円)。
■バスでの移動
バスで中心部へ行くには2時間かかり、初心者には大変な移動となります。まず、空港から無料シャトルバスに乗り、バスターミナルへ着いたら、目的地行きのバスを探します。中心部までのバス料金は35バーツ(約120円)。バス551番に乗ると戦勝記念塔のある賑やかなビクトリー・モニュメント駅へ、552番に乗ると外国人も住みやすい地域のオンヌット駅へ行くことができます。
■タイ:空港〜バンコク移動手段まとめ
交通機関 | 平均料金 | 所要時間 |
エアポート・レイル・リンク | 45バーツ(約156円) | 26分 |
タクシー | 354バーツ(約1,220円) | 30~40分 |
バス | 33バーツ(約115円) | 約2時間 |
【ベトナム】タンソンニャット空港〜ホーチミン間の移動
タンソンニャット空港は、ベトナム最大の空港で、市内中心部までは6キロほど。新しい国際ターミナルビルでは、ATMで現金を引き出したりベトナムのSIMカードを購入したりできます。この空港では詐欺が多発していて、十分に注意が必要。そこで、危険な客引きやタクシードライバーの被害に遭わないようにするコツをご紹介します。
■タクシーでの移動
「ビナサン(Vinasun)」又は「マイリン(Mai Linh)」というタクシー会社を利用しましょう。これらの会社はメーターを使うので安心ですよ。走り出してもメーターをオンにしていない場合は、スイッチを入れてもらうよう丁寧にお願いしましょう。ホーチミン人気の観光地、「ベンタイン市場(BenThanh Market)」までは160,000ドン(約780円)と、高速代金10,000ドン(約50円)で行くことができます。ホーチミン中心部へは、道路状況によりますが15~30分ほどで到着。
バンコク同様、アプリ「Grab」の利用も可能。空港からホーチミン中心部までの平均料金は654円(133,644ドン)。旅慣れしている人は挑戦してみるのも良いですね。
<失敗しないコツ>
車体に書かれているタクシー会社名を確認しましょう。Mei Linh、 Mai Lin、Vinasonなど、似た名前のタクシーがたくさんあるので要注意。じっくりと名前を確認して、「Mai Linh」と「Vinasun」を探しましょう。
■バスでの移動
タクシーはちょっと怖いと感じた人は、バスがおすすめ。冷房の効いた109番のバスで観光地ファングーラオ(Pham Ngu Lao)まで行けます。
国際ターミナルの前に位置するバス停へ、案内標識に沿って行きましょう。途中、「バスは何年も前から動いていない」と嘘をつき、ぼったくりのタクシーへ勧誘する人達がいるので要注意!ホーチミン中心部までは20,000ドン(約98円)、所要時間おおよそ45分で着くことができます。
バス出発時刻: Bus schedules(英語)
<予算をおさえるコツ>
少し狭く、英語のアナウンスもないですが、5,000ドン(約25円)で乗車可能な格安バスがあります。国際ターミナルの外を走るバス152番に乗り、ファングーラオまで行けます。荷物の持ち込みは追加料金5,000ドン(約25円)かかると言われたら、それは詐欺なので断りましょう。
■ベトナム:空港〜ホーチミン移動手段まとめ
交通機関 | 平均料金 | 所要時間 |
タクシー | 170,000ドン(約832円) | 15~30分 |
バス | 5,000ドン(約25円) | 約45分 |
【フィリピン】ニノイ・アキノ空港〜マニラ間への移動
マニラはとても大きく、東南アジアの中で最もエネルギッシュな都市の一つ。買い物好きにもおすすめの旅行先です。空港からマニラの中心部とオフィス街マカティまでの距離は7キロほど。
■タクシーでの移動
到着ターミナルの外で待機している、黄色いイエロータクシーに乗りましょう。空港の認可を受けて乗り入れているメーターの付いたタクシーです。マニラ中心部へは平均250ペソ(540円)以下で行けます。所要時間は、道路状況により30分~1時間以上かかる時もあります。
クーポンタクシーと呼ばれる、白色のタクシーも安心して利用できます。メーターは使わず定額制で、マカティまでは440ペソ(約950円)、パッシグまでは530ペソ(約1140円)。
上記タクシー以外にも、マニラには様々な乗車サービスが提供されています。初乗り料金はおおよそ40ペソ(約86円)~、1キロ毎に14ペソ(約30円)増し、という設定が一般的。アプリ「Grab」はマニラでも利用可能です。
■バスでの移動
マニラの観光地マラテへタクシー以外で向かう場合は、まずはターミナル3の前からシャトルバスに乗り、エドゥサ駅(EDSA)へ行きます。料金は15ペソ(約32円)。電車の「LRT」という標識を目印に移動し、ライン1に乗り換え、目的地のヒル・プヤット(Gil Puyat)駅までは2駅で到着。こちらも料金は15ペソ(約32円)。所要時間はおおよそ1時間~1時間半。
■フィリピン:空港〜マニラ移動手段まとめ
交通機関 | 平均料金 | 所要時間 |
タクシー | 250~530ペソ(約540~1140円) | 30~60分 |
シャトルバス&電車 | 30ペソ(約65円) | 1時間~1時間半 |
【インドネシア】スカルノ・ハッタ空港〜ジャカルタ間の移動
ジャカルタの西方20キロに位置する、東南アジアで最も利用客が多いと言われている空港。入国時には長い列ができ、待ち時間も長いことが多いですが、落ち着いた雰囲気をもった空港です。
■タクシーでの移動
客引きには目をくれず、「ブルーバード(Blue Bird)」、「シルバーバード(Silver Bird)」、「エクスプレス(Ekspress)」という名前のタクシー会社のタクシー乗り場へ向かいましょう。メーターを使った信頼度の高いタクシー会社です。
ジャカルタ中心部までは、「ブルーバードと」「エクスプレス」の場合、90,000ルピア~110,000ルピア(約700円~860円)。「シルバーバード」の場合、130,000ルピア(約1,010円)と少し高くなりますが、広く快適な車で移動ができますよ。
「ゴジェック(Go-Jek)」という、インドネシアが提供する乗車サービスで中心部へ行くのも可能。空港から市内へは71,293ルピア(平均560円)ほど。
■バスでの移動
予算を抑えたい人は、冷房完備の「ダムリ(DAMRI)バス」がおすすめ。バス乗り場はターミナル2と3にあり、15~45分おきに出発します。「DAMRI」の標識に沿って歩いていきましょう。バックパッカーが集まるジャラン・ジャクサ(Jalan Jaksa)やジャカルタ中心に位置するホテルに行く場合は、ダムリバスでガンビル(Gambir)駅へ。料金は35,000ルピア(約270円)。早朝3時~翌0時まで運行していますよ。
■インドネシア:空港〜ジャカルタ移動手段まとめ
交通機関 | 平均料金 | 所要時間 |
タクシー | 100,000ルピア~140,000ルピア (約780~1090円) | 45分~1時間半 |
乗車サービス | 71,293ルピア(約560円) | 45分~1時間半 |
バス | 35,000ルピ(ア約270円) | 1時間~1時間半 |
【バリ島】ングラライ空港〜クタ間の移動
観光地クタの中心部から約4キロの場所に位置する、ングラライ空港。通称デンパサール空港。到着ロビーにはATMが設置されているので、街中の信頼できない場所での両替はせず、ATMで済ませておくと安心です。
■タクシーでの移動
一番簡単なのは、到着ターミナルの外でプリペイドのタクシーを利用する方法。クタまでの平均料金は50,000ルピア(約390円)。レギャンやスミニャック地区へはもう少し料金がかかります。到着ターミナルの外には客引きがたくさんいて「200,000ルピア(約155円)でクタまで乗せていく」などと誘ってきますが、無視してプリペイドタクシー乗り場まで行きましょう。空港からクタまではおおよそ40分で到着します。
<予算を抑えるコツ>
空港から出て、メインストリートまで200メートルほど歩いていきましょう。そこで青色をした「ブルーバード(Blue Bird)」のタクシーに乗りましょう。メーターを使ったタクシーで、信頼されている会社です。25,000ルピア(194円)もあればクタに着けるでしょう。
■オジェック(ojek)での移動
荷物が少なく、スリルを味わいたい人は、バイクタクシー「オジェック(ojek)」を利用してみるのはいかがでしょうか。乗り場は、一度空港を出て、空港入り口横のロータリー近くの駐車場にあります。ここからクタのホテルまでだいたい20,000ルピア(約155円)で連れて行ってくれます。オジェックを利用すると、渋滞している道路でも進んで行けるので、所要時間を車での移動時よりも大幅に短縮できるのが特徴です。
■バリ島:空港〜クタ移動手段まとめ
交通機関 | 平均料金 | 所要時間 |
タクシー | 50,000ルピア(約390円) | 約40分 |
オジェック | 20,000ルピア(約155円) | 20~30分 |
空港から市内へと移動する安心な方法
ここまで、アジアの空港から市内への移動方法をまとめてご紹介しましたが、旅行に出発する前に送迎の手配を済ませておくのが一番安心・安全ですよね。
スカイスキャナーでは、空港送迎の予約をすることが出来るのを知っていますか?旅行先の空港に到着したら、運転手さんが待っていてくれるなんて、とても心強いですよね。
空港送迎を手配するには、スカイスキャナーのレンタカーページへ移動。そして「空港送迎」を選びましょう。後は、「お引き取り地」に迎えに来てほしい空港を入力、「返却地」に宿泊ホテルを入力。到着日、時間を選択したら「検索」をクリック。
すると、空港送迎車のリストが表示されます。表示されている料金は固定で、空港送迎に必要な料金は全て含まれています。予約が完了すると、運転手の名前や電話番号などの情報が送られてきます。あとは、到着日にはあなたを待っていてくれるタクシーに乗り込むだけ!
いかがでしたか。これで旅の始まりの準備は万端!?旅の予算や目的に合わせた移動手段を使って、快適な旅を過ごしてくださいね。