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北海道美瑛町・青い池のライトアップが織りなす冬限定の絶景

立ち枯れたカラマツが静かに佇み、神秘的な青い水面が人々を魅了する北海道美瑛町の人気ポット「白金青い池」。数々のメディアで話題になり、多くの人が画像や映像で一度は見たことがあるのではないでしょうか。そんな「白金青い池」のライトアップされた冬限定の絶景を地球の歩き方札幌Web特派員 市之宮 直子さんに紹介いただきます。

 

 

美瑛ブルー(コバルトブルー)の青い池

 

北海道美瑛町の「白金青い池」

2012年、Apple社製品の壁紙に採用された写真をきっかけに、世界的に有名になった北海道美瑛町の「白金青い池」。1988年と1999年の十勝岳噴火を機に、火山災害から町を守る目的で火山泥流を貯める砂防えん堤が美瑛町白金地区に建設されました。そのえん堤に水が溜まり、水がコバルトブルーであることが伝え広まって「青い池」と呼ばれるようになりました。青い池のコバルトブルーは、美瑛ブルーとも呼ばれています。

水が青く見える原因はいまだ不明

水が青く見える原因は、いまだはっきりとはわかっていませんが、白ひげの滝など白金温泉地区から湧き出す水がアルミニウムを多く含み、美瑛川の水と混ざった結果、水中で波長が短い青い光が散乱しやすくなって青く見えるといわれています。

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冬限定!青い池のライトアップ

ライトアップされた青い池

以前は、冬の間は閉鎖されていましたが、美瑛町が2014年よりライトアップを開始し、通年で青い池を鑑賞できるようになりました。入場料は無料です。夜間のライトアップは3月末までで、点灯時間は、2月・3月は17時~21時(日没状況により変動あり)です。悪天候時はライトアップを中止することがあるので、美瑛町公式HPなどで確認してください。

【イベント情報】
青い池ライトアップ
ライトアップ期間:2017年11月1日(水)~2018年3月31日(土)
点灯時間:
2月1日(木)~3月31日(土) 17:00~21:00
(日没等状況により変動有り)
入場料:無料

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降っても晴れても、冬ならではの雪面アート

冬の夜こそ楽しめる青い池

冬の青い池というと「凍った池に雪が積もり、白いだけでは?」と言われることもありますが、冬の夜こそ楽しめる青い池の魅力があります。

ライトアップで雰囲気が変化する青い池

ライトアップは、10分間1パターンで展開し、ライトの色や照らす方向が移り変わります。それにより、辺りの明るさや雰囲気が次々と変化します。冬の青い池の醍醐味は、ライトアップにより真っ新な雪面に映し出される立ち枯れたカラマツと池周りの木々の長く短く伸びる影のアートです。夏の美瑛ブルーとは印象が異なる影絵の世界のような光景は、息をのむ美しさです。

ライトが消えると夜空には無数の星が

青い池の周りは、ライトアップが消える一瞬、真っ暗になります。この瞬間は、雲がなければ夜空に無数の星が煌めき、月夜には月光の明るさを実感できます。また、雪の日は降る雪にライトが反射し、白や青の雪が舞い降りる幻想的な光景が見られます。

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厳冬下でも楽しみたい!準備と気を付けたいことは?

美瑛の冬の夜は気温がマイナス10℃前後

美瑛の冬の夜は、気温がマイナス10℃前後になり、防寒対策は重要です。上着はダウンコート、できればスキーウェアなど、上下両方の防寒着の準備が理想的です。靴はソールが厚い冬靴の用意をおすすめします。長靴は冷気が足に伝わ��やすいので、インナーソールや厚手の靴下、靴用・靴下用カイロを使うと良いでしょう。また、帽子、手袋、マフラーは必須で、口元を覆うマスクなどがあるとさらに安心です。

美瑛の冬の夜はカイロが必需品

服装以外では、小さなライトがあると便利です。スマホのライト機能で代用もできます。バス停から青い池駐車場や青い池までの道は外灯が最小限しかないため、足元確認や、カメラを使う際の手元確認に役立ちます。なお、青い池の最寄りのトイレは池から少し歩いたところにある、「白金ビルケの森インフォメーションセンター」内にありますので注意してください。

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会場へのアクセスとおすすめホテル

青い池ライトアップ会場へのアクセス

旭川空港から美瑛までは、ふらのバスの「富良野行」に乗車、「美瑛駅」停留所で下車します。所要時間は約15分です。JR美瑛駅からは、公共交通機関の場合、道北バスの「美瑛駅前」停留所(道道213号線沿いホシ山崎薬局向かい)より美瑛・白金線「青い池・白金温泉行」乗車、「白金青い池入口」停留所で下車します。所要時間は約20分です。バス停から青い池の入口(大型バス駐車場)まで徒歩約10分、そこから青い池までは約2分です。ライトアップの時間帯に利用可能なバスは2便で、路線バス利用では滞在時間が10分弱になる場合と、もしくは約2時間のいずれかになるので、バス時刻を確認して計画を立ててから行くと良いでしょう。※各所用時間は、天候や交通事情によって変動します。

美瑛町観光協会が実施するバスツアーが便利

JR美瑛駅からは、バス以外はタクシー(美瑛ハイヤー)や美瑛町観光協会が実施するバスツアーが便利です。美瑛町観光協会の「美遊バス」のツアー(大人2,500円、子供1,000円)は、JR美瑛駅前にある観光情報センター「四季の情報館」前から夕方に出発し、白ひげの滝と青い池を巡ります。帰り道でトイレ休憩がある約2時間15分のツアーです。いずれも旅行前の予約をおすすめします。なお、JR美瑛駅周辺のレンタカーは夏のみ営業の店舗があるので留意してください。

JR美瑛駅から徒歩2分の「ホテル ラヴニール」

 

美瑛町の宿泊施設は、おもにJR美瑛駅周辺にはホテル、丘エリアにはペンション、白金温泉には旅館が多くあります。冬はディナー営業をする飲食店が少ないこともあり、朝夕2食付きペンションや温泉旅館での宿泊のほか、旭川、札幌、富良野に宿泊し、日帰り旅行で美瑛に訪れる観光客も多くいます。

その中で、夜の青い池ライトアップと朝の美瑛の丘巡りで美瑛を満喫したい場合に便利な「ホテル ラヴニール」をおすすめします。JR美瑛駅から徒歩約2分と立地のよいホテルです。また、ホテル内レストランが朝、昼、夜と営業していて便利です。また、客室は広々としていて気持ちよく過ごせます。

【ホテル情報】
ホテル ラヴニール
住所:北海道上川郡美瑛町本町1-9-21
電話:0166-92-5555

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北海道と美瑛がたっぷり!当地グルメ「美瑛カレーうどん」

ご当地グルメの「美瑛カレーうどん」

美瑛を訪れたらぜひ食べて欲しいご当地グルメ「美瑛カレーうどん」は、美瑛産食材をふんだんに使ったカレーうどんです。つけ麺、焼き麺、かけ麺と3種類あり、美瑛の飲食店が各店自慢のカレーうどんを提供しています。

「美瑛カレーうどん」(焼き麺)

なかでも焼き麺は、「新・ご当地グルメグランプリ北海道2017」で総合優勝した一品です。美瑛産小麦「香麦」によるうどん、びえい豚や美瑛産野菜、北海道産チーズを使ったカレーうどんをグラタン風に仕上げています。「ファミリーレストランだいまる」の焼き麺は、野菜が隠れるほどたっぷりのチーズと、素揚げしたゴロゴロ野菜が満載で、北海道・美瑛を象徴するかのような一品です。

町内限定販売の「美瑛サイダー」

「美瑛カレーうどん」と合わせて、美瑛町内限定販売の「美瑛サイダー」3種のひとつ、”青い池サイダー”も一緒にいかがでしょうか。冬でも美瑛ブルーを楽めます。

最近は冬も海外からのツアー客が多く、JR美瑛駅界隈の飲食店は昼12時前後に大変混雑するので、早めの時間帯の利用をおすすめします。ディナータイムは予約がある時のみ営業する店舗がありますので、旅行前に営業時間、予約が必要かどうかを確認してください。

【スポット情報】
ファミリーレストラン だいまる
住所:北海道上川郡美瑛町中町1-7-2
電話:0166-92-3114
営業時間:ランチ11:00~15:30(L.O.15:00 夜は宴会予約のみ)
定休日:水曜日

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青い池と合わせて訪れたい白ひげの滝

白金温泉街にある白ひげの滝

白ひげの滝は、青い池から約3キロメートル、白金温泉街にある青い池の水の源流のひとつです。ここでも夜間のライトアップが行われ、滝と氷瀑に加え、下を流れる美瑛川の水温が気温より高いため、川面近くに立ち上る水煙が見られます。白ひげの滝では、冬でも美瑛川の水に美瑛ブルーを感じられるかもしれません。

夏の美瑛ブルーとは一味違う魅力が味わえる、冬の青い池。青い池を体感しに、この冬、出かけてみませんか。

※料金や交通機関情報は全て2018年1月現在のものです。

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筆者紹介

地球の歩き方 札幌Web特派員 市之宮 直子

生まれも育ちも北海道の「どさんこ」です。数年間の釧路生活を送り、人生初の道東(北海道釧根・十勝・オホーツクエリア)ライフを満喫。道央圏とは自然環境が大きく異なる道東で北海道の魅力を再発見し、以来、”北海道の魅力発信”をライフワークにしています。現在は、コミュニケーション・アテンダント(フォトライター・アテンド通訳など)として、札幌を拠点に活動中。日々生まれる北海道の旬な情報を地球の歩き方 札幌Web特派員ブログからお届けしています。

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