1.オーロラを見に行く

オーロラ鑑賞というと冬のイメージがありますが、実はカナダでは夏でもオーロラを見ることができます。特におススメは8月末から9月末頃。鑑賞できる場所は北極圏に近いイエローナイフと、ホワイトホース。どちらも冬はマイナス30度を下回る極寒の地ですが、夏は日本の冬程度、という私たちには過ごしやい気温になります。

ちなみにホワイトホースから車で2時間ほどの所には、世界遺産にも登録されているクルアニ国立公園もあります。カナダ最高峰のマウントローガンなどが峰を連ね、巨大氷河が谷を埋め尽くす、という壮大な景観。8月末から9月末頃には紅葉が見られることも。

ただ夏のオーロラ鑑賞の難点は、スタート時間が遅いというところ。オーロラは日が出ていると見ることができません。日が長い夏は夜中から始まり朝の3時に終了ということも。カナダの夜は日本の昼間にあたるので時差ボケがさらに進むかもしれませんが、寒さで体力を失うことを考えると、夏のオーロラ鑑賞は比較的楽なのかもしれません。
2.カナディアンロッキーの雄大さに感動する

自然世界遺産にも登録されているカナディアンロッキー。ここにはバンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの四つの国立公園があり、この美しい景観を見るために世界中から観光客が訪れます。

カナディアンロッキーは、氷河の浸食による切り立った美しい山々と、たくさんの湖、そして氷河とのコンビネーションが素晴らしい場所です。その中でもバンフ国立公園内にあるルイーズ湖は、氷河から溶け出す水がエメラルド色に輝き「宝石湖」と呼ばれるほど。絶対に訪れたい場所です。時間と共に湖面の色が変わり、ビクトリア氷河が水面に映る湖はなんとも言えぬ美しさ。早朝、または夕暮れの時間帯がおススメです。11月下旬から6月初旬までは凍結しているので、それ以外に訪れたい場所です。

山、氷河、湖、滝、渓谷、洞窟といった豊富な自然に囲まれた、カナディアンロッキーの観光の拠点となるのがバンフという町。1883年に温泉が発見され、一大リゾートタウンになりました。温泉というと日本式の情緒あふれる風景を想像しますが、カナダでは温かいプール、といった感じ。それでもミネラル豊富な100%天然水なので、疲れた身体を十分に癒してくれます。
アクセス方法:カルガリーからバンフまで、バスで約2時間弱
3.メープル街道をゆく
世界の絶景紅葉スポット6選でもご紹介したメープル街道。カナダ東部のナイアガラ地域から、ケベック・シティーへの全長約800kmと、東京から広島までと同じ距離に見渡す限りの紅葉が広がります。

ちなみにメープル街道は日本人が名付けたもので、カナダでは「文化遺産の道(Heritage Highway)」と呼ばれています。この一帯にはイギリスとフランスの2つの文化圏があります。そして、トロント、オタワ、モントリオールといったカナダの経済を支える大都市や、世界遺産都市ケベックや古都キングストン、首都のオタワなどがあり、カナダ建国の歴史にも大きく関係する街が点在します。

イギリス系・フランス系の移民の対立が歴史的背景にあるカナダ。400年以上前に、カナダは最初フランスの植民地となりました。その後イギリスもカナダに進出し、ケベック・シティで英仏の戦いが繰り広げられました。200年前にはナイアガラ・オン・ザ・レイクで、英米の抗争がありました。メープル街道のケベックシティーから東側にあるプリンスエドワード島は、「赤毛のアン」の舞台としても有名ですが、そこにあるシャーロットタウンでは、150年前に近代国家建設のための会議が開かれました。このプリンスエドワード島はメープル街道上ではありませんが、ここも紅葉が見られることで有名な場所です。
ちなみに紅葉の見ごろは場所によって違いますが、例年9月中旬から10月中旬頃までと言われています。紅葉を楽しみながら、カナダの歴史に触れてみるのも良いかもしれません。
4.様々な食文化に酔いしれる

カナダには毎年何万人という新移民が世界中からやってくると言われています。そのため、世界中の文化が入り混じっています。例えばトロントは「人種のモザイク」と言われるほど、多文化主義の国カナダを象徴するように、市内のあちらこちらに移民のコミュニティが残っています。なので、様々な国の食文化に触れることが出来ます。

カナダと言って思いだすのはやはりメイプルシロップ。入植者がやって来るはるか昔から、先住民はメイプルシロップを食べていたと言われています。パンケーキとメイプルシロップという王道は、やはり外せませんが、カリカリのベーコンにかけたり、マッシュポテトにかける人も。今ではメープルシロップを使ったレシピがたくさん出ているので、お土産にもってかえるのを絶対に忘れないでくださいね。
カナダは世界最大のマスタード輸出国だっていうのをご存知ですか?スーパーに行っても日本とは比べ物にならないほど、たくさん種類のマスタードが売られています。こちらもお土産として、是非買って帰りたいものの一つです。

カナダに来てロブスターを食べずに帰るのはもったいない!と言われるほどロブスターはカナダの代表的な食べ物です。日本でもロブスターロールが話題になりましたが、まだまだ身近な食べ物ではありませんよね。でもカナダではとっても気軽に食べることができます。
プリンスエドワード島はシーフード料理が有名です。特にロブスターは新鮮なものを丸々一匹食べることができるほどです。漁の解禁時期は5月、6月と、8月中旬~10月中旬。それに合わせて行きたいものです。

他にはサーモン。カナダで採れるサーモンは脂の乗りもよく、栄養満点。同じサーモンでも国によって食べ方が色々。いろんな国を旅しなくても、様々な国の食文化に触れられるのも、カナダならではです。
魅力満載のカナダ。今年中に旅してみませんか?
筆者ご紹介 | ||
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| | ライター Hirokoイベントやテレビの制作をした後、ライターに。アート、ファッション、ライフスタイルと、幅広く執筆。毎日同じことを繰り返すのが嫌いで、同じ場所にも留まっておくことができず、2~3ヶ月に一度は旅に出る日々。現在はパリと東京を行ったり来たりと、さらに旅を満喫中です。 | |