ウィーン旅行ガイド
ウィーン 旅行のハイライト
音楽の街
何百年もの間音楽家たちを魅了し続けてきた街、ウィーン。ヴィヴァルディ、シューベルト、モーツァルトもこの地で暮らし、創作活動に励みました。彼らゆかりの「音楽の家」を訪れて、この豊かな音楽遺産に触れてみましょう。街の至るところでクラシック音楽のコンサートが開催されており、荘厳なホールでの演奏を楽しめます。また、「Flex」のようなライブ会場では、ジャズやインディーズ音楽など、よりカジュアルな音楽シーンも堪能できます。
新鮮な空気
ウィーンは空気のきれいな街として知られ、多くの公園や庭園が、街において自然に触れられる場となっています。市立公園、フォルクスガルテン、アウガルテンなどは、ピクニックや散歩に最適です。訪れる公園をひとつだけ選ぶなら、ブルクガルテンに向かいましょう。曲がりくねった小道や植物・蝶園が、ウィーンの旅にちょっとした魔法をかけてくれるでしょう。
ウィーンのコーヒー文化
ウィーンでコーヒーを飲むことは生活の一部です。1600年代、オーストリアの人々は、コーヒー豆の入った袋を後に残した侵略者を追い払ったと言われています。そして街中にコーヒーハウスが出現し、ウィーンとコーヒーとの関係が始まりました。ユネスコはウィーンのコーヒーハウスを「無形文化遺産」に認定しています。
ウィーン:出発前の基本情報
| 言語 | ドイツ語 |
|---|---|
| 通貨 | ユーロ(€) |
| タイムゾーン | UTC+1(中央ヨーロッパ標準時)およびUTC+2(中央ヨーロッパ夏時間) |
| ハイシーズン | 7月~8月 |
| オフシーズン | 1月~2月 |
ウィーン 旅行のベストシーズン
ウィーンの気候
4月~5月: 春のウィーンは肌寒さや突風に見舞われることがあるため、重ね着できる服を持参しましょう。天気は変わりやすいものの、フォルクスガルテンの色とりどりの花々が楽しめる季節でもあります。
6月〜8月: 過ごしやすい夏は、ウィーンの森やドナウ川のほとりを散策しましょう。ただし、ウィーンで最も雨が多くなる季節なので傘をお忘れなく。
9月~10月: 初秋の穏やかな気温と晴天を楽しみましょう。プラーター公園とシェーンブルン宮殿の公園での紅葉は必見です。
11月~3月: 気温が氷点下まで下がることがあり、雪が降る日もあります。年末には、街のあちこちに広がるクリスマスマーケットの温かな雰囲気を楽しむのがおすすめです。
ウィーンのイベント
ウィーン音楽祭(5月~6月): 1951年に開始されたウィーン音楽祭では、世界中の演劇、オペラ、ダンスの公演が楽しめます。
ウィーン・ジャズ・フェスティバル(6月から7月): ジャズ・フェスト・ウィーンとしても知られるこの国際フェスティバルでは、世界的なアーティストから地元のミュージシャンまで、ジャズをはじめ、ソウル、ファンク、ポップ、ブルースといった多彩なジャンルの音楽が楽しめます。
ウィーン映画祭(10月): 1961年以来毎年開催されているウィーン国際映画祭では、市内の映画館で、オーストリア国内外の新作映画が上映されます。
クリスマスマーケット(11月から12月): 年末のウィーンはクリスマスマーケットが街中に広がり、伝統的なギフトや「グリューワイン」(ホットワイン)などの季節の味を楽しめます。なかでもラートハウスプラッツのクリスマスマーケットは、市内でも特に人気です。
ウィーンの最高のエリア
ノイバウ
ヴィンテージショップ、オーガニックベーカリー、レコード店を散策したいなら、ノイバウに滞在しましょう。ウィーンの主要なショッピングストリート、マリアヒルファー通りが数ブロック先にあり、インド料理、イタリア料理、トルコ料理、アジア料理などのレストランが軒を連ねています。また、レオポルド美術館やムモック、カフェが並ぶ広場は、人間観察に最適です。
〈おすすめ〉 ミュージアム、ショッピング、国際色豊かなレストラン
ランドシュトラーセ
ランドシュトラーセは、洗練とボヘミアンな魅力の融合を望むなら、ウィーンで滞在するのに最適なエリアのひとつです。この界隈はバロック様式のベルヴェデーレ宮殿と庭園で知られています。ウィーンを代表する建築家フンデルトヴァッサーが設計した環境に優しい美術館、クンストハウス・ウィーンに足を伸ばしてみましょう。グルメならロッホス市場。また、歴史的な対空砲塔のあるひっそりとしたアーレンベルク公園も必見です。
〈おすすめ〉 文化、建築、レストラン
ウィーンのおすすめアクティビティ
文化に触れる
ウィーンのギャラリーや美術館は歴史の宝庫です。ベルヴェデーレ宮殿は壮麗なバロック様式の建物で、グスタフ・クリムトの「接吻」をはじめとするオーストリア絵画のコレクションを見ることができます。混雑を避けるため、午後3時以降に訪れましょう。美術史博物館も、古代にさかのぼるコレクションを所蔵しており、美術愛好家必見です。土曜日にウィーン大学本館のガイドツアーに参加すると、さらなる美を目にすることができるでしょう。
家族向けのおすすめアクティビティ
コンパクトで移動しやすいウィーンは、子ども向けのアクティビティも充実しており、家族旅行にぴったりの街です。人気のプラーター公園には遊園地があり、いつも家族連れで賑わっています。楽しみながら学べる展示が魅力のウィーン科学技術博物館では、混雑を避けるためにチケットの事前オンラインで予約をしておきましょう。第二次世界大戦の対空砲塔を利用したユニークな水族館「ハウス・デス・メーレス」も、子どもたちに喜ばれるスポットです。
ナイトライフ
ウィーンのナイトライフでは、ワールドシネマからジャズ、クラブ、バー巡りまで、あらゆるジャンルを楽しめます。野外で楽しむなら、ウィーンの多くのルーフトップバーやクラブを訪れてみましょう。Das LOFT Barでは素晴らしい景色と一風変わったカクテルを楽しむことができます。ドナウカナル沿いのバーやカフェでは、定期的に生演奏が行われています。
おすすめフードスポット
ザッハトルテやチョコレートケーキなど、ウィーンのデザートはバラエティに富んでおり、喫茶店めぐりはウィーンの朝に欠かせません。デメルはウィーンで最も歴史ある喫茶店のひとつで、チョコレートやケーキの品揃えが豊富です。ウィーンの多くのレストランは郷土料理専門店です。世界各国の料理が楽しめるナッシュマルクトは、日曜日を除いて毎日営業しています。
無料のおすすめアクティビティ
歴史的な通りを歩いたり、1ユーロもかからないアクティビティを楽しんだりと、ウィーンには無料で楽しめることがたくさんあります。まずはドナウ川沿いを散策し、ドナウインゼル島を訪れてみましょう。毎年開催される音楽祭「ドナウインセルフェスト」は無料で、地元の音楽家を讃えるものです。ウィーン中心部のミュージアムクォーターでは、フライラウムやMQサロンで無料の美術展が開催されています。
ショッピング
ウィーンは、ラグジュアリーでハイエンドなファッションにぴったりの目的地です。並木道が続くマリアヒルファー通りはウィーンで最も長いショッピングストリートで、人気のスポットです。ウィーンで趣のあるクリエイティブなショッピングを楽しむなら、7区と8区のブティックやショップがおすすめ。シーベンシュテルンガッセでは、デザイナーズバッグやハンドメイドのジュエリーを見ることができます。
ウィーン 旅行を計画
お得に楽しむ
美しい公園の散策や、無料の美術展やドナウ川沿いの遊泳スポットを楽しんだりと、ウィーンへの格安旅行は意外と簡単に計画できます。レストランでの簡単な食事は約15ユーロ、短距離のタクシー移動は10ユーロ未満程度です。
ウィーン発の日帰り旅行
ドナウ川を見下ろすバロック様式の美しい修道院で知られるメルクの町へは、ウィーンから電車でわずか1時間強。日帰り旅行にぴったりの魅力的なスポットです。冬にウィーンを訪れるなら、車で約1時間の距離にあるオーストリア・アルプスのゼンメリングでスキーを楽しむのもおすすめ。また、電車で約1時間とアクセスも良好なスロバキアの首都・ブラチスラバへ、国境を越えて足を伸ばすのも魅力的な選択肢です。
ウィーンでの移動
ウィーンの美術館や文化施設の多くは市内中心部にあり、徒歩で簡単にアクセスできます。市外や郊外へ出かける際には、Uバーン(地下鉄)、Sバーン(電車)、路面電車、バスなどの交通機関が便利。移動回数が多い場合は、1日チケットや週間パスの購入がおすすめです。Uバーン、路面電車、バスを利用する際は、乗車前または乗車時にチケットを忘れずに有効化しましょう。