ブルターニュ半島での休暇
ブルターニュ半島の人気の見どころ
レンヌ
ブルターニュの新進気鋭の首都レンヌでは、中世の歴史とモダンなセンスが融合しています。木組みの家が並ぶ活気ある広場を散策し、本場のそば粉クレープを味わいましょう。
ブレスト
常に進化し続けるダイナミックなブレストで、マリーナや美術館で豊かな海の遺産を発見したり、ケーブルカーからパノラマの眺めを堪能しましょう。
ロリアン
ヨットが行き交う港、18世紀のものみの塔、そしてセーリング博物館で知られるフランスの魅力的な港町ロリアン。ここでは、豊かな歴史と航海の精神に浸りながら、海とともに生きる文化を体感できます。
ブルターニュ半島の基本情報
| 言語 | フランス語 |
|---|---|
| 通貨 | ユーロ(€) |
| タイムゾーン | レンヌ:UTC+1(中央ヨーロッパ標準時)、UTC+2(中央ヨーロッパ夏時間) |
| ハイシーズン | 6月~9月 |
| オフシーズン | 11月~3月 |
ブルターニュ半島 旅行のハイライト
地元のグルメ
ブルターニュを訪れるなら、ぜひ味わいたいのが名物そば粉クレープ「ガレット・ブルトンヌ」。フランス版ピザとも称されるこのクレープは、ハム、グリュイエールチーズ、卵などのトッピングが特徴です。ガレット専門のレストランや市場などで気軽に楽しめるので、ブルターニュの味覚を存分に堪能してみましょう。
神話と伝説
ケルトをルーツとするブルターニュは、巨人や妖精の物語、アーサー王伝説など、神話と神秘に彩られた土地です。マーリンによって石に変えられたローマ軍団の姿とも言われる新石器時代のカルナック列石を訪れてみましょう。フジェールの森にあるドルイド列石も必見です。最近年をとったと感じるなら、若さの泉があるとされるブロセリアンドの森を訪れてみるのもいいかもしれません。
魅力あふれる小さな町
ブルターニュを訪れるなら、「Petites Cités de Caractère」(個性あふれる小さな町)をぜひ散策してみましょう。中世の集落から趣のある漁村まで、まるで絵葉書のような町々では、迷路のような通りや独特な家々、アートスタジオ、秘密の庭園などを見つけることができます。特にロスコフは絵のように美しい港が魅力で、シャトーギロンは11世紀の城で有名です。
ブルターニュ半島のおすすめアクティビティ
人気の観光スポット
干潮時にサン=マロの花崗岩の城壁を歩けば、海水プールのあるプラージュ・ド・ボン=セクールのような穴場のビーチにアクセスできます。フジェール城では、夕日の時間に合わせて訪れると、堀の上にそびえる中世の塔が黄金色に輝く様子を楽しめます。ピンク・グラナイト海岸では、プルマナック村の有名な岩の景観が、海沿いハイキングの絶好の背景になります。
ビーチ
国土の3分の1を海岸線が占めるブルターニュには、フランスで最も美しく荒々しいビーチが広がっています。サン・マロの混雑していないプラージュ・デュ・シヨンは家族連れに人気で、ペネスタンのプラージュ・ド・ラ・ミネ・ドールは美しい夕日が有名です。サーフィンを楽しむなら、シズン岬のトレパッセビーチやオーディエルヌのサン・トゥージェンビーチがおすすめです。
自然
ブルターニュには、ピンクの花崗岩の海岸からアーサー王伝説の舞台であるブロセリアンドの森まで、豊かな自然が広がっています。ポワント・デュ・ラーズからは大西洋の壮大な景色を楽しめるほか、ノルマンディーとの国境にあるモン・サン・ミッシェル湾を散策するのもおすすめです。イロワーズ海洋自然公園では、この地方で最も多様な海洋生物が生息しており、運が良ければハイイロアザラシやイルカに出会えるかもしれません。
料理
そば粉のクレープだけでなく、ブルターニュのレストランでは地元のさまざまな名物料理を楽しむことができます。たとえば、小さな町カンカルは牡蠣の名産地として知られています。甘いものが好きなら、ファー・ブルトンやクイニーアマンなどの絶品スイーツもぜひ試してみてください。地元の人々と一緒に一杯楽しみたいなら、辛口のスパークリングブルトン・シードルの栓を開けてみましょう。
文化と美術・博物館
歴史ファンなら、サン・マルセルにある「Musée de la Résistance en Bretagne」などの戦争記念館は必見です。また、「レンヌ美術館」はブルターニュ屈指の美術館として知られ、芸術愛好家には外せないスポットです。8月に訪れるなら、かつてポスト印象派の画家ポール・ゴーギャンが暮らしたポン=アヴァンへ足を延ばしてみましょう。さらに、ブルターニュの伝統的なお祭り「Fête des Fleurs d'Ajonc」も見逃せません。
ナイトライフ
レンヌはブルターニュ有数のナイトライフが充実した町です。「サン=ミシェル通り(通称「のど渇き通り)」には、深夜まで開店している人気のバーが軒を連ねています。ブレストでは、オテル・ヴォーバンの地下コンサートホールが1960年代から地元のライブ音楽の人気スポットになっています。もっと落ち着いた雰囲気を求めるなら、ヴァンヌの旧市街にあるワインバーがおすすめです。
ブルターニュ半島旅行のベストシーズンをチェック
ブルターニュ半島の年間の気候
3月~5月: ブルターニュの春は、雨がよく降ることを除けば、概ね穏やかです。変わりやすい天候に備えて、重ね着や軽量の防水ジャケットを持参しましょう。GR34の海岸沿いの道では、野生の花々が見られる絶好の時期です。
6月~8月: 夏は日が長く、気温も高めで、最高気温の平均は約21°Cです。ビーチや屋外マーケット、各種フェスティバルを楽しむのに最適な季節です。
9月~11月: さわやかな気候ですが、特に海岸沿いでは雨がよく降ります。ブロセリアンドの森でキノコ狩りや紅葉狩りを楽しむ人々に人気の季節です。
12月~2月: 冬でも気温が氷点下に下がることは少ないですが、風や雨には注意が必要です。クリスマスマーケットを楽しむのにぴったりの季節で、ブレストではブルターニュ最大級のマーケットが開催されます。
ブルターニュ半島でのイベント
レ・ヴィエイユ・シャルーズ(7月): フランス最大の音楽フェスティバルで、国内外の人気アーティストや注目の出演者が登場します。ポップからパンクまで多彩な音楽が楽しめ、地元のフード屋台も豊富に出店します。
フェット・デ・ランパール(7月): ディナンで隔年開催される人気の中世祭りです。13世紀にできた町の城壁を背景に、騎士の戦いを再現したショーや手工芸品市、歴史劇などが楽しめます。
ロリアン国際ケルト祭(8月): ロリアンで10日間開催されるお祭りで、ケルト文化を存分に体験できます。伝統音楽やダンスのパフォーマンス、そして壮大なパレードが、ケルト各地から集まった出演者によって披露されます。
クリスマスマーケット(11月~1月): ブルターニュのクリスマスマーケットでは、手作りギフトの屋台やホットサイダー、クリスマスキャロルを楽しめます。特にロシュフォール=アン=テールのマーケットでは、木組みの家々がライトアップされ、ひときわ華やかになります。
事前にご確認ください
お得に楽しむ
ブルターニュは夏のピークシーズンには物価が高くなりますが、ショルダーシーズンを選べば格安旅行む十分に可能です。簡単な食事は約15ユーロ、タクシーは約10ユーロ、コーヒーは通常2ユーロ程度で楽しめます。
健康・安全関連情報
全体的に、ブルターニュは比較的安全な旅行先で、定期的な予防接種以外のワクチンは特に必要ありません。海岸沿いの散策では天候が変わりやすいため、日焼け止めや歩きやすい靴、重ね着できる服を用意しましょう。ブロセリアンドの森をはじめとする森林地帯ではダニに注意が必要です。虫よけを使い、ハイキング後は虫に刺されてないかをチェックしましょう。
無料で楽しめるスポット
プルアからパンポールまで、GR34の海岸沿いの道を歩けば、ブレア島を望む絶景を望めます。サン=マロでは、ポルト・サン=ヴァンサンからバスティオン・ド・ラ・オランダまで旧市街の城壁沿いを歩き、かつて政府公認の海賊の拠点だった歴史をたどることができます。冒険心があるなら、古代のユエルゴーの森へ足を運んでみましょう。伝説では、悪魔の洞窟(Grotte du Diable)には地下世界へ続く道が隠されているといわれています。
ファミリー向け
モルレー湾の穏やかな海ではシュノーケリングが楽しめます。子どもたちは運がよければ、ヒトデやイソギンチャクに出会えるかもしれません。ベフーの森では、秋になるとポルチーニやジロールなどのキノコ採りが体験できます(地元ガイドと一緒に行うのがおすすめです)。そしてフジェール城では、子どもたちが絵本の世界さながらの城壁や塔を自由に探検できます。
ブルターニュ半島での移動
公共交通機関
バス: ブルターニュの地域バス網「BreizhGo」は手頃な料金で、主要な町や都市と内陸の小さな村や海岸リゾートを結んでいます。週末や祝日には運行本数が少なくなることがあります。
列車: 高速TGVを利用すれば、パリからレンヌまで2時間以内でアクセスできます。レンヌからは、TER地域列車でサン=マロ、ヴァンヌ、カンペールなどへ足を伸ばせます。夏には、オレからキブロンまで走る景観列車「ル・ティール=ブーション」に乗るのもおすすめです。渋滞の多い道路を避け、海沿いの美しい景色でのんびりできます。
船: キブロンやヴァンヌなどの港から、ベル=イル、イル・オー・モワン、イル・ド・グロワなどの近隣の島へはフェリーが運航しています。夏のピークシーズンはチケットが売り切れることもあるので、島巡りをする場合は事前に予約しておきましょう。
車の運転とレンタカー
ブルターニュでの運転は、道路が良好に整備され、標識も分かりやすいため、概ね安全で快適です。レンヌとブレストを結ぶ主要道路はN12です。また、ルート・デ・ファールやルート・デ・アベールのような小道では、海岸沿いの美しい景色を楽しめます。ブルターニュはフランスで唯一、高速道路のない地域なので、高速料金を心配する必要もありません。