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中部アフリカに位置するコンゴ

コンゴ共和国は、中部アフリカに位置する共和制国家で、東にコンゴ民主共和国、北にカメルーンと中央アフリカ、西にガボン、南にアンゴラの飛地カビンダと国境を接しています。首都はブラザヴィル。二つのコンゴとアンゴラ北部は15世紀頃まではコンゴ王国の一体的な領域だったのですが、19世紀のベルリン会議でベルギー領（現在のコンゴ民主共和国）とフランス領（現在のコンゴ共和国）とポルトガル領に分けられました。空の玄関口であるマヤマヤ空港は首都ブラザヴィルに位置。Trans Air Congoの本拠地となっています。

コンゴ共和国の国立公園

コンゴの見どころを紹介します。コンゴ共和国、カメルーン、中央アフリカの3カ国が接する三角地帯にあるヌアバレ・ンドキ国立公園は、1993年に国立公園に指定。広大な熱帯雨林地帯は、アフリカで最も豊かな森と言われており、手つかずの大自然の中には、多くの野生動物が高密度で生息しています。アフリカの最奥部ともいえるアフリカ中央部の森林帯は人類の介入のない「最後のエデン」とも言われてきました。ルワンダやウガンダとの国境近くにヴィルンガ国立公園があります。ヴィルンガ山地とルウェンゾリ山地に囲まれ、カバの生息するエドワード湖を有するこの国立公園は、マウンテンゴリラの保護のために、ベルギー領であった1925年、「アルバート国立公園」として設立されました。

アフリカでもっとも古い国立公園であり、1979年に世界遺産に登録されています。