スカイスキャナー ニュース 2017年訪れるべき国内外のアートの祭典6選

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2017年訪れるべき国内外のアートの祭典6選

ビエンナーレやトリエンナーレという言葉が身近になった今日この頃。2017年はそんなアートの祭典が世界の各地で開催されます。現代アートというと「難しい」なんて思うかもしれませんが、肩の力を抜いて、ふらりと行ってみれば、心に強く残るものや、ピンとくる一点に出逢えるかも。アート鑑賞を目的に旅行をするのもいいかもしれませんね。

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ホノルル・ビエンナーレ2017

今年から始まったホノルル・ビエンナーレ。タイトルは「Middle of Now|Here」。キュレトリアル・ディレクターを務めるのは六本木の森美術館館長の南條史生氏。日本人を含む、環太平洋地域出身のアーティストが作品を展示します。

Yayoi Kusama
Yayoi Kusama, Footprints of Life, 2010-2017 at Foster Botanical Garden. Image courtesey of the artist and Honolulu Biennial Foundation. Photo credit: Chris Rohrer

ホノルル内の9つのロケーションで、中心会場となるのがワードビレッジ内の「ザ・ハブ(The Hub/旧スポーツオーソリティー跡)」と「旧IBMビル(ノードストロームラック前)」です。

Zhan Wang and Choi Jeong Hwa installation shot at IBM Building
Zhan Wang and Choi Jeong Hwa installation shot at IBM Building. Photo credit:Chris Rohrer

チームラボのデジタルアート作品「Graffiti Nature」は、来場者が描いた様々な生きものたちが作品の中に取り込まれるというもの。自分の絵が作品の一部になるなんて、素敵ですよね。

このビエンナーレ、5月8日までなので、急いで!

ホノルル・ビエンナーレ2017 会期:2017年3月8日(水)~ 5月8日(月)まで

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ドクメンタ14

ドクメンタは、1955年に芸術家アーノルド・ボーデによって始められました。ドイツ中部の都市、カッセルで100日だけ開催される、世界でも最も大きなモダンアートの展覧会です。

この展覧会は、戦時中ナチスに退廃芸術とされ虐げられたアーティストたちに、芸術を表現する場を提供するのが最初の目的でした。現在では5年に一度、13回にもわたって世界各地から多くのアーティストや専門家を迎えて開催されています。「ドクメンタ14」の芸術総監督はクンストハレ・バーゼルのディレクター兼チーフキュレーターのアダム・シムジック氏。

The EMST–National Museum of Contemporary Art
The EMST–National Museum of Contemporary Art, photo: Mathias Völzke

今年はアテネでも開催されています。アテネはヨーロッパの玄関口とも言え、トルコや北アフリカ、中東はすぐそこ。そんなアテネでどんなアートが見られるのか、それも楽しみの一つになりそうです。

Athens Municipality Arts Center
Athens Municipality Arts Center Parko Eleftherias Andreas Angelidakis, DEMOS, installation, 2016, dimensions variable, photo: Stathis Mamalakis

ドクメンタ14 全体会期: 2017年4月8日(土)~9月17日(土) 会期(アテネ): 2017年4月8日(土)~7月16日(土)

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Fridericianum
Fridericianum, photo: Mathias Völzke

前回のドクメンタ13では約86万人の来場者があった、カッセル。人口20万人のこの街に、世界中の人が集まる100日間。今年はあなたも参加してみませんか?

会期(カッセル): 2017年6月10日(土)~9月17日(日)

カッセルへはいくらで行ける?!

第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展

以前ヴェネツィアでアートを楽しむでもご紹介したとおり、ヴェネチアはアートがたくさんある街です。その中でも最も活気付くのがビエンナーレ開催期間中。

ヴェネチア・ビエンナーレ
Gaggiandre-Photo by Andrea Avezzù-Courtesy of La Biennale di Venezia

このビエンナーレの特徴は、各国がパビリオンを構え、代表アーティストが展示を行うところにあります。今年は85か国が参加し、日本の代表は岩崎貴宏氏。広島県生まれ、広島県在住の彼は、身の回りのものを使い、繊細な手仕事によって、見方によって同じものを別の意味に読み替えるような作品を制作しています。

第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本パビリオン
第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本パビリオン

ポンピドゥー・センターのチーフキュレーターのクリスティーヌ・マセルがディレクターとなった今年。「VIVA ARTE VIVA」というタイトルで展示がされます。どんな「アート万歳!」な展覧会が見れるのか、楽しみです。ちなみに偶数年は、国際建築展覧会「ヴェネツィア建築ビエンナーレ」が開催されます。

第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 会期:2017年5月13日(土)~11月26日(日)

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第5回ミュンスター彫刻プロジェクト

ドイツ北西部の都市、ミュンスター。「ミュンスター彫刻プロジェクト」は10年に一度に開催される、大規模な彫刻展です。ミュンスターの市街地や公園など町全体を活用した屋外彫刻展で、アートと公共空間、芸術家と市民、生活との関係がテーマとなっています。

ミュンスター彫刻プロジェクト
Locatio check,2016 © Skulptur Projekte Münster 2017

招待されたアーティストは街に滞在し、歴史や風景などリサーチを丁寧に行って作品を制作するので、いくつかの作品は常設展示となり、街に溶け込んでいきます。

ミュンスター彫刻プロジェクト
Ei Arakawa, Photo:Paula Court

今までは欧米のアーティストが多かったのですが、5回目を迎える今回は、荒川医と田中功起氏の二人の日本人アーティストが参加します。彫刻というある意味普遍的なアプローチができるアートで、2017年の今、彼らが何を表現するのかとても楽しみですよね。

第5回ミュンスター彫刻プロジェクト 会期:2017年6月10日(土)~10月1日(日)

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リヨン現代アートビエンナーレ

リヨン現代アートビエンナーレ
© Blaise-Adilon

ヴェネチア・ビエンナーレは建築展と交互に開催されますが、こちらはダンスと交互に、奇数年に開催されます。今回のゲストキュレーターはポンピドゥ・センター・メッスのディレクター、エマ・ラヴィンニュ。タイトルは「Mondes Flottants」。日本語の「浮世」から、このタイトルにしたのだとか。

Shimabuku, When sky was sea, 2002 Performance / Video Installation courtesy the artist and Air de Paris, Paris

9月16日にはGrand Parc de Miribel-Jonageで、日本人アーティストの島袋道浩によるインスタレーションを観ることが出来ます。

リヨン現代アートビエンナーレ 会期:2017年9月20日~2017年12月31日

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横浜トリエンナーレ:ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」

横浜トリエンナーレ
撮影:加藤健

日本を代表する現代アートの国際展、横浜トリエンナーレ。3年に一度に、みなとみらい地区をはじめとする横浜の都心臨海部の施設や屋外広場を会場に開催しています。今回の会場は横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館ほか。

「島」「星座」「ガラパゴス」は、孤立や接続性、想像力や指標(道しるべ)、独自性や多様性など、色々な捉え方のできるキーワードでもあり、それをもとに世界の今を考えます。

Ai Weiwei
アイ・ウェイウェイ(艾未未) ≪安全な通行≫ 2016、© Ai Weiwei Studio

アイ・ウェイウェイ、オラファー・エリアソン、マウリツィオ・カテランら国際的に活躍する著名なアーティストや、日本で初めて本格的に紹介されるワエル・シャウキー他、厳選された作家の個展群が星座のように連なって、作家の想像世界が体験できるのだそうです。

横浜トリエンナーレ 会期:2017年8月4日(金)~11月5日(日)※第2・4 木曜日休場

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筆者ご紹介

ライター Hiroko

イベントやテレビの制作をした後、ライターに。アート、ファッション、ライフスタイルと、幅広く執筆。毎日同じことを繰り返すのが嫌いで、同じ場所にも留まっておくことができず、2~3ヶ月に一度は旅に出る日々。現在はパリと東京を行ったり来たりと、さらに旅を満喫中です。

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