デンマーク旅行ガイド
デンマークの人気観光地
コペンハーゲン
コペンハーゲンはコンパクトで巡りやすく、初めてでも親しみを感じやすい街です。デンマークの首都には、音楽やグルメ、アートをはじめ、自転車で街を走る楽しみや豊かな自然など、多彩な魅力が広がっています。
オーデンセ
おとぎ話の世界が目の前に広がるオーデンセ。絵本のような魅力を体験してみましょう。デンマークで最も想像力豊かな街で、カラフルな小道や歴史を感じる家並み、そして大都市の文化を探索しましょう。
デンマークの基本情報
| 言語 | デンマーク語 |
|---|---|
| 通貨 | デンマーク・クローネ(kr) |
| タイムゾーン | UTC+1(中央ヨーロッパ標準時)、UTC+2(中央ヨーロッパ夏時間) |
デンマークのハイライト
城と宮殿
デンマークの壮大な宮殿や城を巡るだけで、旅の日々があっという間に過ぎてしまいます。コペンハーゲンだけでも、アマリエンボー宮殿やローゼンボー城といった最高の名所が揃っています。ルネサンス建築の傑作を味わうなら、ヒレロズのフレデリクスボー城を訪れてみましょう。ヘルシンゲルのクロンボー城は、シェイクスピアの『ハムレット』の舞台となりました。尖塔の美しさで知られるフュン島のエゲスコフ城ほど優美な城はほかにありません。
バイキングの歴史
バイキングの歴史に浸ることは、デンマークで楽しめる最高のアクティビティのひとつです。ユネスコ世界遺産に登録されているヴァイキング時代の円形要塞群を訪れてみましょう。トレルボルグとフィルカットでは村が再現され、当時の遺物が展示されています。また、オールボーを一望できる埋葬地、リンドホルム・ホイエも必見です。デンマーク最古の町にあるリーベバイキングミュージアムは、家族連れに人気のスポット。また、バイキングの集落が復元された、リーベバイキングセンターでは、夏になると当時の服装をまとった演者による実演が行われます。
心地よさを大切にする文化
デンマークの「ヒュッゲ」という概念を定義することは難しいですが、体験すればすぐに実感できます。ティヴォリのクリスマスマーケットで温かいグロッグ(ホットワイン)を味わい、春にはオーデンセの石畳の旧市街を歩く。夏はコペンハーゲンのキングスガーデンでピクニックを楽しみ、秋には屋根をたたく雨音を聞きながらオーフスのラテン地区のキャンドルが灯るカフェで心地よいひとときを過ごす。そんな時間に、デンマークの「ヒュッゲ」があふれています。
デンマークのおすすめアクティビティ
人気の観光スポット
コペンハーゲン市街地にあるチボリ公園は、1843年の開園以来、昔ながらの乗り物やゲームで訪れる人々を楽しませています。11世紀の本物のバイキング船を見るなら、ロスキレのバイキング船博物館へ。国内の数あるおとぎ話のような城の中から1つだけ選ぶなら、ローゼンボー城がおすすめです。豪華な内装や手入れの行き届いた庭園を誇るこの城は、デンマーク王室の宝冠が収められている場所でもあります。
家族連れにおすすめ
デンマークはレゴの発祥地です。南部の町ビルンにある元祖レゴランドやレゴハウス体験センターを訪れましょう。デン・ガムレ・ビュ国立野外民俗博物館では、アンデルセンの時代からブロックバスター・ビデオの時代まで、過去へタイムスリップできます。また、オーデンセにあるインタラクティブなアンデルセンの家では、デンマークを代表する作家の人生や物語に触れることができます。
ビーチ
家族でビーチを楽しむなら、ユトランド半島の西海岸へ。セナヴィ・ビーチやブローヴァン・ビーチは、長年愛されてきた定番の海辺です。コペンハーゲンから気軽に足を延ばすなら、車でわずか45分のホーンベックやティスヴィレライェへ。南シェランのマリエリスト・ビーチも、デンマークを代表するビーチのひとつとして知られています。サーフィンを楽しみたい方には、北ユトランド地方のクリトムラーがおすすめです。「コールド・ハワイ」の名でも親しまれています。
自然
ワッデン海国立公園では、アザラシを見たり、カキを採ったり、運が良ければ、100万羽のムクドリが空に群がる「黒い太陽」を目にすることも。モンス・クリントの白い崖とターコイズブルーの海の美しさは、訪れる人の心を虜にします。北海とバルト海が出会う場所、スケーエンのグレーネン砂州では、片足ずつ踏み入れるのが伝統です。
料理
シンプルに楽しむなら、リムフィヨルドから直送の牡蠣がおすすめです。ちょっと贅沢をしたいなら、世界的に有名なレストランでニュー・ノルディック料理を堪能するのもいいでしょう。ランチには、「smørrebrød」(具材たっぷりのオープンサンドイッチ)や国民食の「stegt flæsk med persillesovs」(豚肉のフライ、パセリソース添え)をお試しください。パン屋さんへ足を運んだら、「flødeboller」(チョコレートがかかったマシュマロパフ)、「kanelsnegl」(シナモンロール)、「lagkage」(レイヤーケーキ)などのスイーツを楽しめます。
文化と美術・博物館
デンマークの歴史を深く知るなら、デンマークを代表する博物館のひとつ、デンマーク国立博物館がおすすめです。オーフスでは、ARoS、特に街の景色を一望できる円形の歩道「Your Rainbow Panorama」をお見逃しなく。イェリングのバイキング記念碑では、デンマークの「出生証明書」とも呼ばれる、デンマークの名が初めて文字として刻まれた1,000年前のルーンストーンを見ることができます。
デンマーク 旅行のベストシーズン
デンマークの気候
4月~5月: 春の訪れは遅いこともありますが、訪れると華やぎます。桜やチューリップが咲きほこり、国中に彩りを添えます。混雑を避けて訪れるなら、この時期がおすすめです。ただし、重ね着できる服を持参してください。
6月~8月: 夏は観光客でにぎわい、地元の人たちはビーチに向かいます。心地よい気候に加え、海水も泳げるほど水温になっています。思わず一緒に楽しみたくなるはずです。
9月~11月: 秋は風が強く雨も多めですが、コペンハーゲンやオーフスなどの都市観光にはぴったりの季節です。
12月~3月: 霜や雪に包まれたデンマークの城は、ひときわ美しい姿を見せます。冬の気温は平均して0℃前後と冷え込むので、暖かい服を持参してください。
デンマークのイベント
ダイニングウィーク(2月と10月): 毎年2月と10月のそれぞれ2週間、デンマークの最高のレストランで、特別に作られたメニューをお得な価格で楽しむことができます。
ロスキレ・フェスティバル(6月と7月): デンマークを代表する世界最大級の音楽フェスのひとつ。50年の歴史の中で、ボブ・マーリーからメタリカ、チャーリーXCXまで、これまでに多くのアーティストを迎えてきました。
トレレボルグ・バイキング・フェスティバル(7月): 毎年恒例のこのフェスティバルで、バイキングの時代にタイムスリップしましょう。バイキングの食べ物を味わい、バイキングの市場を訪れ、歴史絵巻さながらの戦いを目にしましょう。
オーフス・フェスティバル(8月と9月): デンマークを代表する芸術の街オーフス。芸術の街にふさわしく、街中でアート、エンターテインメント、グルメを満喫できる10日間のイベントが開催されます。
出発前に知っておきたいこと
現地のエチケット
平等が重視されているデンマークでは、礼儀正しさとは相手を尊重することを意味します。公共の場では声を抑え、列に並んで順番を待ち、常に時間を守るようにしましょう。ツアーでも時間厳守です。リサイクルは当然とされているので、ゴミはきちんと分別してください。小さな気配りが、ここデンマークでは大きな意味を持ちます。
医療・健康および安全性情報
旅行前に、予防接種や追加接種を済ませておきましょう。デンマークの森林を訪れる予定がある場合は、ダニ媒介脳炎の予防接種を受けることをおすすめします。一部の地域で感染が報告されていますので、訪れる場所が感染リスクのある地域かどうか事前にチェックしておきましょう。
LGBTQ+の旅行
デンマークは、世界で最も進歩的でLGBTQに寛容な国の一つとして、長い歴史を誇ります。コペンハーゲンは特にクィア文化のホットスポットであり、8月と2月のプライドイベント、さらにMIXコペンハーゲン映画祭が毎年開催されます。市内のラテン地区にあるCentralhjørnetは、世界で最も古いゲイバーとして知られています。
お得に楽しむ
少し工夫して計画を立てれば、デンマーク旅行は費用を抑えて楽しめます。手頃なレストランでの食事は約150デンマーク・クローネ(kr.)が目安。さらに節約したいなら、ストリートフードマーケットもおすすめです。短距離のタクシーは約75kr.かかりますが、公共交通機関を利用すれば移動費をより抑えられます。
デンマークでの移動
公共交通機関
バス: 主要都市と小さな町、さらには農村の村々を結ぶ地域バスが、電車が走っていないところまでカバーしています。長距離の移動や近隣諸国への旅には、FlixBusなどの長距離バス会社をご利用ください。
鉄道: 長距離旅行なら、鉄道の一択。デンマーク鉄道(DSB)が運営する鉄道網はよく整備されており、デンマーク全土の主要都市や町、さらにはスウェーデン南部まで簡単に移動できます。お得に旅するには「オレンジチケット」を購入しましょう。鉄道は非常に人気があるため、座席を事前に予約することをお勧めします。
船: デンマークの島々の移動手段として、フェリーは非常に便利です。コペンハーゲンがあるシェラン島からボーンホルム島やユトランド半島へと向かうルートは、人気のルートの一つです。
国内線
デンマークには、毎日定期便が発着している空港がいくつかあります。国土が小さいため、ほとんどの国内線での移動はかなり短時間になります。時間に余裕があるなら、国内を移動するには電車やバスの方が安く便利でしょう。