上海発→東京行き飛行機・格安航空券・LCC

上海から東京行き ルートの基本情報

東京と上海は経済・商業が発展する大都市で、観光だけでなくビジネス需要の高い路線です。上海には浦東国際空港と上海虹橋空港の2つの空港があり、両空港から羽田空港への直行便が就航しています。また浦東国際空港からは成田行き直行便も利用可能。浦東国際空港にはLCCも就航しているので、格安航空券も利用できます。

上海－東京 直行便を就航する主な航空会社・LCC

虹橋発－羽田行き　　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国東方航空・上海航空
浦東発－羽田行き　　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国東方航空・吉祥航空・ピーチ (peach)
浦東発－成田行き　　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国東方航空・中国国際航空 (エアチャイナ) ・ジェットスタージャパン

JALとANAは快適なキャビンや機内サービスなどがトータルに評価され、スカイトラックス (Skytrax) の格付けで5スターエライアンを獲得。中国東方航空は中国四大航空会社の一角をなす航空会社で上海航空を傘下においています。吉祥航空は上海を拠点に80路線以上を就航している新しい航空会社です。中国国際航空はANAと同じくスターアライアンス (Star Alliance) に加盟し、中国のナショナルフラッグキャリアとしてグローバルなネットワークを展開しています。LCCはピーチとジェットスターが浦東国際空港に就航し、手頃な価格の格安航空券を利用できるので人気があります。

定期便の便数

虹橋発－羽田行き　　JAL (日本航空) ：1便、ANA (全日空) ：1便、中国東方航空：1便、上海航空：1便
浦東発－羽田行き　　JAL (日本航空) ：1便、ANA (全日空) ：2便、中国東方航空：2～3便、吉祥航空：1便(週3便)、ピーチ (peach) ：1便
浦東発－成田行き　　JAL (日本航空) ：3便、ANA (全日空) ：3便、中国東方航空：3便、中国国際航空 (エアチャイナ) ：3 便、ジェットスタージャパン：1便(週4便)

中国－日本線の路線のなかでも東京線は便数が多く設定されています。JALと中国東方航空、ANAと中国国際航空は相互にコードシェア提携を実施しているので、選択可能なフライトパターンも多く便利です。例えば往路はJAL運航便、復路は中国東方航空便を、往復JAL便名で予約することもできます。浦東－羽田線の吉祥航空、浦東－成田線のジェットスターのフライトは運航曜日が決まっているため、旅程を組む際にスケジュールを確認しましょう。

直行便以外のアクセスルート

上海－東京線は直行便を利用するのが一般的です。関西国際空港・中部国際空港で国際線から国内線に乗り継ぐルートもありますが、東京到着まで乗り継ぎ時間を含めると最短で5時間30分、6時間以上もかかるので、直行便のほうが短時間で移動できるメリットがあります。また浦東国際空港発のフライトはLCCも直行便を開設しているので、乗り継ぎ便よりも経済的です。

路線の概要・メリット

上海発－東京行き航空券の相場
大型連休や夏休みなど旅行客が増える時期は、航空券の相場が高くなります。シーズナリティによる価格変動もあるので、プライスアラート機能を使って航空券の価格が安くなるタイミングをキャッチアップしましょう。通常期のエコノミークラス往復航空券は、45,000～48,000円台が相場です。LCCのフライトはフルサービスキャリアよりも2～3割ほど安く、往復35,000～38,000円台。平日のほうが週末のフライトよりもやや相場が安く設定されています。

路線の特徴
観光はもちろん、ビジネスの需要も高く、年間を通して人気の路線です。浦東国際空港からは羽田・成田の両空港に直行便が就航。羽田空港と成田空港は東京のマルチエアポートとして相互利用が認められているので、往路:羽田－浦東、復路:浦東－成田といった旅程を組むこともできます。コードシェア便を利用することにより、フライトの選択肢も幅広く、スケジュールの調整がしやすく便利です。

発着空港の概要

浦東国際空港・虹橋国際空港
上海には浦東国際空港と上海虹橋空港の2つの空港があり、東京からの直行便も多数運航しています。浦東国際空港は世界各国の主要都市へ就航ネットワークを展開する東アジアでも屈指の大規模空港です。虹橋空港は、中国国内線の発着がメインで、中国国内線の大動脈ともいえる上海と北京を結ぶシャトル便が就航しています。浦東国際空港から虹橋空港発の国内線に乗り継ぐ場合、4時間以上の乗り継ぎ時間が必要とされているので、航空券を検索する際に注意しましょう。また浦東国際空港と虹橋空港間には連絡バスが運航し、乗り継ぎ時に便利です。

羽田空港・成田空港
羽田空港と成田空港は、国内外の主要都市と東京を結ぶ定期便が発着し、日本国内でも最大の規模を誇る二大空港です。羽田空港は国内線・国際線あわせて3つのターミナルから構成され、24時間運用で早朝・深夜のフライトも多く設定されています。空港は機能性・快適性に優れ、カイトラックス (Skytrax) より5スターエアポートを獲得しました。成田空港は午前0時まで運用時間が延長されることになり、新規路線の開設や高需要路線の増便に期待が寄せられています。LCC専用の第3ターミナルも開設され、国内線・国際線間の乗り継ぎも便利です。

市内中心部－空港間のアクセス方法

浦東国際空港・虹橋国際空港
浦東国際空港は上海中心部から約30km離れていますが、市内からの交通アクセスが便利な空港です。空港には地下鉄2号線 (広蘭路駅で車両乗換) が乗り入れ、市内からは約40分で空港に到着します。また地下鉄2号線の龍陽路駅ではリニアモーターカーに乗り換えることも可能です。リニアモーターカーに乗車すれば龍陽路駅から空港まではわずか8分で移動できます。上海虹橋空港は上海中心部に比較的近く、地下鉄2号線・10号線を利用すると便利です。また上海市内から浦東・虹橋両空港までは空港バスも運行し、空港までの所要時間は1時間が目安。料金が安いのがメリットですが、時間帯によっては渋滞と重なるので時間には十分余裕をもって移動しましょう。

羽田空港・成田空港
羽田空港と成田空港は交通利便性が高く、都内中心部や首都圏各地からのアクセス手段も豊富です。羽田空港は国際線ターミナルに東京モノレール・京浜急行が乗り入れ、浜松町駅や品川駅から30分ほどで空港にアクセスできます。成田空港もJR成田エクスプレス・京成スカイライナーを利用すれば首都圏のターミナル駅から60～90分で空港駅に到着します。空港リムジンバスは路線数が多く、都内の主要ホテルやターミナル駅から羽田・成田空港行のバスが運行。銀座駅・東京駅からは片道1,000円で利用可能な成田空港行きの格安バスも利用できます。

(2019年4月時点の情報)

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