東京 羽田発→仙台行き飛行機・格安航空券・LCC

羽田空港から仙台行き ルートの基本情報

東京－仙台間はビジネス・観光ともに需要が高い区間ですが、東北新幹線の開通により定期便は就航していません。東日本大震災発生後に1日3往復の臨時便が設定され、被災地の早期復興・支援を目的に重要な役割を果たしました。現在は成田空港から仙台空港まで直行便が就航し、国際線からの乗り継ぎのほか、首都圏から仙台へのアクセス手段として多くの人に利用されています。

羽田空港－仙台 乗り継ぎルートと航空会社・LCC

伊丹乗り継ぎ
羽田－伊丹　JAL (日本航空) ・ANA (全日空)
伊丹－仙台　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・アイベックスエアラインズ (IBEX)

新千歳乗り継ぎ
羽田－新千歳　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・スカイマーク・エアドゥ (AIR DO)
新千歳－仙台　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・エアドゥ (AIR DO) ・アイベックスエアラインズ (IBEX) ・ピーチ (peach)

羽田－仙台間は直行便が就航していないため、航空便を利用する場合は伊丹・新千歳空港など国内の主要空港で飛行機を乗り継ぐ必要があります。乗り継ぎ便の航空会社が異なる場合は、乗り継ぎ時間を満たしているかの確認とあわせ、乗り継ぎ空港で荷物の預け直しが必要なケースもあるので、事前に利用条件を調べておきましょう。

定期便の便数

伊丹乗り継ぎ
羽田－伊丹　JAL (日本航空) ：15便、ANA (全日空) ：17便
伊丹－仙台　JAL (日本航空) ：8便、ANA (全日空) ：5便、アイベックスエアラインズ (IBEX) ：2便

新千歳乗り継ぎ
羽田－新千歳　JAL (日本航空) ：17便、ANA (全日空) ：18便、スカイマーク：7便、エアドゥ (AIR DO) ：11便
新千歳－仙台　JAL (日本航空) ：6便、ANA (全日空) ：4便、エアドゥ (AIR DO) ：2便、アイベックスエアラインズ (IBEX) ：2便、ピーチ (peach) ：3便

羽田－伊丹線、羽田－新千歳線は国内航空輸送における幹線という位置づけで、便数が多く設定されています。選択するフライトにもよりますが、最短で2時間35分で仙台空港に到着。新千歳経由の場合は2時間55分が最短所要時間になります。またエアドゥ・アイベックスエアラインズ運航便はコードシェア提携によりANA便名でも予約可能です。

その他のアクセスルート

羽田－仙台線は直行便が就航していませんが、近接する成田空港からは仙台空港行きの直行便が就航しています。仙台到着までの所要時間は1時間5分です。羽田空港と成田空港間はリムジンバスが運航しているので、成田空港発のフライトもあわせて検討してみましょう。

路線の概要・メリット

羽田空港発－仙台行き航空券の相場
大型連休や夏休みは旅行客が増えるため、航空券の相場が高くなります。早期に予約をすれば割引率の高い運賃が適用されるため、比較的リーズナブルな航空券も利用可能です。通常期の往復航空券は29,000～30,000円台が相場で、ピーク期になると往復で3万円を超える場合もあります。成田空港発の仙台行き直行便のほうが安い運賃で利用できるので、運賃を比較してみましょう。

路線の特徴
羽田－仙台線は東北新幹線の開通に伴い運行休止となりました。乗り継ぎ便は仙台到着までに時間を要するため、新幹線のほうが短時間かつリーズナブルです。ただし、マイレージやポイントを獲得するうえでは乗り継ぎ便はメリットが多いといえるでしょう。成田空港から仙台行きの直行便を利用するほうが、時間・費用ともに効率が良く便利です。

発着空港の概要

羽田空港
羽田空港は国内線45路線・国際線35路線の定期便が発着し、年間旅客数は約8,500万人です。国内線の1日あたりの発着回数は約1,000回という過密なダイヤが組まれ、国内線はJAL・JTA・ANAのほか、スカイマーク・ソラシドエア・スターフライヤーが乗り入れています。3つのターミナルから構成されていますが、第2ターミナルの一部が国内線・国際線共用施設となることから、サテライト (別棟) がオープンしました。ターミナルは機能性・快適性・利便性に優れ、スカイトラックス (Skytrax) の格付けで5スターエアポートを獲得。空港スタッフのサービス品質もよく、利用者からも高い評価を得ています。空港内のショップやレストランも充実し、空港限定スイーツや空弁などの品揃えも豊富です。

仙台空港
仙台空港は国内線11路線・国際線4路線の定期便が発着し、東北地方で最も規模の大きな空港です。2016年に空港の運営が民営化されてからLCCの誘致や新規路線の開設により利用者が増加し、年間旅客数は340万人を超えています。LCCのピーチも仙台空港を関西・那覇に続く拠点空港と位置づけ路線ネットワークを展開し、格安航空券の利用機会も拡大しました。2018年10月には新たにピア棟がオープン。国内線の出発ゲートが増設され、飛行機の離着陸が集中する朝・夕の時間帯も混雑が緩和し、旅客の導線もスムーズになりました。空港内のショップでは東北の名産品やずんだ餅などのお土産類も品揃え豊富です。

市内中心部－空港間のアクセス方法

羽田空港
羽田空港は都心部から約20km南に位置し、都心部や首都圏の主要スポットからの交通利便性が高い空港です。国内線ターミナルには東京モノレール・京浜急行が乗り入れ、浜松町駅・品川駅からは30分ほどで到着します。都内の主要ホテルやJR・私鉄のターミナル駅から羽田空港行きのバスが運行しているほか、羽田空港と成田空港間を結ぶバスも利用可能です。東京ディズニーリゾート地区・お台場・横浜・幕張地区発のバスもあるので、主要なコンベンション会場やレジャー施設からもスムーズにアクセスできます。車を利用する場合は、首都高速道路湾岸線・空港中央出入口から空港まですぐです。駐車場は第1ターミナルはP1・P2、第2ターミナルはP3・P4に分かれています。

仙台空港
仙台空港は仙台市中心部から直線距離で約13km南東に位置し、空港から仙台市内までは鉄道・バス・車が主な交通手段です。仙台空港アクセス線 (鉄道) の乗り場が空港ターミナルと直結し、快速を利用すれば仙台駅までは最短17分で到着。途中、名取駅ではJR東北本線・常磐線にも乗換可能です。空港バスは仙台駅・秋保温泉のほか、松島・平泉を経由して花巻温泉・花巻空港まで東北を縦断するバスも運行しています。福島・会津若松・山形・酒田・鶴岡など運行エリアも広域にわたっているので、東北主要都市への移動もスムーズです。車を利用する場合は仙台東部道路・仙台空港ICが最寄のインターチェンジで、空港から5～10分で移動できます。空港内には主要レンタカー会社5社のサービスデスクもあります。

(2019年5月時点の情報)

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