東京発→北京行き飛行機・格安航空券・LCC

東京から北京行き ルートの基本情報

中国・北京首都国際空港は成田空港と羽田空港から直行便が就航しています。中国と日本の首都を結ぶ路線で、旅行だけでなくビジネスでの需要も高い路線です。ワンワールド (oneworld) 、スターアライアンス (Star Alliance) 、スカイチーム (SkyTeam) に加盟するフルサービスキャリアが定期便を開設しています。

東京－北京 直行便を就航する主な航空会社・LCC

羽田－北京首都国際行き　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国国際航空 (エアチャイナ) ・海南航空
成田－北京首都国際行き　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国国際航空 (エアチャイナ) ・中国東方航空

JALとANAは日本を代表する二大航空会社で、キャビンの設備・機内サービス・ラウンジなどの空港施設などがトータルに評価され、スカイトラックス (Skytrax) より世界最高評価の5スターを獲得。羽田・成田の両空港から北京行きの直行便を就航し、エコノミー・ビジネスの2クラス仕様です。中国国際航空・中国東方航空・海南航空は、中国の四大航空グループを構成するメガキャリアです。中国国際航空は中国のナショナルフラッグ・キャリアで北京首都空港を拠点とし、中国東方航空は東京をはじめ日本国内16都市にも就航。海南航空は中国の航空会社として初めてスカイトラックスの5スターエアラインに選定され、サービス品質の高さに定評があります。

定期便の便数

羽田－北京首都国際行き　JAL (日本航空) ：2便、ANA (全日空) ：2便、中国国際航空 (エアチャイナ) ：4便、海南航空：1便
成田－北京首都国際行き　JAL (日本航空) ：1便、ANA (全日空) ：1便、中国国際航空 (エアチャイナ) ：1便、中国東方航空：1便

ANAと中国国際航空はスターアライアンスに加盟し、相互にコードシェアを実施。またJAL運航便は中国東方航空 (MU) 便名・中国南方航空 (CZ) 便名でも予約可能です。また羽田・成田の両空港は東京におけるマルチエアポート (同一都市の複数空港) として設定されているため、往路は成田－北京、復路は北京－羽田というフライトの組み合わせもできます。選択可能なフライトパターンが豊富でスケジュールの調整がしやすく便利です。

直行便以外のアクセスルート

東京から北京までは直行便を利用するのが一般的です。乗り継ぎ便を利用する場合は、ソウルを経由するルートがありますが北京到着まで7時間以上を要します。北京での滞在日数が限られている場合は、直行便のほうが時間を有効に使えます。

路線の概要・メリット

東京発－北京行き航空券の相場
年間を通して一定の需要がある路線で、シーズナリティによる価格差はそれほど大きくありません。エコノミークラスの往復航空券は43,000～45,000円台が相場です。夏休みなど旅行客の増える時期は往復6～7万円台までアップします。ピーク期も旅行日程を数日間スライドさせるだけで価格が下がる場合があるので、日程や時間帯など複数の条件で検索してみましょう。

路線の特徴
日本と中国の首都を結ぶフライトでビジネス需要の高い路線のひとつです。羽田－北京線は海南航空が早朝に北京に到着する便を設定し、北京に到着当日からフルに時間を活用したり北京で中国国内線への乗り継ぎも可能です。時差も少ないので普段の生活リズムを維持したまま北京でのビジネスや観光を楽しめます。

発着空港の概要

羽田空港・成田空港
羽田空港と成田空港 は国内・海外の主要都市と東京を結ぶ定期便が発着する国内でも最大級の規模を誇る空港です。羽田空港は空港施設の機能性・快適性・利便性が総合的に評価されスカイトラックス (Skytrax) の格付けで5スターエアポートを獲得しました。第2ターミナルの一部が国内線・国際線共用施設となることから、国際線ターミナルの名称が「第3ターミナル」に変更されることが決定。空港機能の強化による利便性の向上が期待されています。成田空港は開港後初めて運用時間が延長されることが決定し、新規路線の就航や増便が見込まれています。一部の航空会社で2020年より顔認証技術を利用した搭乗手続き (OneID) を導入予定。保安検査場や搭乗ゲートをウォークスルーで通過できるようになり、出発時の手続きがスマート化され便利になります。

北京首都空港
北京 首都国際空港は中国のみならずアジア最大規模の空港です。中国国際航空は北京首都国際空港を拠点に世界各国への路線ネットワークを構築しています。ターミナル1～3までの3つのターミナルによって構成され、ターミナル1は海南航空グループ、ターミナル2はスカイチーム、ターミナル3はスターアライアンスとワンワールド加盟各社が使用。各ターミナル間は無料シャトルバスが運行しています。2019年には北京郊外に北京大興国際空港が開港し、北京首都国際空港に乗り入れている航空会社の多くが移転する予定です。北京大興国際空港の開港後は、航空会社によって北京の発着空港が異なるため、航空券を検索する際に最新のスケジュールを確認してみましょう。

市内中心部－空港間のアクセス方法

羽田空港・成田空港
羽田空港・成田空港 は首都圏各地からの交通利便性が高い空港です。羽田空港国際線ターミナルは東京モノレールと京浜急行の乗り場が連結し、JR浜松町駅・品川駅から約30分で空港駅に到着します。成田空港も第1・第2ターミナルにJRと京成電鉄が乗り入れ、東京・新宿・品川・横浜・大宮駅から成田エクスプレスを利用すると60～90分で空港にアクセス可能です。京成スカイライナーの場合は、上野から最短51分で空港駅に到着します。都内の主要ホテルやターミナル駅から羽田・成田空港行きの直通バスが運行し、スーツケースなど荷物が多い場合もスムーズに移動できます。また自宅やオフィスからドア・ツー・ドアで空港まで移動できる定額制タクシー (事前予約制) も便利です。

北京首都空港
北京 首都国際空港は北京市中心部から約28km北東に位置し、市内中心部までの主なアクセス手段はエアポートエクスプレス・エアポートバス・タクシーです。エアポートエクスプレスはターミナル3、ターミナル2から乗車可能で東直門まで約30分で移動できます。エアポートバスは到着ロビーを出て正面から乗車可能で、北京市内の北京駅や王府井金宝街など主要スポットに停車します。バスは第3ターミナルが始発ですぐ満席になってしまうので、ターミナル1・2に到着する場合は一度ターミナル3に移動してからバスに乗車するのがおすすめです。タクシーは正規の乗り場から乗車しましょう。認可されているタクシーはナンバープレートが「京B」から始まります。北京市内中心部までの所要時間は30～60分です。

(2019年3月時点の情報)

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