富山発→ソウル行き飛行機・格安航空券・LCC

富山からソウル行き ルートの基本情報

富山とソウルには直行便が開設され、富山からはわずか2時間40分のフライトでソウルに到着します。LCCの運航便で格安航空券の利用機会が広がり、韓国からのインバウンド利用だけでなく、日本からソウルへのアウトバウンド需要喚起にもつながっています。

富山 － ソウル 直行便を就航する主な航空会社・LCC

エアソウル (Air Seoul)

エアソウルはアシアナ航空によって設立された格安航空会社 (LCC) でソウル 仁川国際空港・金浦国際空港を拠点に路線ネットワークを展開しています。すべての運航便でアシアナ航空とコードシェアを実施。アシアナ航空便名でも航空券の予約が可能です。富山－ソウル線は北陸地方初のLCCによる定期便として開設されました。日本国内には富山を含む12都市に就航しています。

定期便の便数

エアソウル (Air Seoul) ：週3便 (月・水・土)

季節運航で11～3月の冬季は運休になります。夏ダイヤでは週3便の運航ですが、曜日によって発着時間が異なるため、航空券予約時にフライトスケジュールチェックしておきましょう。季節運航再開時にはセール運賃が設定されるので、お得な航空券を利用できます。

直行便以外のアクセスルート

直行便が運休している冬ダイヤ期間は、国内・海外の主要空港での乗り継ぎ便が利用可能です。羽田空港で乗り継ぐ場合は、ソウル金浦国際空港行きのフライトに接続します。仁川国際空港へは羽田から成田空港まで空港移動を伴う乗り継ぎになり、ソウル到着までの所要時間は約8時間です。近接する新潟空港・小松空港からは仁川国際空港への直行便が就航しています。

路線の概要・メリット

富山発－ソウル行き航空券の相場
LCCでは需要動向や空席状況に応じて運賃を設定しています。連休や週末、夏休み期間は相場がやや高くなりますが、通常期は比較的リーズナブルな航空券を利用できます。直行便の場合、通常期の往復航空券は最安で19,000円台。夏休みなどの混雑する時期は往復28,000円台が相場になります。直行便運休期間は40,000円前後が平均的な価格です。

路線の特徴
富山は、立山黒部アルペンルート・黒部ダム・雪の大谷などスケールの大きな自然を感じられる観光名所が多く、日本だけでなく海外からの観光客も増加傾向にあります。富山発が夜便のため、韓国への復路便として利用するインバウンド訪日客の多い路線です。

発着空港の概要

富山空港
富山空港は国内線2路線・国際線4路線の定期便が就航し、年間旅客数は56万人にのぼります。国際線はソウル・大連・上海・台北の4路線でインバウンド利用客が多いのが特徴です。国際線を利用する場合は羽田空港でアジアや欧米路線にスムーズに接続します。空港は富山県の中央を流れる神通川の河川敷に建設され、飛行機の離着陸時には機内の窓から富山市内の街並みがよく見えます。空港の展望デッキからは雄大な立山連峰の姿を眺めることができ、空港に隣接する富山県総合体育センターでは飛行機の待ち時間にビリヤード・光線銃・卓球などで遊べます。空港内には新鮮な魚介が自慢の寿司店もあり、利用客から人気です。

仁川国際空港
仁川国際空港は世界各国の主要都市からの定期便が発着する韓国最大規模の国際空港です。韓国の首都ソウルの玄関口であるとともに東アジアを代表するハブ空港としても機能しています。日本からはソウル経由で中東・ヨーロッパ・オセアニア行きのフライトを利用する人も少なくありません。大韓航空・アシアナ航空は仁川国際空港を拠点空港とし、路線ネットワークを展開。2018年にオープンした第2ターミナルは自然と調和したスタイリッシュなデザインで、大韓航空をはじめスカイチーム (SkyTeam) の加盟航空会社便が発着しています。出発ロビーには自動チェックイン機や自動手荷物預け機が設置され、スマートかつスムーズな導線で利便性が向上しました。24時間空港のため、シャワールームや仮眠ができるカプセルホテルも併設されています。

市内中心部－空港間のアクセス方法

富山空港
富山空港は富山市中心部から10km圏内にあり、交通アクセスの便利な空港です。空港への主な交通機関はバス・車・タクシーです。富山駅からは空港連絡バス・タクシーを利用すれば約20分で空港ターミナルに到着します。北陸新幹線で長野方面から富山駅まで移動し、富山駅から空港連絡バスを利用すれば空港ターミナルまでスムーズにアクセスできます。富山駅・高岡駅・砺波駅からは一般タクシーのほか、乗合タクシー (事前予約制) も利用できます。車の場合は、北陸自動車道富山ICが最寄りのICで、空港まで約5分です。

仁川国際空港
仁川国際空港はソウル近郊の仁川広域市にあり、ソウル中心部からは約50km離れていますが、交通機関が発達しているので市内へのアクセスが便利です。第1・第2ターミナルには空港鉄道 (A’REX) の駅があり、ノンストップ便 (直通列車) は空港とソウル駅を最短43分で結んでいます。 各駅停車 (一般列車) を利用すると途中で金浦国際空港にも停車し、ソウル駅までの所要時間は53分です。空港リムジンバスは、ソウル市内の主要ホテルや観光スポットに停車するKALリムジンのほか、一般リムジンも利用できます。タクシーはメーター制の一般タクシーのほか、模範タクシーやインターナショナルタクシーは英語や日本語が話せるドライバーも多く、サービスに定評があるので安心です。ソウル市内のバスや地下鉄など公共交通機関の料金支払に利用可能な交通系ICカード「T-moneyカード」を購入しておくと便利です。

(2019年5月時点の情報)

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