東京発→バンコク行き飛行機・格安航空券・LCC

東京 (TYO) からバンコク行きルートの基本情報

東京とバンコクは「マルチエアポート」として同一都市に複数の空港が存在しています。東京には羽田空港と成田空港、バンコクにはスワンナプーム国際空港とドンムアン空港があり、フルサービスキャリアとLCCが路線を開設。スケジュールや費用にあわせてフライトを自由に選択できます。

羽田空港からはスワンナプーム国際空港へ、成田空港からはスワンナプーム国際空港とドンムアン空港へ直行便が就航しています。成田空港からドンムアン空港行きはLCCのフライトです。

羽田空港発－ バンコク スワンナプーム国際空港行きの直行便を就航する航空会社はJAL (日本航空) 、ANA (全日空) 、タイ国際航空の3社

JAL (日本航空) とANA (全日空) はスカイトラックス (Skytrax) より5スターエアラインを獲得し、キャビンの快適性や機内サービスの品質に定評があります。タイ国際航空では最新鋭の機材を積極的に導入し、機内Wi-Fiサービス (有料) も利用可能です。

ANAとタイ国際航空はスターアライアンス (Star Alliance) 加盟航空会社で、相互にコードシェア提携を実施しています。スワンナプーム国際空港では、ANA到着便からタイ国際航空国内線への乗り継ぎもスムーズです。

定期便の便数は1日7便

JALとANAはビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミー、タイ国際航空はファースト・ビジネス・エコノミーの3クラス仕様です。羽田－バンコク線は出張で利用する人も多く、プレミアムエコノミーやビジネスクラスも人気があります。

成田空港発－ バンコク行きの直行便を就航する航空会社は7社

JAL・ANA・タイ国際航空の3社は、羽田空港だけでなく成田空港からもスワンナプーム国際空港行きの直行便を運航しています。LCCのタイエアアジアX、タイ・ライオン・エア、スクート、ノック・スクートの4社はドンムアン空港に就航し、格安航空券が利用できます。

LCCのフライトを利用する場合、受託手荷物・事前座席指定・機内食はオプションサービスになり、希望するサービスのみ追加購入できます。成田空港からバンコク到着までは6時30分のフライトです。

定期便の便数はフルサービスキャリアとLCCあわせて1日最大10便

JAL・ANA・タイ国際航空3社あわせて6便のダイヤ編成で、タイ国際航空は1日3便の運航です。JAL・ANAはビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミーの3クラス、タイ国際航空便はビジネスとエコノミーの2クラスを設定しています。

LCC4社は成田－ドンムアン線をデイリー運航しています。LCCは需要動向に応じて増便や減便の対応をしているため、旅行日程によっては運航便数が変更になる場合もあるので、航空券を予約する際は最新のスケジュールを確認しましょう。

直行便以外のアクセスルート

成田－バンコク線は直行便を利用するのが一般的です。海外主要空港で飛行機を乗り継ぐ場合は、クアラルンプール・マニラ・台北・香港などでバンコク行きのフライトに乗り継げます。乗り継ぎ便はバンコク到着まで10～12時間近くかかるので、成田空港発の直行便を利用するほうが経済的です。

東京発－バンコク行き往復航空券の相場はLCCなら2万5000円

東京からバンコクまでは、航空会社・搭乗クラス・旅行日程などの条件により航空券の相場が異なります。羽田・成田空港からフルサービスキャリアのフライトを利用する場合、エコノミークラス往復航空券の相場は58,000～60,000円です。

LCCのフライトは、往復25,000円台が相場です。旅行客が増える大型連休や夏休みは価格が上昇し、LCCもフルサービスキャリアと同程度の価格になります。

発着空港の概要

羽田空港・成田空港
羽田空港はスカイトラックス (Skytrax) の格付けで5スターエアポートに選定され、空港ターミナルは快適かつ機能的で、国内線・国際線間の乗り継ぎもスムーズです。成田空港はLCCの就航路線が多く、日本だけでなくアジアのLCCも多数乗り入れています。

羽田空港は第2ターミナル (国内線・国際線共用) と第3ターミナルに国際線が発着しています。 成田空港・羽田空港では利用する航空会社や行き先ごとにターミナルが異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

スワンナプーム国際空港・ドンムアン空港
スワンナプーム国際空港はタイ最大の国際拠点空港で、アジア・中東・ヨーロッパ・アフリカ・オセアニアの航空会社が乗り入れています。タイ国際航空やバンコクエアウェイズの拠点空港でもあり、タイ国内線やアジア主要都市への乗り継ぎも便利です。

ドンムアン空港は、タイエアアジアやタイエアアジア X、ノックエアといったLCCの拠点空港でアジアの主要都市からの国際線をはじめ、タイ国内線も発着しています。なお、スワンナプーム、ドンムアンの両空港は全面禁煙となり、違反すると罰金が課せられるので注意しましょう。

市内中心部から羽田空港・成田空港へのアクセス方法

羽田空港と成田空港は首都圏各地からの交通利便性が高く、アクセス手段も充実しています。羽田空港へは運行本数が多く遅延の少ない「モノレール」、成田空港へは片道1,000円で利用可能な「エアポートバス東京・成田」がおすすめです。

羽田空港

• アクセス方法①　モノレール
  浜松町駅から羽田空港第2ターミナルまで最短18分 500円
  天王洲アイル駅か羽田空港第2ターミナルまで最短15分 500円円
• アクセス方法②　鉄道 (京浜急行)
  京急品川駅から羽田空港第1・第2ターミナルまで最短12分 300円
  京急蒲田駅から羽田空港第1・第2ターミナルまで最短5分 250円
• アクセス方法③　リムジンバス
  TCAT (東京シティエアターミナル) から羽田空港第2ターミナルまで約30分 840円
  バスタ新宿駅から羽田空港第2ターミナルまで約35分 1,250円
• アクセス方法④　タクシー
  千代田区から羽田空港まで約40分 6,100円～ (乗車エリアによって異なります)

成田空港

• アクセス方法①　鉄道
  【成田エクスプレス (JR) 】 東京駅から空港第2ビルまで最短50分 3,070円
  【スカイライナー (京成) 】 日暮里駅から空港第2ビルまで最短36分 2,520円
• アクセス方法②　バス
  【リムジンバス】　東京駅から成田空港まで約60～95分 2,800円
  【エアポートバス東京・成田】 東京駅から成田空港まで約60分 1,000円
• アクセス方法③　タクシー
  東京シティエアターミナル (TCAT) より成田空港まで 約120分 23,700円

スワンナプーム国際空港・ドンムアン空港から市内中心部へのアクセス方法

スワンナプーム国際空港とドンムアン空港は、バンコク中心部から20～30km離れたところにあり、空港から市内への主なアクセス手段は鉄道・バス・タクシーです。

スワンナプーム国際空港から市内までは空港公団によるリムジンタクシー、またドンムアン空港から市内まではエアポートシャトルバス (エアポート・リモバス・エクスプレス) の利用がおすすめです。料金はやや高いものの、支払いのトラブルもなく安心して乗車できます。

配車サービスUberはタイではサービスを終了していますが、Grabを利用できます。

スワンナプーム国際空港

• アクセス方法①　エアポートレイルリンク (Airport Rail Link)
  空港ターミナル地下スワンナプーム駅からパヤー・タイ (Phaya Thai) 駅まで約30分 45バーツ
  運行間隔は10～15分
• アクセス方法②　メータータクシー
  空港ターミナルから市内中心部まで30~1時間 250～300バーツ
  (運賃に加え配車手数料50バーツが加算)
  バンコク市内は渋滞が激しいため、時間を要する場合があります。
• アクセス方法③　リムジンタクシー
  空港ターミナル到着ロビーの受付カウンターで料金を支払ってから乗車。
  バンコク市街中心部まで約30分～1時間 1300バーツ～
• アクセス方法④　エアポートバス
  空港ターミナルビル1階を出て通りを渡ったバス停よりカオサン通りまで約1時間 60バーツ
  運行は6時～20時。運行間隔は20～30分。

ドンムアン空港

• アクセス方法①　タイ国鉄
  国鉄ドンムアン駅からバンコク駅まで40分～１時間 5バーツ
  
• アクセス方法②　エアポートバス
  ドンムアン空港からBTSモーチット駅まで約1時間 30バーツ
  ドンムアン空港からルンピニー公園まで約1時間 50バーツ
  ドンムアン空港から王宮前広場まで約1時間50バーツ
• アクセス方法③　エアポート・リモバス (Limo Bus)
  ドンムアン空港からカオサン通りまで約45~60分 150バーツ
  ドンムアン空港からシーロムまで約45～60分 150バーツ
  運行間隔は20～30分。
• アクセス方法④　メータータクシー
  ドンムアン空港から市内中心部まで約40～60分 300バーツ～ (運賃に加え配車手数料50バーツが加算)

(2020年4月時点の情報)

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