大阪発→秋田行き飛行機・格安航空券・LCC

大阪から秋田行き ルートの基本情報

大阪には伊丹空港と関西国際空港の2つの空港がありますが、秋田までは伊丹空港から直行便が就航しています。LCCの路線開設はありませんが、運航各社では早期購入割引運賃を設定しているので早めに予約をすれば格安航空券も利用可能です。

大阪－秋田 直行便を就航する主な航空会社・LCC

伊丹－秋田行き　JAL (日本航空) ・ANA (全日空)
関西－秋田行き　なし

JALはJ-AIR、ANAはANAウイングスによる運航で、JAL・ANAいずれもグループ傘下の地域航空会社です。J-AIRの使用機材はエンブラエル190で、小型ジェット機ながら広々としたキャビンです。座席にユニバーサルPC電源がセットされ、パソコンで仕事をしたりスマートフォンの充電もできます。ANAはボンバルディア社のターボプロップ機Q400による運航です。短中距離であればジェット機に匹敵するスピードで、機体から音波を出すことによりプロペラの騒音や振動を軽減。低い高度を飛行するので窓からの景色を楽しむこともでき、フライト中も静かで快適です。

定期便の便数

伊丹－秋田行き　JAL (日本航空) ：3便、ANA (全日空) ：3便
関西－秋田行き　なし

伊丹空港発の秋田行き直行便はJAL・ANAともに1日3便ずつの運航ダイヤで、ビジネスや観光に便利な時間帯のフライトです。JALはクラスJと普通席、ANAは普通席のみのモノクラスになります。また伊丹－秋田線、関西－秋田線を就航しているLCCはありません。

直行便以外のアクセスルート

大阪から秋田までは伊丹空港発の直行便利用が便利です。乗り継ぎ便を利用する場合は、羽田空港を経由するルートが利用可能です。伊丹－羽田線、羽田－秋田線は便数も多く設定されているので、羽田空港でスムーズに乗り継げます。乗り継ぎ便の場合、選択するフライトにもよりますが、秋田到着までは2時間50分～3時間のフライト。直行便なら1時間30分と短時間で移動できます。

路線の概要・メリット

大阪発－秋田行き航空券の相場
連休や旧盆期間、年末年始など混雑するピーク期は航空券の価格がやや高くなるものの、年間を通して相場が安定している路線のひとつです。通常期の往復航空券は12,000～13,000円台が相場。混雑する時期になると、往復27,000円近くまでアップすることもあるので、割引率の高い運賃が適用されるうちに早めに予約をすませておきましょう。関西国際空港発の場合、乗り継ぎ便の利用で往復航空券の相場は35,000円台です。

路線の特徴
ビジネス・観光いずれも一定の需要があり、平日はビジネス利用の割合が高い路線です。秋田新幹線の開通により東海道・秋田新幹線を利用することにより秋田まで移動できますが、航空便は移動時間が短く、早期に予約をすれば格安航空券が使えるので時間・費用いずれも効率的といえます。

発着空港の概要

伊丹空港・関西国際空港
伊丹空港と関西国際空港は大阪における二大拠点空港で、マルチエアポートとして空港の相互利用が認められています。伊丹空港は国内線のみの発着で、全国の主要都市と大阪を結ぶ33路線の定期便が発着。大阪市中心部に近い都市型空港で、ビジネス利用客の割合が高いのが特徴です。空港ターミナルの改修により出発・到着時の導線がスムーズになり、JALとANAのラウンジもリニューアルされました。関西国際空港は成田・中部国際空港と並ぶ国際拠点空港とし位置づけられ、国際線の就航都市は世界89都市に拡大。国内線・国際線ともにLCCの就航が多いのも特徴で、国内線は全体の半数以上をLCCのフライトが占めています。空港は24時間運用で、需要の高い路線は深夜・早朝便も設定されているのでビジネスや観光に便利です。

秋田空港
秋田空港は国内線4路線の定期便が就航し、年間旅客数は132万人を超えています。大型ジェット機の発着が可能な2,500m滑走路を有し、国際線チャーター便も発着。秋田新幹線の開通後は利用者が減少していますが、航空便は短時間で移動できることから一定の需要があります。空港では月に一度、秋田犬とふれあう機会があり、旅行客から人気です。空港内の「ラウンジロイヤルスカイ」は出発前だけでなく到着後の利用も可能で、気分転換をしたり仕事もできます。また国内線出発ロビーには秋田出身の漫画家・矢口高雄氏の原画をもとに制作された「釣りキチ三平・山魚女群泳」の陶板レリーフが設置され、記念撮影スポットとしておすすめです。

市内中心部－空港間のアクセス方法

伊丹空港・関西国際空港
伊丹空港は大阪中心部から距離的に近く、市内からのアクセスが便利な空港です。阪急線蛍池駅からモノレールに乗り換えれば大阪空港駅までわずか1駅。梅田からは30分ほどあれば空港まで移動可能です。空港リムジンバスも運行数が多く、大阪駅 (梅田) ・新大阪駅・なんば・あべの橋・近鉄上本町といったターミナル駅から空港行きのバスに乗車できます。関西国際空港は大阪市中心部から60km離れていますが、鉄道・バスを利用すれば1時間以内にアクセス可能です。空港ターミナルの正面にJRと南海の空港駅があり、JR特急はるかを利用すると京都から約75分・新大阪から約50分で空港駅に到着します。また南海ラピートなら、なんばから空港駅までは最短34分。空港リムジンバスは、大阪市内の主要駅をはじめ千里ニュータウン・泉北ニュータウン・神戸三宮・六甲アイランドからも乗車できます。海上空港と立地をいかし、神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船 (ベイ・シャトル) も便利です。

秋田空港
秋田空港は秋田市中心部から約25km南東に位置し、秋田市中心部までの主なアクセス手段は空港リムジンバス・タクシー・車 (レンタカー) です。リムジンバスは航空便の到着時間にあわせてダイヤが組まれ、秋田駅 (西口) までは約35分、県庁市役所前までは約45分で到着します。秋田市内をはじめ、角館・田沢湖・男鹿半島への観光に便利なエアポートライナー (乗り合いタクシー・事前予約制) も利用可能です。車 (レンタカー) の場合は、日本海東北自動車道・秋田空港ICが最寄りのICで山形方面にもアクセスできます。