東京 羽田発→北京行き飛行機・格安航空券・LCC

羽田空港から北京行き ルートの基本情報

北京は中国の首都であり、行政・金融・商業が発展している世界有数のメガシティです。羽田から北京までは直行便で3時間50分のフライトで、フルサービスキャリア4社が定期便を開設しています。万里の長城 (八達嶺) をはじめ観光スポットも多く、ビジネス・旅行いずれも需要の高い路線です。

羽田空港 (HND) －北京 直行便を就航する主な航空会社・LCC

JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・中国国際航空 (エアチャイナ) ・海南航空

JALとANAは、キャビンの快適性・機内サービス・ラウンジなどの空港施設がトータルに評価され、スカイトラックス (Skytrax) より世界最高評価の5スターを獲得。エコノミー・ビジネスの2クラス運航で利用者からの満足度が高く、国際線としては比較的短時間のフライトですがクオリティの高いサービスを体験できます。中国国際航空と海南航空は中国4大航空グループを構成するメガキャリアです。中国国際航空はナショナルフラッグキャリアでスターアライアンス (Star Alliance) に加盟しています。海南航空は中国の航空会社として初めてスカイトラックス (Skytrax) の5スターエアラインに選定され、8年連続で5スターを獲得しています。

定期便の便数

JAL (日本航空) ：2便、ANA (全日空) ：2便、中国国際航空 (エアチャイナ) ：4便、海南航空：1便

ANAと中国国際航空はスターアライアンス (Star Alliance) に加盟し、相互にコードシェアを実施。またJAL運航便は中国東方航空 (MU) 便名・中国南方航空 (CZ) 便名でも予約可能です。また羽田・成田の両空港は東京のマルチエアポート (同一都市における複数空港) として設定され、 (往路) 羽田－北京、 (復路) 北京－成田という旅程を組むこともできます。

直行便以外のアクセスルート

羽田空港から北京までは直行便を利用するのが一般的です。他の空港で乗り継ぐ場合は、中部国際空港・関西国際空港を経由するルートがありますが、北京到着までに5時間55分と直行便よりも時間を要します。海外空港の場合はソウル 金浦国際空港での乗り継ぎが可能ですが、こちらもソウルでの待ち時間も含めると5時間35分のフライトになります。直行便のほうが時間・費用の両面で効率がよく便利です。

路線の概要・メリット

羽田空港発－北京行き航空券の相場
年間を通してビジネス・旅行に一定の需要がある路線です。シーズナリティによって航空券の価格が変動します。通常期のエコノミークラス往復航空券は39,000円台が相場。8月の旧盆期間はピーク期になり、往復7万円台まで航空券の価格がアップします。旅行日程を数日間スライドしてピーク期を避ければ、価格が通常期と同じぐらいまで下がる場合もあります。

路線の特徴
日本と中国の首都を結ぶ路線で、ビジネス需要の高い路線です。早朝から深夜まで1日9便が設定され、深夜発の海南航空便は北京に早朝に到着。また午前便を利用すれば中国国内線への同日中の乗り継ぎもスムーズです。時差も1時間と短く、深夜や早朝便もふだんと同じ生活パターンを維持しながらビジネスや旅行ができるので便利です。

発着空港の概要

羽田空港
羽田空港は、国内・海外の主要都市と東京を結ぶ定期便が発着する国内最大規模の空港です。国内線45路線・国際線35路線の就航ネットワークを有し、年間旅客数は8,500万人を超えています。世界的にみても旅客数の多い空港で、国内線・国際線ともに過密なダイヤ編成です。空港施設は3つのターミナルから構成され、第2ターミナルの一部は国内線・国際線共用化が進められています。空港施設の機能性・快適性は利用者からの評価も高く、スカイトラックスの格付けで5スターエアポートを獲得。国際線ターミナル (第3ターミナル) は江戸の町並みをモチーフにデザインされたレストランやショッピングストリートがあり、江戸当時の日本橋を半分のスケールで復元した「はねだ日本橋」は旅行客から人気のスポットになっています。

北京首都国際空港
北京首都国際空港 はアジア最大規模を誇るメガ空港で、中国の首都・北京と世界の主要都市とを結ぶ定期便が多数発着しています。中国国際航空は北京首都国際空港を拠点とし、グローバルな路線ネットワークを展開。世界各国から90社以上の航空会社が乗り入れ、空港施設は3つのターミナルから構成されています。ターミナル1は海南航空グループ、ターミナル2はスカイチーム (SkyTeam) 、ターミナル3はスターアライアンス (Star Alliance) とワンワールド (oneworld) 加盟各社便が発着。各ターミナル間を結ぶシャトルバスが運行していますが、空港敷地が広大なため乗り継ぎ時間には余裕をもたせておくことが大切です。2019年9月には北京郊外に北京大興国際空港が開港。北京首都国際空港に乗り入れている航空会社の多くが移転し、新たな中国の玄関口として注目されています。北京大興国際空港の開港後は航空会社によって北京の発着空港が異なり、乗り継ぎなどの流れも変更になるので、航空券を検索する際に最新情報を確認しましょう。

市内中心部－空港間のアクセス方法

羽田空港
羽田空港は都心部から約20kmに位置し、都心部や首都圏各地からの交通利便性が高い空港です。空港ターミナルと東京モノレールや京浜急行の乗り場が直結し、浜松町駅や品川駅からは30分ほどでアクセス可能。品川駅では東海道新幹線やJRからの乗り換えも可能で、横浜・逗子・横須賀方面からは京浜急行も利用できます。空港リムジンバスは路線数が多く、新宿・渋谷・池袋・品川・銀座・横浜といったターミナル駅をはじめ、都心部の主要ホテルからも羽田空港行きのバスが運行しています。スーツケースなど荷物が多い場合もバスなら移動の負担が少ないので便利です。車の場合は首都高速道路湾岸線・空港中央出入口から空港駐車場まですぐにアクセスできます。国際線ターミナルに隣接する駐車場は24時間営業で収容台数は3,000台とゆとりがありますが、混雑する時期はWEBサイトからの事前予約がおすすめです。

北京首都国際空港
北京首都国際空港 は北京市中心部から約28km北東に位置しています。市内中心部までの主なアクセス手段はエアポートエクスプレス (機場快軌) ・エアポートバス・タクシーです。エアポートエクスプレス (地下鉄空港線) は第3ターミナル・第2ターミナルより三元橋駅を経由し、東直門駅まで25～35分でアクセスできます。東直門駅では北京地下鉄2号線・13号線の乗換駅で、北京市内各地へと移動可能です。エアポートバスは到着ロビー正面に乗り場があり、北京駅や王府井金宝街といった主要スポットに停車。バスは第3ターミナルが始発ですがすぐ満員になってしまうので、ターミナル1・2の到着便を利用する場合は、ターミナル3に移動してからの乗車が確実です。タクシーは必ず空港正規の乗り場から乗車しましょう。認可されているタクシーはナンバープレートが「京B」から始まります。北京市内中心部までの所要時間は30～60分が目安です。

(2019年5月時点の情報)

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