仙台発→長崎行き飛行機・格安航空券・LCC

仙台から長崎行き ルートの基本情報

仙台から長崎まで直行便は就航していませんが、国内主要空港で飛行機を乗り継ぐことにより長崎までアクセス可能です。乗り継ぎ可能な空港としては、伊丹・関西・神戸の関西三空港のいずれかの空港を利用すると長崎行きのフライトに接続します。関西国際空港で乗り継ぐ場合は、LCCのフライトも選択可能です。

仙台－長崎行乗り継ぎルートと航空会社・LCC

伊丹乗り継ぎ
仙台－伊丹　JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・アイベックスエアラインズ (IBEX)
伊丹－長崎　JAL (日本航空) ・ANA (全日空)

仙台－伊丹、伊丹－長崎の2区間とも、JALはJ-AIR、ANAはANAウイングスによる運航です。J-AIRとANAウイングスは主に国内線の地域路線の運航を担っています。JAL便はエンブラエル190による運航で、全座席にユニバーサルPC電源を配備。フライト中に機内でパソコンで仕事をしたり、スマートフォンの充電も可能です。ANAでは一部のフライトでプレミアムクラスも設定されているので、ゆとりのある座席でくつろげます。アイベックスエアラインズ (IBEX) も2019年4月より機内エンターテインメントサービスの提供を開始。手元のスマートフォンなどでIBEX厳選の動画サービスなどを視聴できます。

定期便の便数

伊丹乗り継ぎ
仙台－伊丹　JAL (日本航空) ：8便、ANA (全日空) ：5便、アイベックスエアラインズ (IBEX) ：2便
伊丹－長崎　JAL (日本航空) ：4便、ANA (全日空) ：3便

JALとANAでは仙台－長崎間の乗り継ぎ運賃を設定し、伊丹空港で長崎行きのフライトにスムーズに接続します。またアイベックスエアラインズ (IBEX) 運航便はコードシェアによりANA便名でも予約可能です。乗り継ぎ便を利用した場合、長崎到着までの所要時間は最短で2時間55分。選択するフライトによっては4時間35分ほどかかる場合もあるので、航空券を検索する際に乗り継ぎ待ち時間や発着時間も確認しましょう。

その他のアクセスルート

仙台から長崎までは伊丹空港で乗り継ぐほか、神戸空港・関西国際空港を経由するルートもあります。神戸空港経由はスカイマーク、関西国際空港経由はピーチのフライトが選択可能です。スカイマークで仙台－神戸・神戸－長崎の2区間を利用する場合、最終目的地の長崎までスルーチェックインもできます。なおピーチではスルーチェックインができないため、関西国際空港で荷物の預け直しが必要になるので時間に余裕をみておきましょう。

路線の概要・メリット

仙台発－長崎行き航空券の相場
大型連休や夏休みは旅行客が増えるため航空券の相場も高くなりますが、シーズナリティによる価格差はそれほど大きくありません。通常期の往復航空券は30,000～32,000円台が相場です。混雑する夏休み期間も往復39,000円前後で利用できます。選択するフライトによって所要時間や航空券の価格が異なるので、スケジュールや運賃を比較しながら旅行のスタイルにあった航空券があるか探してみましょう。

路線の特徴
ビジネス・観光ともに年間を通して一定の需要がある路線です。長崎は九州のなかでも人気の観光地ということもあり、週末や連休はやや混雑します。最も混雑する時期も日程を数日間スライドさせると運賃が安くなる場合があるので、航空券検索時にいくつか候補日程をしぼって運賃を比べてみましょう。早期購入割引運賃が設定されているので、早めの予約がお得です。

発着空港の概要

仙台空港
仙台空港は国内線11路線・国際線4路線の定期便が就航し、東北地方における拠点空港のひとつです。2016年に空港運営の民営化がスタート。新規路線の開設やLCCの誘致が行われ、仙台－神戸線、仙台－出雲線が新規に就航しました。LCCのピーチも仙台空港を拠点化し、路線ネットワークを展開。格安航空券の利用機会も広がり、年間旅客数は340万人にのぼります。2018年10月には新たにピア棟がオープンし、飛行機の離着陸が集中する朝夕の時間帯も混雑も緩和され空港の利便性が向上しました。空港内のショップでは牛タン弁当などの空弁も充実。ずんだ餅など東北ならではのお菓子も多く、出発前にショッピングも楽しめます。

長崎空港
長崎空港は国内線10路線・国際線3路線の定期便が発着し、年間旅客数は315万人を超えています。LCCの就航も増え、格安航空券の利用機会も拡大しました。また2018年に、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録され、観光需要を後押しし空港利用者も増加傾向にあります。五島福江・壱岐・対馬といった離島と長崎を結ぶ路線も発着。長崎空港は旅行客だけでなく地元の人たちの生活路線の拠点空港にもなっています。2019年1月には31年ぶりに国際線の新規路線として長崎－香港線が就航。アジアからのインバウンド訪日客も増えています。空港内では長崎ちゃんぽんや五島うどんなど地元のグルメが味わえるレストランをはじめ、カステラなどのお土産類も充実。出発前や到着後もさまざまな楽しみ方ができます。

市内中心部－空港間のアクセス方法

仙台空港
仙台空港は仙台市中心部から15km圏内にあり、市内から空港への交通アクセスが便利です。仙台空港アクセス線 (鉄道) が空港に乗り入れ、快速を利用すれば約17分で仙台空港に到着。空港ターミナルと乗り場が連絡通路でつながっているので、出発ロビーへもスムーズに移動可能です。快速が停車する名取駅ではJR東北本線・常磐線からも乗換られます。空港バスは東北地方各地から仙台空港行きのバスが運行し、仙台駅・秋保温泉のほか、花巻温泉・花巻空港から松島・平泉を経由する路線も利用可能です。また福島・会津若松・山形・酒田・鶴岡など近接する他県の主要都市と空港を結ぶバスも運行しています。高速道路を利用すれば東北各地から仙台空港までのアクセスもスムーズで、仙台東部道路・仙台空港ICから空港まではわずか5分。空港駐車場は24時間・年中無休で、平日も土日祝日も同一料金で利用可能です。

長崎空港
長崎空港は大村湾上の箕島を開発して建設された世界初の海上空港です。空港から長崎市中心部や佐世保・ハウステンボスへのアクセスも便利で、空港からの主な交通手段は空港連絡バス・車 (レンタカー・タクシー) ・高速船がよく利用されています。空港から長崎駅前・長崎新地ターミナル方面、ハウステンボス・佐世保方面、大村・諫早・島原方面の各地に空港連絡バスが運行。空港から長崎駅までは約45分、ハウステンボスまでは約55分が所要時間の目安です。また空港と佐世保駅みなと口を約55分で結ぶ乗合ジャンボタクシー (事前予約制) も移動の負担が少なくスムーズに移動できます。海上空港という立地条件を活かし、空港とハウステンボスを約50分で結ぶ高速船も利用可能です。

(2019年5月時点の情報)

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