東京 羽田発→大阪 関西国際行き飛行機・格安航空券・LCC

羽田空港 (HND) - 関西国際空港 (KIX) を就航する主な航空会社・LCC

羽田から関空行きの直行便を運行している航空会社は、全日空など3社で現在は1週間に97便が就航。スカイスキャナーで以下のエアラインが多く利用されています。

JAL (日本航空) ・ANA (全日空) ・スターフライヤー

JALは全席本革シートのJAL SKY NEXT仕様の機材を導入し、機内Wi-Fiサービスを利用できます。ANAは全便プレミアムクラスと普通席の2クラス運航で、羽田－関西線は短時間のフライトですがプレミアムクラスは出張利用のビジネスパーソンに人気があります。スターフライヤーは全席シートモニターがセットされているほか、座席にコンセントやUSBポートもセットされているので、PCやスマートフォンの充電も可能です。羽田空港にはLCCが就航していないため、羽田－関西線はフルサービスキャリアの運航便のみです。

定期便の便数

JAL (日本航空) ：3便、ANA (全日空) ：5便、スターフライヤー：5便

JALは1日3便の運航で、関空発のワンワールド加盟航空会社の国際線フライトにも乗り継ぎが便利です。ANAとスターフライヤーはコードシェアを行っているため、スターフライヤーの運航便はANA便名でも利用可能です。スターフライヤーの最終便は羽田発21時30分で、東京で夜までレジャーを楽しんだり、ビジネスなどの用事をすませてからでも出発に十分間に合います。

直行便以外のアクセスルート

羽田－関西空港は直行便を利用するのが一般的で、途中経由空港の設定はありません。

路線の概要・メリット

羽田空港発－関西国際空港行き航空券の相場
羽田－関西線はビジネス需要の多い路線でもあることから、シーズナリティによって航空券の価格が大きく変動することはなく、片道2万円前後が相場です。1～2月はやや旅客数が減ることもあり、15,000～17,000円台まで相場が下がります。早期購入割引運賃が適用される期間に予約をすれば1万円以下の格安航空券も利用できるので、早めに予約をすれば新幹線よりも安く早く移動できるメリットがあります。

路線の特徴
羽田－関西線は主要幹線のひとつで、旅行・帰省・出張などさまざまな目的で利用されています。関東圏と関西圏を結ぶ交通の大動脈でもあり、早朝から夜21時台まで便数も多く設定されています。関西国際空港は都心部から少し離れてはいるものの、梅田や千里ニュータウン・千里中央方面行きのバスも深夜まで運行しているので便利です。新幹線との競合路線のひとつで、短時間で移動できるメリットから飛行機を利用する人も多く、朝と夜便は人気があります。出張利用客が多いのも特徴で、出発直前になって便の残席状況が大きく変化する便もありますが、早期購入割引のほか出発3～1日前でも適用可能な割引運賃も設定されています。

発着空港の概要

羽田空港
羽田空港は国内最大級の規模の空港で年間旅客数は8,500万人 (平成29年度) を超え、世界の空港でも5番目に旅客数の多い空港です。2010年に国際線ターミナルの供用開始後は国際線の就航ネットワークも拡大し、インバウンド訪日客も増えています。国内線の就航路線は48路線で、大阪・札幌・福岡と東京を結ぶ幹線のフライトが数多く発着しています。スカイトラックス (Skytrax) より5スターエアポートに5年連続で選定され、空港設備の機能性とホスピタリティの高いサービスが評価されている空港です。羽田－関西線は新幹線との競合路線でもあり便数も多く設定されています。JAL (日本航空) とANA (全日空) はそれぞれ空港ラウンジを開設し、最終便出発まで営業。ANA LOUNGEは事前予約をすれば搭乗クラスに関係なく有料 (1回3,100円) で入室可能です。第1・２ターミナルともに有料のエアポートラウンジやPOWER ラウンジも営業しています。

関西国際空港
関西国際空港は伊丹・神戸空港とともに関西三空港と位置づけられています。三空港のなかでは唯一国際線が就航している空港で、アジア路線を中心に世界各地への定期便が運航しています。国内線・国際線ともにLCCの就航が多いのも特徴で、2017年にはLCC専用ターミナルが完成。国内線に関してはジェットスタージャパン・ピーチ・バニラエア・春秋航空日本の4社が就航し、ジェットスタージャパンとピーチ (peach) は関西国際空港を拠点空港としています。空港ターミナルが24時間利用可能であることからリムジンバスや高速船の運行時間帯も拡大され、深夜・早朝発の便を利用する場合もアクセスが便利になりました。

市内中心部－空港間のアクセス方法

羽田空港
羽田空港はモノレール・鉄道・リムジンバス・タクシーなど都心部からの交通手段が多く、アクセスが便利です。銀座・新宿・池袋・渋谷の主要ホテルや首都圏のターミナル駅から空港行きのリムジンバスが運行しているほか、横浜みなとみらい地区・東京ディズニーリゾートからも直通バスを利用できます。モノレールは浜松町駅が始発で運行間隔も短く、空港快速に乗車すると最短18分で国内線ターミナルに到着。モノレールは利用する航空会社によって駅が異なり、JALは空港第1ビル、ANAとスターフライヤー (関西空港行き) は空港第2ビルで降車します。品川駅からは京急エアポート快特を利用すると最短約16分で国内線ターミナルビルに到着。モノレールと京急はターミナルビルと駅が直結しており、改札を出てから出発階までスムーズに移動できます。

関西国際空港
関西国際空港からは大阪市内の主要スポットをはじめ、京都・神戸・奈良など関西主要都市へのアクセスが便利です。大阪中心部方面には大阪駅前 (梅田) ・近鉄上本町・心斎橋・なんば・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®へ空港リムジンバスが運行しています。また空港旅客ターミナルとJR・南海の関西空港駅は連絡橋でつながっているので、到着後も迷うことなくスムーズに乗り換え可能です。南海ラピートαに乗車すれば、なんば駅までは約40分、JR特急はるかは新大阪駅まで約50分、京都駅までは約75分です。また海上空港という立地条件から神戸空港行きの高速船ベイ・シャトルも運航し、神戸空港までの所要時間は約30分です。