札幌 新千歳発→香港国際行き飛行機・格安航空券・LCC

新千歳空港から香港行き ルートの基本情報

香港はアジアでも人気の観光地のひとつであるとともに、アジアの金融センターとしても発展しています。観光・ビジネスともに需要の高い路線で、札幌から香港までは5時間30分のフライトです。直行便を利用する場合は香港到着が夜になるので、空港からの市内までの移動手段などをあらかじめ確認しておくと、現地でスムーズに移動できます。

新千歳空港 (CTS) －香港 直行便を就航する主な航空会社・LCC

キャセイパシフィック航空・香港航空

キャセイパシフィック航空は香港のフラッグキャリアで、日本国内7都市に就航しています。アジア・太平洋・ヨーロッパ・北米・中東・アフリカの35か国90都市以上にネットワークを展開。ワンワールドの創設メンバーでもあり、ラグジュアリーなサービスは利用者の満足度も高く、スカイトラックス (Skytrax) の格付けで世界最高評価の5スターエアラインを獲得しています。香港航空は、香港国際空港を拠点に、アジア・オセアニア・アメリカ西海岸への定期便を就航。定時運航率の高さに定評があり、2018年の定時運航率は88.11%で、アジアパシフィック地域で1位、世界でトップ3社にランクインしています。

定期便の便数

キャセイパシフィック航空：週5便 (火・水・木・土・日) 、香港航空：週9便

キャセイパシフィック航空便はワンワールド (oneworld) のアライアンスパートナーでもあるJALとのコードシェア提携により、JAL便名でも予約可能です。また香港航空は運航曜日によって出発時間が前後するため、航空券検索時にスケジュールをチェックしましょう。キャセイパシフィック航空・香港航空ともに午後3～4時台のフライトで、香港には20～21時台に到着します。

直行便以外のアクセスルート

新千歳空港から香港国際空港までは直行便のほか、乗り継ぎ便も利用可能です。羽田・成田・関西・名古屋・福岡など国内空港のほか、台北桃園国際空港を経由するルートもあります。成田や関西空港を経由する場合は、LCCのフライトを利用することも可能。香港到着まで9時間近くかかりますが、格安航空券が使えるのが魅力です。

路線の概要・メリット

新千歳空港発－香港行き航空券の相場
シーズナリティによって運賃が変動するので、プライスアラート機能を使って航空券価格の動きに注目しておくと、リーズナブルな航空券を利用できます。大型連休や夏休みは、航空券の相場が高くなりますが、ピーク期も日程を数日スライドさせるだけで価格が安くなる場合もあるので、いくつか旅行日程の候補を決めて、価格を比べてみましょう。通常期のエコノミークラス往復航空券は、37,000円台が相場です。

路線の特徴
観光・ビジネスともに需要が高く、年間を通して人気の路線です。LCCは就航していませんが、フルサービスキャリアのフライトも割引率の高い運賃が設定されている場合もあるので、格安航空券の利用も可能です。キャセイパシフィック航空のフライトではエコノミー・プレミアムエコノミー・ビジネスの3クラス。出張利用客からはパーソナルなスペースが確保されたビジネスクラスも人気があります。

発着空港の概要

新千歳空港
新千歳空港は、国内線28路線・国際線19路線の就航ネットワークを有する北海道最大規模の空港です。国内航空輸送における基幹空港と位置づけられ、国内線の利用者は羽田空港についで多く、国際線とあわせると年間旅客数は2,300万人にのぼります。国際線はアジアへの路線を中心としたネットワークで、LCCの就航も多いのが特徴です。空港内には北海道産のミルクやチーズを原材料に使ったスイーツやお土産類が充実。映画館やテーマパーク、温泉などの施設も併設され、飛行機出発までの待ち時間も退屈することはありません。また国際線ターミナル4F (搭乗待合室内) のロイヤルラウンジでは航空会社専用ラウンジと有料ラウンジにエリアが分けられ、落ち着いた空間でゆったりくつろげます。

香港国際空港
香港国際空港は、東アジアのなかでも最大級の規模を誇る空港で、世界各国から120以上の航空会社が乗り入れ、220都市以上への就航ネットワークを展開しています。香港国際空港から飛行時間が5時間以内のエリアに世界の全人口の約半数が集中しているといわれ、人口が過密なアジアの主要都市をはじめ、欧州・中東・アフリカ・オセアニア・北米への定期便が就航。空港は2つのターミナルから構成され、ターミナル間の移動も便利です。空港ターミナルは機能性・快適性・利便性に優れ、利用者からの満足度も高く、スカイトラックス (Skytrax) の格付けで5スターエアポートを獲得しています。

市内中心部－空港間のアクセス方法

新千歳空港
新千歳空港は、札幌都心部から約40kmはなれた郊外に位置し、空港の敷地は千歳市と苫小牧市の両方にまたがっています。空港ターミナルにはJRが乗り入れ、JR札幌駅から快速エアポートを利用すると最短で37分で空港駅に到着。1駅となりの南千歳駅では、室蘭本線や根室本線からもスムーズに乗り換えられます。札幌都心部から空港行きのバスも路線数が多く、札幌市内の主要ホテルや地下鉄駅、大通・すすきの・中島公園といった主要スポットから空港行きのバスに乗車可能です。車の場合は、道央自動車道・新千歳空港IC、道東自動車道・千歳東ICが空港最寄りのICになり、各ICからは15～20分前後で空港にアクセスできます。空港駐車場は24時間営業で、収容台数は4,553台。大型連休や夏休み、年末年始は大変混雑するので、時間には余裕をみておきましょう。

香港国際空港
香港国際空港は、香港中心部の九龍や中環 (香港島) から約25km離れたクラップコク (赤鱲角) 島に隣接し、空港からエアポートエクスプレス (機場快線) ・エアポートバス・タクシーを利用すると市内までスムーズにアクセスできます。エアポートエクスプレスの乗り場は空港到着ロビーと直結し、終点の香港駅までの所要時間は約25分です。エアポートバスはA・E (空港周辺) ・N (深夜運行) の3系統があり、A系統は路線数が多く、香港中心部の主要スポットに停車します。香港市内での移動には交通系ICカードのオクトパスカード (八達通) を購入しておくと、香港MTR (地下鉄) ・バス・フェリーを利用する際に便利です。マカオへは高速船 (フェリー) のほか、港珠澳大橋 (HZMB) が開通し、ランタオ島 (大嶼島) の香港口岸までバス (B4バス) でも移動できます。

(2019年4月時点の情報)

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