大阪 関西国際発→シンガポール・チャンギ国際行き飛行機・格安航空券・LCC

関西国際空港からシンガポール チャンギ国際空港 ルートの基本情報

シンガポールは東南アジアの中でも人気の観光都市のひとつです。ショッピングやグルメだけでなくテーマパークなどレジャースポットも多く、大型連休や夏休みは家族旅行で訪れる人もたくさんいます。一方で世界の金融センターとしても発展しているので、出張利用客も多い路線です。フルサービスキャリアとLCCあわせて3社が運航し、格安航空券を利用することもできます。

関西国際空港 (KIX) －チャンギ国際空港 (SIN) 直行便を就航する主な航空会社・LCC

シンガポール航空・スクート (Scoot) ・ジェットスターアジア

シンガポール航空はシンガポールのフラッグキャリアで、チャンギ国際空港を拠点に32か国62都市に就航しています。ラウンジなどの空港施設・キャビンの設備・機内サービスのあらゆる面で洗練された品質の高いサービスを提供し、スカイトラックス (Skytrax) のレーティングで世界最高評価の5スターを獲得。さらにワールド・ベストエアラインを受賞し、利用者の満足度が高い航空会社です。スクートはシンガポール航空の出資によるLCCで、アジアやオセアニアへの路線を開設しています。ジェットスターアジアは、ジェットスターグループのひとつで、シンガポールを拠点に東南アジアの主要都市を中心にネットワークを展開しています。

定期便の便数

シンガポール航空：2便、スクート (Scoot) ：週4便、ジェットスターアジア：2～5便、

シンガポール航空は関西－シンガポール線をダブルデイリーで運航していましたが、2019年4月より毎日3便に増便されました。午前・夕方・深夜に1便ずつの運航で、深夜のフライトは仕事や学校が終わってからでも間に合う時間帯です。ジェットスターアジアは曜日によって便数が異なり、需要に応じたダイヤを組んでいます。スクートは直行便の就航は週4便ですが、高雄 (台湾) 経由、バンコク・ドンムアン (タイ) 経由シンガポール行きのフライトも利用可能です。

直行便以外のアクセスルート

関西－シンガポール線は直行便を利用するのが一般的ですが、バンコク (ドンムアン) ・クアラルンプール・マニラ・台北といったアジアの主要都市で飛行機を乗り継ぐルートも利用可能です。直行便を利用の場合は6時間45分のフライトですが、乗り継ぎ便の場合は9時間～12時間ほどかかります。

路線の概要・メリット

関西国際空港発－チャンギ国際空港行き航空券の相場
年間を通して航空券の相場が安定している路線で、シーズナリティによる価格差はそれほど大きくありません。エコノミークラスの往復航空券は、フルサービスキャリアは56,000～62,000円台、LCCは43,000～45,000円台です。フルサービスキャリアも割引率の高い運賃を設定しているので、旅行日程や選択するフライトによっても価格が異なります。週末の深夜発の便は人気があるので、早めの予約がおすすめです。

路線の特徴
観光・ビジネスともに年間を通して需要が高い路線です。平日は出張利用者が比較的多いものの、週末は旅行客が増えるのもシンガポール線の特徴といえます。大型連休や夏休みは旅行客で混雑する時期ですので、早めの予約がおすすめです。LCCは経由便も含めるとフライトの選択肢が多く、格安航空券が利用できます。

発着空港の概要

関西国際空港
関西国際空港は23か国84都市への就航ネットワークを有し、成田空港・中部国際空港とともに国際拠点空港と位置づけられています。国際線の年間旅客数は成田空港についで多く、2,100万人を超えています。LCCの就航が多いのも関西国際空港の特徴で、日本やアジアのLCC19社が乗り入れています。国際線は約4割のフライトがLCCの運航便で、LCC専用の第2ターミナルも建設されました。第1ターミナルのKIX AIRPORT LOUNGE (有料) をはじめ、24時間営業のコンビニやカフェもあるので深夜早朝便を利用する場合も便利です。

チャンギ国際空港
チャンギ国際空港は世界各国から100以上もの航空会社が乗り入れており、東南アジアを代表するハブ空港です。シンガポール航空のほか、傘下のシルクエア、スクートがチャンギ国際空港を拠点にグローバルなネットワークを展開しています。ターミナル1～4の4つのターミナルから構成され、ターミナル5も建設中です。2019年4月には新たな複合施設として「Jewel Changi Airport」がオープン。巨大な屋内公園や人工の滝などが作られ、話題のスポットになっています。空港ターミナル内はショップやダイニングも充実。機能性・利便性・快適性のすべてにおいて利用者からの評価が高く、スカイトラックス (Skytrax) の格付けではエアポート・オブ・ザ・イヤーを6年連続で受賞しました。

市内中心部－空港間のアクセス方法

関西国際
関西国際空港は大阪市中心部から約50km離れていますが、鉄道・空港リムジンバス・車・高速船といったアクセス手段が多く交通利便性の高い空港です。空港ターミナルの正面にはJR・南海の関西空港駅があり、連絡通路でつながっています。JR特急はるかを利用すれば新大阪駅から約50分、京都から約75分で空港に到着。大阪ミナミのターミナル駅なんばと関西空港を最短34分で運行する南海ラピートも利用可能です。また大阪駅 (梅田駅) をはじめ、上本町・なんば・OCAT・あべのハルカスといった主要スポットからは空港行きのリムジンバスが運行しています。神戸方面からは関西国際空港、と神戸空港を約30分で結ぶ高速船も便利です。

チャンギ国際空港
チャンギ国際空港から市内中心部までの主な交通手段は、MRT (鉄道) ・タクシー・エアポートシャトル・バスです。MRT (空港線) はターミナル2・3に駅があり、タナ・メラ駅で東西線に乗り換えれば市内中心部のシティホール駅まで約30分で移動可能です。エアポートシャトルは7人乗りの乗り合いタクシー (Maxi Cab) で各ターミナルの到着ロビーにサービスデスクがあり、市内の主要ホテル (セントーサ島・チャンギ ヴィレッジを除く) まで送ってもらえます。タクシーは市内まで約30分で移動できますが、深夜やピークタイムは割増料金が加算になるので注意しましょう。マリーナ地区やオーチャードロード周辺のホテルには、SBSトランジットのNo.36バスを利用すると便利です。

(2019年3月時点の情報)

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