札幌 新千歳発→ソウル 仁川（インチョン）国際行き飛行機・格安航空券・LCC

新千歳空港から仁川国際空港行き ルートの基本情報

札幌とソウルはいずれも観光都市として人気があり、LCCの就航が増えたことで旅行需要を後押しし、インバウンド訪日客の利用が多い路線のひとつです。フルサービスキャリアとLCCあわせて8社が路線を開設。スケジュールや予算、旅行のスタイルに合わせてフライトを選択できます。

新千歳空港 (CTS) －仁川国際空港 (ICN) 直行便を就航する主な航空会社・LCC

大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・ジンエアー・イースタージェット・ティーウェイ航空・エアソウル・ピーチ (peach)

大韓航空やアシアナ航空はエコノミークラスとビジネスクラスの2クラス仕様の機材で、出張利用客からはビジネスクラスも人気があります。LCC6社が定期便を運航し、フライトの選択肢も幅広く便利です。ソウル到着までは3時間のフライトで、LCCでは事前座席指定や手荷物許容量を追加オプションとして購入できます。

定期便の便数

大韓航空：週7便、アシアナ航空：週7便、チェジュ航空：週12便、ジンエアー：週7便、イースタージェット：週7便、ティーウェイ航空：週7便、エアソウル：週6便、ピーチ (peach) ：週7便

デイリー運航をしている航空会社が多く、ビジネスや旅行のスケジュールにあわせてフライトを選択できます。一部のLCCではスケジュールが変則的な場合もあるので、航空券を検索する際に発着時間をチェックしましょう。ピーチは夜22時台のフライトでソウルには深夜1時過ぎに到着するので、到着後の移動手段や過ごし方について事前に情報収集をしておくと安心です。

直行便以外のアクセスルート

新千歳空港からソウル 仁川国際空港までは直行便を利用するのが一般的です。乗り継ぎ便を利用する場合は、成田・関西・中部国際空港など国内の主要空港を経由するルートがあります。乗り継ぎ時間も含めるとソウル到着まで5時間以上を要することから、直行便のほうがより安く、早く移動できるので効率的です。

路線の概要・メリット

新千歳空港発－仁川国際空港行き航空券の相場
LCCでは需要動向や便ごとの空席状況に応じて運賃を設定しているので、シーズナリティによって航空券の相場が変動します。通常期のエコノミークラス往復航空券は17,000～18,000円台が相場です。フルサービスキャリアのフライトはLCCよりも3割ほど高めの運賃が設定されています。大型連休や夏休みは旅行需要が多くなるため、往復35,000円台まで相場がアップ。旅行日程を数日間スライドさせると1万円以上安くなる場合もあります。

路線の特徴
年間を通してビジネスや旅行に一定の需要があり、便数が多く設定されています。LCCの就航が増え、格安航空券の利用機会が拡大。往復2万円以下の航空券が利用できることから、連休や週末は混雑します。早期に予約をすると割引率の高い運賃が適用されるのでお得です。

発着空港の概要

新千歳空港
新千歳空港は北海道で最大の規模の空港で、年間旅客数は約2,300万人です。国内線28路線・国際線21路線の定期便が発着し、国内線航空ネットワークにおける基幹空港として機能しています。国際線はアジア線を中心に極東ロシア、ホノルルへの就航ネットワークを有し、アジアからのインバウンド利用客も増加傾向にあります。スターアライアンス (Star Alliance) ・ワンワールド (oneworld) ・スカイチーム (SkyTeam) に加盟するフルサービスキャリアをはじめLCCの乗り入れも多く、30社以上の航空会社が札幌発着の国際線を運航。空港内には映画館やテーマパーク、温泉などの施設もあり、出発前の時間も退屈することはありません。北海道ならではのラーメン店や北海道産の新鮮なミルクを使ったソフトクリームも旅行客から人気があります。

仁川国際空港
仁川国際空港は韓国で最大規模の国際拠点空港でソウルと世界178都市を結ぶ国際線定期便が発着しています。東アジアを代表するハブ空港としても機能し、世界各国より70社以上の航空会社が就航。日本国内25都市からもソウル行き直行便が運航し、仁川国際空港でヨーロッパ・中東・オセアニア行きのフライトへの乗り継ぎも便利です。空港内には無料で利用可能なシャワールームやトランスファーラウンジもあります。2018年には第2ターミナルがオープンし、大韓航空をはじめスカイチーム (SkyTeam) 加盟航空会社便が発着。自然や緑を随所に取り入れた開放的な雰囲気のターミナルで、スタイリッシュなカフェやレストランが多く、出発前や到着後の気分転換にもおすすめです。

市内中心部－空港間のアクセス方法

新千歳空港
新千歳空港は札幌市中心部から直線距離で約40km南東に位置しています。札幌都心部からはJR・バス・車で空港までアクセス可能です。空港ターミナルの地下にはJR新千歳空港駅があり、札幌駅からは快速エアポートを利用すると最短37分で空港駅に到着します。空港行き連絡バスは札幌都心部の主要ホテルや地下鉄駅、大通・すすきの・中島公園から乗車可能です。空港までの所要時間は55～65分が目安ですが、交通事情によっては80～90分ほどかかるので時間には余裕をみておきましょう。車を利用する場合は、道央自動車道・新千歳空港IC、道東自動車道・千歳東ICが空港最寄りのインターチェンジになります。

仁川国際空港
仁川国際空港はソウル市の中心部からは約52km離れたソウル郊外の仁川広域市にあります。ソウル市内までの主なアクセス手段は空港鉄道 (A’REX) ・リムジンバス・タクシーが利用可能です。第1・第2ターミナルの地下に空港鉄道 (A’REX) の乗り場があり、直通列車はソウル駅まで最短43分で移動できます。一般列車 (各駅停車) は金浦国際空港にも停車し、仁川・金浦の両空港間の乗り継ぎにも便利です。KALリムジン (バス) は市庁、江南・駅三、南山、蚕室の各方面への運行路線があり、ソウル市内の主要ホテルにも停車します。タクシーは一般タクシー (メーター制) ・インターナショナルタクシー (定額制) の2タイプがあり、インターナショナルタクシーには英語や日本語が話せるドライバーも多くサービスにも定評があります。ソウル市内の移動には交通系ICカードの「T-money」カードを利用すると、バスや地下鉄を利用する際の料金支払いがスムーズです。

(2019年5月時点の情報)

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