中部国際(セントレア)発→マニラ (ニノイ・アキノ)行き飛行機・格安航空券・LCC

中部国際空港 (セントレア) からマニラ行き ルートの基本情報

中部国際空港からフィリピンの首都マニラへはフィリピン航空のほか、LCC2社が定期便を開設しています。格安航空券が利用できるので、LCCのフライトは年間を通して人気です。フィリピン経済の成長にともない、マニラに進出している日本企業も多くビジネスでの渡航者も増えています。

中部国際空港 (セントレア) －マニラ 直行便を就航する主な航空会社・LCC

フィリピン航空・セブパシフィック航空・ジェットスタージャパン

フィリピン航空はフィリピンのナショナルフラッグとして、フィリピン国内線のほかアジア・オセアニア・北米路線への路線ネットワークを展開しています。サービスのクオリティも高く、フィリピンの航空会社として初めてスカイトラックス (Skytrax) より4スターエアラインに選定されました。セブパシフィック航空はフィリピン国内最大の航空会社で、LCCならではのリーズナブルな価格の航空券を提供しています。ジェットスタージャパンはジェットスターグループを構成するLCCで、中部国際空港をハブ空港に位置づけ、路線ネットワークを拡大中です。

定期便の便数

フィリピン航空：週7便、セブパシフィック航空：週7便、ジェットスタージャパン：週4便

フィリピン航空は午前便で、マニラまでは4時間10分のフライト。マニラ到着後同日中にフィリピン国内線に乗り継ぎ可能です。セブパシフィック航空とジェットスターは夜便でマニラには深夜に到着するので、空港からの移動手段や深夜乗り継ぎ時の過ごし方などを事前に調べておきましょう。

直行便以外のアクセスルート

中部国際空港からマニラまでは直行便を利用するのが最も便利です。香港・ソウル・台北などアジア主要空港での乗り継ぎも可能ですが、マニラ到着まで最短で8時間10分。LCCのフライトを利用すると直行便よりも安い航空券を利用できますが、時間に制約がある場合は直行便のほうがスムーズに移動できます。

路線の概要・メリット

中部国際空港 (セントレア) 発－マニラ行き航空券の相場
8～10月はレジャーシーズンになり旅行需要が増えるため、相場がやや高くなります。またLCCでは路線全体の需要動向や便ごとの空席などを考慮しながら運賃を設定しているので、旅行日程によって航空券の価格が異なります。通常期のエコノミークラス往復航空券は25,000～28,000円が相場。ピーク期は往復41,000円台まで価格がアップしますが、旅行日程を数日間前後させると通常期とほぼ同じぐらいの価格の航空券を利用できる場合もあります。

路線の特徴
中部－マニラ線は年間を通してビジネスや旅行に需要の高い路線です。ASEAN主要国のなかでも経済の成長が急速に進んでいることもあり、ビジネスなど業務での渡航も増えています。マニラ経由で離島行きのフライトに乗り継ぐ人も増えています。

発着空港の概要

中部国際空港 (セントレア)
中部国際空港 (セントレア) は成田空港・関西国際空港と同じく国際拠点空港と位置づけられ、国内・海外の主要都市と名古屋を結ぶ定期便が発着しています。2019年には第2ターミナルがオープン。国内線・国際線一体型でLCCのビジネスモデルにも適合した旅客導線になっています。メインターミナルもチェックインカウンターから搭乗ゲートまで上下の階層移動がほとんどなくターミナル内の移動もスムーズです。空港の機能性・快適性は利用者からの評価も高く、スカイトラックス (Skytrax) のリージョナルエアポート部門で5スターエアポートを獲得。空港内には飛行機が見える展望風呂やアミューズメント施設「FLIGHT OF DREAMS」も併設され、出発前もさまざまな楽しみ方ができます。

ニノイ・アキノ国際空港
ニノイ・アキノ国際空港はフィリピンの首都マニラにある国際空港で、日本からも直行便が就航しています。フィリピン航空とセブパシフィック航空はニノイ・アキノ国際空港を拠点にアジアを中心としてネットワークを展開。空港は4つの旅客ターミナルから成り立っていますが、乗り継ぎの利便性などはあまり考慮されていないため、ターミナル移動を伴う乗り継ぎにはスケジュールに余裕をもたせておく必要があります。空港内はエアラインラウンジのほかプライオリティパスで利用可能なラウンジも各ターミナルに開設されているので、出発前や乗り継ぎ時の待ち時間に利用可能です。またターミナル3から歩いて数分のところに「Resort World Manila」というショッピングセンターがあり、買い物やグルメも楽しめます。

市内中心部－空港間のアクセス方法

中部国際空港 (セントレア)
中部国際空港 (セントレア) は名古屋市の中心部から約35km南に位置し、名古屋市内をはじめ東海地区の主要都市からのアクセスが便利な空港です。名古屋駅から名鉄ミュースカイを利用すると、最短28分で空港駅に到着。名鉄金山駅・神宮前駅からもミュースカイに乗車可能です。空港バスは名古屋駅周辺や栄のほか、三河地区・三重・静岡方面発の路線も運行しています。海上空港という立地条件から伊勢湾を横断する高速船 (津エアポートライン) も利用可能です。車の場合は、知多横断道路・中部国際空港連絡道路 (セントレアライン) を利用すると、名古屋市内から30～40分でアクセスできます。

ニノイ・アキノ国際空港
ニノイ・アキノ国際空港は市内中心部から約5kmに位置しています。市内までダイレクトにアクセス可能な鉄道や地下鉄が開通していないので、都心部まではタクシーとレンタカーが主な交通手段です。タクシーはエアポートタクシー (黄色の車体) の利用をおすすめします。メーター制のため、念のため乗車後メーターのスイッチが使用されているかを確認しましょう。レンタカーは、事前に予約をしておくとスムーズに借りられます。空港から市内までは早ければ30分ほどでアクセス可能ですが、マニラは交通量が多く渋滞が慢性化しているため、時間には余裕をみておきましょう。

(2019年5月時点の情報)

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